投稿したユーザー : masumin01
「ガクチカはどのように書けばいいの?基本の構成が知りたい」
ガクチカは、学生時代に頑張った事・力を入れた事を企業にアピールする事です。
上手に説明できたか、というよりも就活生本人の気持ちや行動・過程を重要視しています。
魅力的なガクチカを伝えるには基本の構成を理解し、ポイントを抑える事で企業に評価されるガクチカを作ることができます。
こちらでは、ガクチカの構成のポイント・基本のステップを解説します。
企業に刺さるガクチカを作成する際に、特に重要なポイント5つをご紹介します。
ガクチカを作成する際には、まず結論から伝えることを意識しましょう。
なぜならば、学生時代にどんなことに取り組んだのか、どんなことを頑張ったのかについて伝えることで相手も内容を理解しやすく、聞きやすくなるからです。
例えば、「学生時代テニスサークルに所属し、全国大会を目標に毎日練習に励んでいました。」など、これから話すことについて簡潔に伝えるといいでしょう。
そうすることで、聞き手だけでなく自分も話しやすくなります。
結論は、あくまでも簡潔に伝えることがポイントです。
結論で簡潔に話した内容を、相手に伝わりやすいようにより具体的に伝えましょう。
「なぜ〇〇に取り組んだのか」「目標を達成するために取り組んだことについて」など、自分が一番伝えたい具体的なエピソードをアピールします。
目標達成のために取り組んだ内容・成功したことはもちろん、失敗などのエピソードについてもしっかりと伝えましょう。
失敗や困難に打ち当たった際に、どう立ち向かったのか・解決した方法については詳しく伝えることが大切です。
ガクチカは、学生時代に頑張ったことや力を入れたことです。
人によっては企業に伝えたいガクチカがたくさんある方もいるでしょう。
しかし、全てを伝えることは難しいので、どれをアピールするかを決め一貫性を持たせることが大切です。
あれもこれも・・・とアピールしたいことがたくさんあることは良いことですが、まとまりがないと企業側には何も伝わりません。
ガクチカを伝える際に、どのような結果が生まれたのかよりも、どのように結果に繋げたのかという過程を重要視しています。
特に、面接はしっかりと対策や練習を重ねていても、本番の緊張から頭が真っ白になることもあるでしょう。
そんな時でも諦めずに、自分が行ってきたガクチカをきちんと企業に伝えようという意思を持つことが重要です。
うまく説明できていなくても、自分が頑張ってきたことを最後まで伝える姿勢を見て判断してくれます。
ガクチカを作成する際には頑張ったことについてだけでなく、その経験から入社後はどのように貢献できるかについても伝えましょう。
企業はガクチカの内容から、社員としてその経験をどう活かすことができるのか、成長できるのかということを見ています。
「ガクチカの経験から〇〇を学び、入社してからは〇〇について貢献していきたいと考えています」というような言葉でアピールすることが大切です。
企業から高い評価を得るためのガクチカの構成について解説します。
以下の5つのステップを把握し、自分のガクチカを当てはめてみましょう。
先に述べたように、ガクチカを伝える際には結論から始まります。
結論から伝えることで、聞き手は聞きやすく、話し手はまとめやすくなるのでおすすめです。
結論は長くなりすぎず、簡潔に伝えることを意識しましょう。
結論を伝えたら、具体的な内容について説明します。
どうして〇〇に取り組んだのか・どのような課題があったのかについてを細かく伝えましょう。
ガクチカを行った理由や課題を知ることで、面接官はあなたの人柄や人間性について見極めています。
目的達成のための課題を見つけることができる人・目標を達成するために努力できる人などの評価基準になるため、とても重要なポイントです。
ガクチカの結論や理由・課題について述べたら、具体的な行動や目標達成するための過程について説明しましょう。
面接官は行動や取り組み方について最も重要視している部分であり、企業にアピールできるポイントです。
入社後、どんな活躍をしてくれるのか、どのような人柄なのかを判断する内容なので、しっかりと熱意を持って伝えましょう。
この部分では、ガクチカで失敗したこと・困難に打ち当たったことについても必ず伝えましょう。
失敗したことがない人や困難に打ち当たったことがない人は、優秀な人ではなく課題に気づかない人・失敗した際に対処法が分からない人という認識にも繋がります。
ガクチカを取り組んだ際の結果をアピールします。
驚くほどの成果が得られていなくても、自分なりに頑張った結果を素直に伝えましょう。
その結果をもとに企業は採用の有無を判断する場合もあります。
最後に、ガクチカを経てどんな学びを得たのかについて伝えましょう。
得たこと・成長できたことについて伝えることで、企業側は「入社後も活躍してくれるだろう」というところを判断します。
私は、学生時代に所属していたテニスサークルに力を入れました。
中高6年間テニス部に所属しており、県大会出場や優勝経験もあることから実力には自信がありました。
しかし、大学のテニスサークルはレベルが高く、1年間選抜メンバーに選ばれず悔しい思いをしました。
このままでは大会に出場することなく卒業してしまうと思い、自分の苦手なこと・できないこと・他のメンバーよりも劣ることなどを分析し、練習内容を見直しました。
これまでの練習は週に3回程度でしたが、毎日2時間の練習と自分のフォームなどを動画で撮影し、積極的に講師や先輩に指導をしてもらいました。
その結果、大会の選抜メンバーに選ばれ、大会では準優勝という結果を残すことができました。
優勝できなかったことへの心残りはありますが、原因を分析すること・改善策を探究することの大切さを学びました。
この経験をもとに、営業職でも分析・探究を追求し、日々精進しながら結果を残せる仕事をしたいと考えています。
ガクチカを作るには、構成がとても重要です。
アピールしたいガクチカがたくさんある場合は一貫性を持たせることを意識し、結論・理由・行動・結果など簡潔にまとめるところ・具体的にアピールすることをのメリハリを持って伝えましょう。
ガクチカは、学生時代に頑張ったことの過程の部分を最も重要視されています。
結果が全てではなく、その結果を得るためにどのような努力をしてきたのか、どのような経験を得たのかについてしっかりと企業にアピールしましょう。
ポイントや構成を抑えることで、企業に評価されるガクチカを作ることができます。