施工管理はきつい?派遣で働くデメリットは?正社員との違いも解説

就職活動
2023.05.24
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投稿したユーザー : masumin01

「施工管理の仕事はきついって本当?」

「施工管理の派遣として働くなら残業も少ないしいいんじゃない?」

施工管理は、工事現場の予算や施工・役所の手続き・安全面など工事に関わる全てのことを管理する仕事です。

資格などが必要ないので未経験や新卒でも始めやすいことがメリットですが、「仕事がキツい」と言われていることも事実です。

「施工管理の仕事がキツいなら派遣でもいいかな?」と考える方もいるでしょう。

こちらでは、施工管理の仕事がキツいと言われる理由や、施工管理の派遣のデメリットについてご紹介します。

施工管理の仕事は何がきつい?

施工管理の仕事がキツいと言われる理由は、残業が多い・労働時間が長い・休日が少ないなどが挙げられます。

また、正社員の特徴として転勤や出張が多いことや勉強すること・覚えることが多いなどがあり、「給料が見合っていないのでは?」と感じる人もいるようです。

職種により様々な働き方がありますが、労働時間と見合った給料をもらいたいと思うのは自然なことですよね。

このようなことから、施工管理の正社員ではなく派遣社員として働くことを選ぶ人もいます。

しかし、施工管理の派遣社員として働くことにはたくさんのメリットがありますが、一方でデメリットがあることも理解する必要があります。

施工管理 デメリット

施工管理の派遣として働くデメリットは?

施工管理は正社員として働くよりも、派遣として働く方がプライベートな時間を確保できるなどのメリットがあります。

しかし、デメリットが多いこともしっかりと理解しましょう。

社員よりも待遇が劣る可能性がある

施工管理の仕事は、正社員と派遣社員では待遇に差が出てしまうことがあります。

派遣の場合、時給で給料が換算されるので正社員のように毎月決まった給料は発生しません。

さらに、福利厚生やボーナス面でも待遇が劣る可能性があります。

派遣が任される仕事はサポート業務が多い

派遣社員が任される仕事といえば、

  • 現場の清掃・整理
  • 現場の見回り
  • 事務作業
  • トラブル対応
  • 現場の写真撮影
  • などがあり、基本的に正社員のサポート業務としての仕事が多くなります。

    施工管理の正社員とほぼ同じような仕事内容ですが、重要な仕事は任されにくいといえます。

    責任が少ない業務なのでメリットにもなりますが、スキルアップしたい人にとってはデメリットになるでしょう。

    雇用期間が定められている

    派遣社員は、契約期間があり最長でも同じ職場で働く期間は3年と定められています。

    現場に慣れてきた頃に契約終了になることもあり、次の現場を紹介されるので同じ現場で働くことはできません。

    また先に述べたように、雇用期間が定められていることから仕事内容もサポート業務が多くなることも仕方ないことかもしれません。

    収入が安定しない

    派遣社員は一つの現場で働く期間が定められており、契約期間が終了すると次の現場に派遣されます。

    現在では建設業界全体が人手不足ということもあり、すぐに派遣先を紹介してもらいやすい環境ですが、状況によっては仕事がない場合もあります。

    このようなことから、施工管理の派遣は収入が安定しないというデメリットがあります。

    収入は、景気により大きく左右されることを理解しておかなければいけません。

    スキルアップしにくい

    雇用期間が定められていることから重要な仕事は任されないことが多く、ほとんどの仕事がサポート業務になるためスキルアップはしにくいです。

    施工管理としてスキルアップしながら長く働くなら、派遣として始めるよりも正社員として働くことがおすすめです。

    教育環境が整っていない

    施工管理の派遣として働く場合は、基本的に教育環境が整っていないことが多いです。

    派遣の仕事は、期間が決まっているため教育しても育つ前に契約終了となってしまいます。

    重要な仕事は施工管理技士などの正社員に任せるので、派遣社員から施工管理技師を目指すのであれば積極的に質問し学ぶ必要があります。

    しかし、派遣会社によっては研修期間が設けられている場合もあります。

    新卒で施工管理の派遣として働くのであれば、研修が設けられている会社を選ぶといいでしょう。

    全てが収入として入るわけではない

    派遣社員は、自分が働いた分が時給換算され給料に反映されます。

    しかし、働いた分が全て入るのではなく、派遣元からマージンが抜かれた給料が入ります。

    「働いているのは自分なのに」と不満に感じることもありますが、派遣元は派遣社員が常に働けるよう営業をかけたり、マッチングを行っているのです。

    「何もせずにマージンだけ取られている」という考えは間違いで派遣元があるから仕事ができるのですが、デメリットと感じる人もいるでしょう。

    施工管理 派遣会社 選ぶコツ

    施工管理の派遣会社探しのコツとは?

    デメリットでもあったように、正社員と比較をすると待遇が劣ることやスキルアップが難しいなど様々なことが挙げられました。

    しかし、派遣会社によって待遇や研修などの内容が異なります。

    できるだけいい派遣先で働きたいなら、以下のようなコツを意識してみましょう。

    派遣会社の研修制度がある

    派遣社員は、新卒であっても派遣先に派遣されいきなり仕事を任されることもあります。

    このようなことを避けるために、派遣会社で研修制度を設けている会社を選ぶことがポイントです。

    研修制度が整っていれば施工管理の基礎を学ぶことができるので、ある程度の知識を身につけてから派遣先に挑むことができます。

    また、派遣先の企業でトラブルが発生した場合のサポート体制なども確認しておくといいでしょう。

    派遣会社がどれくらいの案件を抱えているのか

    派遣の仕事は、派遣会社の規模や案件の数によって異なります。

    求人数が少ない派遣会社の場合、自分に合う仕事が見つからなかったり、派遣先がなかなか紹介してもらえない可能性もあります。

    大手ゼネコン企業・中小ゼネコン企業など、幅広い案件を抱えている派遣会社ならある程度安定した収入を得ることができます。

    実際に見ることができる求人数の他に派遣会社独自の案件を抱えている場合もありますので、求人数だけでは判断しにくい場合もあります。

    その場合は、これまでの実績や規模などにも注目してみましょう。

    アフターフォローの内容も確認する

    最近の派遣会社は、派遣社員と担当者との面談や派遣社員同士のイベントなどを開催する会社もあります。

    手厚いフォローがあることで、社員も安心して仕事をすることができますよね。

    派遣会社も社員獲得のためにサポート体制やアフターフォローなど様々な対策を行っているので、いくつかの会社を比較してみましょう。

    施工管理の派遣として働くデメリットを把握し自分に合った働き方を選ぼう

    派遣の施工管理で働く際のデメリットについてご紹介しました。

    施工管理の仕事自体がキツいと言われていますが、派遣社員として働く場合正社員よりも責任のある仕事を任されることは少ないです。

    しかし、契約期間が定められていることやサポート業務が多いことなど、いくつかのデメリットがあります。

    メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握した上で、派遣の施工管理として働けるのかということを検討してみましょう。

    将来設計を考えながら、自分に合った働き方を選ぶことが重要です。

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