エンジニア向けのインターンシップの内容・選考を突破するコツを解説します

就活準備, 就職活動, インターンシップ, 企業研究
2022.12.30
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投稿したユーザー : agentgate

理工学系の大学や大学院での学んだ専門知識を活かして、将来はエンジニアとして活躍したいとお考えの方も多くいらっしゃることでしょう。インターンシップはエンジニアとしての実際の業務内容を事前に経験・体験できる貴重な機会です。インターンシップ期間中に学ぶこともたくさんあるので、エンジニアを目指される方は積極的に参加することをおすすめします。今回の記事ではエンジニア向けのインターンシップの種類や内容、選考を突破するためのコツなどをまとめました。エンジニア系のインターンシップの参加を検討されている方、ぜひ参考にしてください。

エンジニアが働く業界について

まず、エンジニアが活躍できる主な業界について解説をします。エンジニアは専門的な知識、スキルを活かして活躍できる職種です。活躍できる業界も複数あります。インターンシップ参加の前に、業種・業界をチェックしてみましょう。

ハードウェア業界

ハードウェア業界は電子機器など目にみえる実際の製品を扱います。ハードウェアの身近なものとして、パソコン、ゲーム機器、家電などが挙げられます。特に最近の家電製品はインターネットと繋がっているIoT家電などが増えており、メカエンジニアだけではなく、ITエンジニアでもハードウェア業界での活躍の場面も多くあります。

ソフトウェア業界

エンジニアが活躍する代表的な業種としてソフトウェア業界が挙げられます。コンピューターで色々な処理を行うためのプログラムを構築します。スマートフォンやパソコンで動かすアプリケーションソフト開発が代表的ですが、パソコンの基盤システムであるOS(オペレーション・システム)を開発する場合もあります。顧客から依頼されてソフトウェアやシステムを開発する場合と、パッケージ商品を開発する場合と形態も様々です。

IT・インターネット業界

インターネットを利用した各種サービスを開発・提供しています。Webページの作成はもちろん、SNS・Webショッピング、サブスクリクションサービスなどインターネット業界が扱うサービスは生活に欠かせないものになっています。インターネット業界はサービスの対象によって、BtoC企業とBtoB企業に分かれます。プラットフォームの開発や保守・維持管理など業務内容も多岐にわたります。

情報通信サービス業界

情報通信の種類として、固定電話などの固定通信・携帯電話やデータカードなどの移動通信・インターネット接続を扱うISPなどが挙げられます。インターネット通信が社会インフラの一つとなっており、保守や整備などの通信の安定を保つ仕事や通信速度を上げるための新サービスの開発・提供のための研究も行っています。年々利用が増えているクラウドサービスを提供しているのも情報通信サービス業界の企業です。

エンジニア向けインターンシップの内容

続いて、エンジニアが参加するインターンシップの主な内容について紹介します。専門スキルを活かせる実践的な内容が多く、実際の業務内容を経験できます。

システム開発・運用

ビックデータなど分析・解析するシステムなどを扱っている企業では、そもそもの解析システムの開発とその運用を行う業務をインターン生が任されます。最初は、トラブル対応を行い、その後システムの開発や実装までの一通りの流れを経験することが多いです。現役のエンジニアの先輩社員による指導を受けることができ、現場の経験やノウハウを吸収できる貴重な経験を積むこととなるでしょう。

アプリケーション開発

Web関連の企業では実際のアプリケーション開発の補佐を行うインターンを募集しています。大学や大学院でプログラミング言語を多少触ったことがある人であれば、業務をこなせることができるでしょう。デザイナーなどの他の職種のインターンシップ生と連携して、一つのプロジェクトを進める経験も積むことが可能です。

Webページ作成

インターネット業界のインターンではWebページの作成を経験することが可能です。顧客の要望に沿ってWebのデザインを考える、Webデザイン部門、利用者がWebアプリなどを快適に使用できるための仕様や仕組みなどを開発するフロントエンジニア部門に分かれWebページを構築していきます。先輩社員の指導のもと、Web制作のノウハウを吸収することで、スキルアップを図ることができます。

インターンシップの選考に通るために行うこと

エンジニア系のインターンシップには参加しようと思っても全員が参加できるとは限りません。まずは選考に通るための準備をする必要があります。企業によっては本選考よりインターンシップ参加の倍率の方が高いという場合もあります。ここではインターンシップの選考に通るためのコツや準備すべきことについて解説します。

