投稿したユーザー : masumin01
「就活するなら正社員以外に選択肢はないの?」
「正社員派遣って何?派遣社員とは違うの?」
就活生は正社員を希望する人がほとんどですが、中にはやりたいことが決まっておらず就職先に悩んでいる方も少なくないでしょう。
就活に悩んでいる人の中には派遣社員として働くことを選ぶ方もいますが、一口に派遣社員と言ってもその種類は様々であり、自分がどんな働き方を希望するかにより異なります。
自分が働きやすい環境を選ぶことが一番なので、いろいろな働き方を知り選択肢を広げてみましょう。
こちらでは、正社員派遣とはどのような働き方なのか、正社員派遣として働くメリットについてご紹介します。
正社員派遣とは、常用型派遣とも呼ばれ派遣会社の正社員として働く労働者のことです。
しかし、派遣会社が正社員として労働者を雇用しますが、働く場所は派遣先の企業ということになります。
派遣会社が正社員として労働者を雇用し、派遣先企業に派遣する労働形態になっており、その場合正社員と同等の福利厚生を受けられるようになっていることも特徴です。
それでは、派遣社員と正社員との違いについても見ていきましょう。
派遣社員として働く場合は契約期間が定められており、短期のものもあれば3年と長い期間派遣される場合もあります。
しかし、正社員派遣として働くなら雇用期間の定めがなく常時雇用という契約になるため定年まで働くことができます。
派遣社員は派遣先や契約期間によって給料が安定しないことがありますが、正社員派遣は期間が定められていないので安定して働くことができます。
これまでの内容を見ると、「正社員と同じでは?」と思う方もいるでしょう。
正社員との大きな違いは、雇用主と就業先の違いです。
正社員派遣の雇用主は派遣会社ですが、就業先は派遣先の企業です。
それに対して正社員は、雇用主と就業先は同じになります。
「一般的な正社員でもいいのでは?」
「正社員派遣として働くメリットが分からない」
こんな悩みや疑問を持つ方は、正社員派遣として働くメリットをしっかりと理解した上で自分に合った働き方を検討してみましょう。
正社員派遣として働く場合、収入が安定していることが一つの大きなメリットです。
一般的な派遣社員として働く場合は雇用期間が決まっているため、収入も派遣先によってばらつきがあります。
しかし、正社員派遣は雇用期間が定められておらずきちんと保証されているため、自分から派遣先企業を辞めない限り定年まで働くことができます。
そして、正社員派遣として働く場合、通常の正社員と同等の福利厚生が適用されるので、ボーナスや昇給制度を設けている企業もあるため給料アップの待遇を受けることもできます。
しかし、企業によって制度が異なる場合もありますので、各企業に派遣される前に確認が必要です。
先に述べたように、正社員派遣は同じ会社で長く働くことができます。
自分から辞めない限り定年まで働くことができるので、長期的に働きたい方におすすめの労働形態です。
一般的な派遣社員は、派遣期間が原則として3年以内と制限されていることもあり、不安定になりがちですが定年まで働けることは精神的な安定にも繋がるでしょう。
正社員派遣として働くなら、派遣会社でキャリアアップのための研修を行うことがあります。
スキルアップのための研修などを受けることで、自分自身のキャリアアップに向けた計画も立てやすいことが特徴です。
また、長期的に派遣先で働くことができるので、企業に慣れてきた頃にさらに高度な業務を任される可能性もあります。
業務によっては専門的なスキルを身につけられる場合もあり、経験を積むことでキャリアアップが可能になります。
正社員派遣として働く場合、大手企業で働ける可能性もあります。
大手企業の場合、新卒と経験者の人材のバランスを調整するために、正社員派遣を活用する企業は少なくありません。
大手企業で働く際には、仕事環境が充実していることや高待遇を受けられること、キャリアアップの機会があるなど、様々なメリットがあります。
しかし、企業によっては正社員よりも自己管理能力やスキルが求められることもあるため、派遣先企業に応募する前に業務内容やスキルなどの条件をしっかりと確認することが重要です。
正社員派遣として働くなら、次の派遣先を探している間も給料が支払われます。
正社員と同様に無給の期間がないため、精神的・経済的な不安を感じることは少ないでしょう。
正社員派遣として長く勤務していると、スキルや実績によっては正社員として登用される可能性もあります。
長く同じ企業で働くことは同じでも、正社員として働くことでさらなる高評価を得られたり、キャリアアップを目指しやすくなるメリットがあります。
正社員派遣として働くメリットを理解した上で、正社員派遣の働き方が向いている人の特徴についてみていきましょう。
このような特徴を持つ人は、正社員派遣としての働き方が向いていると言えるでしょう。
正社員と同等の福利厚生を受けられるといっても派遣社員なので、様々な企業で経験を積みたい方にとってはおすすめの働き方です。
また、大手企業に応募したが不採用になってしまった場合は、正社員派遣として採用される可能性もあるため自分が求めていた会社で働ける可能性もあります。
最近では人材不足の影響から、新人研修の時間を設けない企業も増えています。
そんな中で、しっかりとした研修制度がある企業で働きたい方にとっても正社員派遣は最適な会社であると言えるでしょう。
このように、正社員派遣として働きながら正社員を目指したり、自分の生活スタイルに合わせた働き方を選ぶことで上手に仕事と向き合うことができます。
「やりたいことが決まらない」「希望していた企業に採用されなかった」という方でも、“正社員派遣”を上手に活用し将来設計を立てることができます。
正社員派遣として働くメリットと、向いている人の特徴についてご紹介しました。
正社員派遣は派遣会社に正社員として雇用され、派遣先企業には定年まで働くことができます。
また、安定した給料が出るなどメリットがたくさんあります。
最近では働き方の多様化から一般的な正社員だけでなく、それ以外の働き方を選択する人も増えています。
いろいろな仕事に挑戦したいが安定した収入も欲しい人・大手企業で働きたい人など、それぞれの希望に合わせて働き方を選んでみましょう。