【例文付き】エントリーシートの特技・趣味欄の書き方とは?

就職活動, エントリーシート
2022.04.04
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投稿したユーザー : agentgate

「エントリーシートの趣味・特技欄に何を記入すればいいの?」

「趣味・特技欄に書くことがない場合は空欄でいいの?」と疑問に思っている就活生も多いのではないでしょうか。

エントリーシートは、企業に志望動機や自己PRなどを伝えるために重要な役割を担います。

そんなエントリーシートの中には趣味・特技欄が設けられていることがあり、何を記入すべきか悩んでいる就活生も多いのが実状です。

そこで今回は、エントリーシートの趣味・特技欄に記載すべき内容を解説します。

この記事を読むことで、記入時に気をつけるべきポイントや、効果的なアピール方法を理解できるようになるため、ぜひ参考にしてみましょう。

エントリーシート4

エントリーシートの趣味・特技欄とは?

エントリーシートは自己PRやガクチカ、志望動機などさまざまな項目で構成されています。

企業の中には、趣味・特技欄を設けているところもあります。

一言で書くタイプのエントリーシートもあれば、文章で記入する場合もあります。

エントリーシートに記載した趣味・特技について、面接でエピソードを求められることもあり、他の項目と同様に、趣味・特技欄にどのようなことを記入すべきか悩んでいる人が多いです。

それでは、企業はどうして就活生に対して趣味・特技の質問をするのでしょうか。

次の章で確認してみましょう。

趣味・特技欄を適当に記入すると、面接で上手く説明できなくなります。

他の項目と同様に記入する内容をしっかりと吟味することが大切です。

エントリーシートに趣味・特技欄を設けている理由とは?

ここでは、企業がエントリーシートに趣味・特技欄を設けている理由を紹介します。

人となりをイメージするため

企業がエントリーシートに趣味・特技欄を設ける理由として、人となりをイメージしたいからということが挙げられます

趣味や特技は、どのようなことに興味があるのか、一つのことに対してどのように取り組んでいるのかなど、候補者の人となりが反映されるものです。

例えば、趣味に「海外旅行」と記入すれば、海外のカルチャーや言語に興味があったり、新しいことを経験するのを好んだりなどのイメージを与えることができます。

このように企業は就活生の人となりを知るために、趣味・特技について質問するのです。

面接のアイスブレイクで話すため

趣味・特技は、面接の初めにアイスブレイクのトピックとして扱われることがあります。

企業との慣れない面接で緊張してしまい、思っていることを100%伝えられない就活生が多く存在します。

企業としては普段通りの就活生の様子や考えを見たいと思っているため、就活生の緊張をほぐすためにアイスブレイクとしてエントリーシートに記載されている趣味・特技の話をするのです。

趣味・特技であれば、就活生自身が好きなことなので、緊張せずに話せる雰囲気を作ることができます。

物事への取り組み方を判断するため

企業は趣味・特技から就活生の人となりだけでなく、物事への取り組み方を判断しようとしています。

特技に関しては、どれくらい継続しているのか、どのような方法で向上しようとしているのかなどを判断することが可能です。

例えば、走ることが得意で5年以上練習を続けていると回答すれば、継続性をアピールすることができます。

もちろん、趣味に関しても就活生がどのような興味・関心を持っており、どのような活動を行っているかについて理解を深めることができます。

業務の適性を理解する

エントリーシートの趣味・特技欄を通して、業務の適性を判断されることがあります。

就活生の興味・関心に適した業務があるケースがあるためです。

例えば、海外旅行や語学が趣味の学生は、グローバル人材として活躍できる可能性があります。

近年はグローバル展開する企業も増加しているため、趣味・特技から海外への興味・関心を知ろうとする企業も多いのです。

このように企業はエントリーシートの趣味・特技欄から就活生に対して理解を深めようとしているのです。

企業が趣味・特技欄を設けているのには、それなりの理由があります。

意味もなく記入したり、嘘を書いたりすると必ずボロが出てしまいます。

しっかりと自分の人となりや物事への取り組み方が伝わる書き方を目指しましょう。

エントリーシートの趣味・特技欄に書く内容

エントリーシートの趣味・特技欄にはどのような内容を記載すればいいのでしょうか。

就活生の中には合否判定で有利になるように、業種内容と近いものを選んだり、少し情報を盛って記載したりする人も見受けられます。

しかし、面接で趣味や特技について深く質問されることがあるため、自分で答えられないような内容は避けるべきです。

一見、業種や職種に直接関係なさそうな趣味や特技であっても、取り組み方などをアピールすることはできるため、事実に基づいた内容を記載するようにしましょう。

企業にアピールしたいがために虚偽の内容を記載してしまい、面接で上手く回答できないとなるとマイナスな評価につながるでしょう。

エントリーシートの趣味・特技欄の書き方

ここでは、エントリーシートの趣味・特技欄の書き方を紹介します。

特技を一言で述べる

まず、相手に自分の趣味や特技が一目で伝わるように一言で記載することを心がけましょう。

余白がある場合は、一言述べた後に説明を追加していきます。

例えば、「大学2年時からプログラミングスクールに通い、〇〇の資格を取得しました。」など、最初に一言で趣味や特技を記載すると分かりやすくなります。

ただし、記入スペースが広いのに一言だけの記載だと、物足りなさを感じさせてしまいます。

記入スペースに合わせて、どれくらいの文量にするかを考えるようにしましょう。

数字を入れる

趣味や特技を使って、自己アピールしたい人は、数字を入れると相手に具体性が伝わりやすくなります。

どれくらいの期間続けているのか、どれくらいの実績を残しているのかなどの説明を加えて、相手にとってわかりやすい内容を目指すことが大切です。

例えば、「ピアノを〇年続けている。」と記載した方が「ピアノを長年続けている。」と記載するよりも具体的にイメージしやすくなります。

数字が入れられない場合は、無理して入れる必要がありませんが、数値化できそうな部分には数字を使うようにしましょう。

簡潔に述べる

趣味・特技欄だけでなく、エントリーシート全般に当てはまることですが、簡潔に述べることが重要です。

エントリーシートの記入欄はスペースが限られており、言いたいことをまとめきれていないと、相手にとって読みづらい文章になってしまいます。

文章がどうしても長くなってしまう人は、要点をしっかりと絞りましょう。

まず趣味・特技が何なのか、どのようなことをアピールしたいかを考えてみましょう。

記載する内容が決定したら文章化していきますが、長くなりすぎないように、読み手のことを考えて文章を作成しましょう。

エントリーシート全体に言えることですが、読みづらい内容は審査官に敬遠されてしまいます。

簡潔、かつ具体的に記載内容が伝わるようにしましょう。

エントリーシートの趣味・特技欄を書く際の注意点

ここでは、エントリーシートの趣味・特技欄を書く際の注意点を紹介します。

空欄にしない

エントリーシートの趣味・特技欄を空欄にしないように注意しましょう。

記載内容がないからといって空欄にしてしまうと、モチベーションが低いイメージを持たれてしまい、マイナスな評価がついてしまいます。

特筆すべきことが見つからない人も、普段の生活を振り返ることで何気なく続けていることが分かったり、周りの人に意見を聞くことで自分のイメージを確認したりできます。

「特になし。」もしくは空欄で提出する前にしっかりと自分自身を分析することが大切です。

マイナスなイメージのものを書かない。

当たり前のことですが、マイナスなイメージのものを書かないように注意しましょう。

エントリーシートの趣味・特技欄は、就活生の人となりを見るために設けている企業も多く存在するため、あまりイメージがよくない内容だとマイナスな評価につながりやすくなります。

例えば、ギャンブルや犯罪をイメージさせるような行為など、社会的な信頼度を避けるような内容は避けることをおすすめします。

企業は就活生を採用するのに多額のコストを費やしています。

わざわざコストをかけてまで社会的信頼の低い就活生を雇用しようとは思わないのです。

単語のみは避ける

アンケートなどの趣味・特技欄には単語のみで答えることが多いですが、エントリーシートの場合は、単語にプラスアルファで説明を加えるようにしましょう。

企業は、就活生の趣味・特技から、物事への取り組み方や興味・関心を探りたいと考えています。

単語だけで述べても、物事への取り組み方や興味・関心を読み取るのは難しく、内容が希薄であると判断されてしまうのです。

もちろん、スペースがない場合は説明しなくてもよいですが、説明できる場合は企業にアピールできるように説明を加えるようにしましょう。

空欄にしない、マイナスなイメージのものを書かないなどは、基本的なルールです。

エントリーシートを読む人のことを考えて、自分の魅力が伝わるように工夫しましょう。

エントリーシートの趣味・特技欄の記入例

エントリーシートの趣味・特技欄の記入例を紹介します。

100字の場合

「私の特技は、ライティングです。アルバイトでWebライターとして1年間活動しており、基本的なライティングスキルやSEOに関する知識を身につけました。現在では、自分でブログを書いています。」

「私の趣味はトレーニングです。部活動でサッカーを10年以上続けており、自主練習の一環としてトレーニングを実施しています。部活動を引退した現在でも、休日になると友達とジムに通っています。」

200字の場合

「私の特技は、英語と中国語を話せることです。私は小学校低学年から高校3年生まで親の仕事の都合で台湾に住んでいました。台湾に住んでいた頃は現地の学校に通っていたため、自然と英語と中国語を身に付けることができました。このため、TOEICでは900点を取ることができ、現在では英会話塾で英語を教えています。その塾では、担当のクラスを持たせてもらうことができ、中国語も教えています。」

「私の趣味は読書です。本好きな母の影響で小学校低学年の頃から本を読むことが好きでした。知らないことを本から吸収することが好きで、1ヶ月に10冊以上本を読みます。小学校・中学校の時には、読書感想文で表彰され、大学では文学部に入り、読書感想文のコンクールで入賞することができました。読書が好きで、現在では図書館でアルバイトをしています。本に囲まれながら仕事ができることに喜びを感じています。」

相手にマイナスなイメージを与える内容や書き方は悪印象を与えるだけです、自分の長所をアピールできるような内容を分かりやすく記載するようにしましょう。

企業に向けて効果的なアピールをしよう

今回の記事では、エントリーシートの趣味・特技欄に何を記載すべきか分からない人に向けて、エントリーシートの趣味・特技欄に記載すべき内容や注意点を解説しました。

アイスブレイクのネタとして使うため、就活生の人となりを見極めるためなど、エントリーシートに趣味・特技欄を設けている理由は企業によって異なります。

しかし、趣味・特技を記入する際は、読み手にとって分かりやすく、重要なポイントが明確に伝わるように心がけることが大切です。

記載内容が思い浮かばないという人も、日常生活を振り返ることで、アピールできるポイントを見つけられるので、自己分析をしっかりと実施して、納得のいくエントリーシートを完成させるようにしましょう。

ヒトテクノロジーでは、エントリーシートの魅力的な書き方についてアドバイスを行っています。

エントリーシートの特技の欄に何を書けば良いのか分からないという人も的確にアドバイスを行います。

また、エントリーシート以外にも就活のことで悩んでいる場合も相談することが可能です。

悩みを解消して就活を成功させたいと考えているならばぜひヒトテクノロジーに相談してみましょう。

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