エントリー・シート(ES)でポイントを抑える

インターンシップに参加するに当たって、最初に行うこととして、応募の際に提出するエントリーシートの内容を充実させることです。

インターンシップの参加動機や問題意識、インターンシップ期間中にどんなことを学びたいか、自己PR、インターンシップに参加するに当たっての熱意を伝えます。エントリーシートでは、大学で学んでいる専攻内容(エンジニアにとって役にたつ分野)やIT業界に関しての可能性や業界について等をしっかり調べ、自身がこの業界に適性があるということなど、自分を売り込む内容を書き込み、シートを仕上げましょう。

プログラミングの学習を行う

エンジニア系のインターンではプログラミング作業を実際行うので、プログラミングのスキルがある程度求められます。大学や大学院で、学んでいる方以外も参考書などで学んだり、プログラミングスクールに通ったりなど、インターンシップ参加前にしっかり学習を進めることで、選考に通る可能性も高められます。

エンジニア系のインターンシップの探し方

インターンシップに参加するためにはどんな方法で探すのが良いでしょうか?ここでは代表的な探し方について、紹介します。

サイトを活用する

自分にあったインターンシップを探す上で多くの就活生がサイトを活用しています。総合的な就活サイトから情報を得ることも、できますが、特におすすめなのは、エンジニア向けに特化したインターシップ情報を扱うサイトの利用です。エンジニア専門サイトに掲載される情報は技術職の募集に限定されることも多く、より自分の興味にあったインターンシップ情報を得ることができるでしょう。

大学の募集を見る

インターンシップの募集情報は大学のキャリアセンター・就職支援課などでも得ることが可能です。大学へインターシップ情報を提供している企業は、その大学のOBOGエンジニアも多く在籍しているということもあり、インターンシップに参加してOBOGとの繋がりを得やすくなるというメリットもあります。

エンジニアインターンに関するよくある質問

エンジニアのインターンシップに参加するにあって、よくある質問について以下紹介します。

大手のインターンに参加したほうがいい?

大手企業のインターシップは、人気も高く、選考を突破するだけでもかなり大変です。応募しても必ずしも参加できるとは限りません。志望度合いが高い企業であれば、採用試験に有利になることもあるので、参加した方がいいですが、「大手のインターンシップだから」という理由だけで応募をするのであれば、あまりおすすめできません。大手かどうかという理由より、インターンシップ先でどんなことを学べるか、エンジニアとして、よりスキルアップができるかどうかという視点でインターンシップ先を選びましょう。

長期インターンのほうがおすすめ?

長期間のインターンシップでは、その企業の業務内容や、職場の雰囲気をより深く知ることが可能です。志望度合いが高く、そのまま、その企業で就職をしたいという考えがある方であれば、インターンシップも長期間のモノのがおすすめです。長期インターンシップは時間もとられるので、幅広くいろんな業界や企業を見たいのであれば、短期インターンシップを複数参加するという方が効果的です。

インターンシップに参加するメリット

エンジニアにとって、インターンシップに参加するメリットは多々あります。自身のプログラミングスキルを駆使した実践的な業務の経験ができ、専門知識やスキルを多く吸収することが可能です。アルバイトと異なり、実際に働く社員と同じ内容の業務を行うため、自分の将来像も描きやすくなります。

エンジニアの仕事内容の理解が深まる

実際の会社での仕事内容は、企画、提案、プログラミング作業、保守、開発など様々な工程や種類があります。業務の全体を経験することで、仕事の理解が深まり、今まで意識していなかった自分にあった職種を新たに見つけることもできるでしょう。

視野が広がる

今まで想像していた仕事内容以外の業務内容など、インターンシップで新たに経験することも多くあり、参加することで業種・職種研究も深まり、視野も広がります。エンジニアとしての可能性も広がり、就活する上でも応募先の選択肢を増やすことができることでしょう。

エンジニアとしてのスキルを磨くことができる

企業で行われる実際の業務を経験する中で、エンジニアとして必要なスキルを磨くことができます。先輩エンジニアから直接、指導を受け質問をする中で、座学では学ぶことの出来ない生きたスキルが身につきます。

インターンシップでエンジニアの第一歩を踏み出そう

エンジニア系のインターンシップでは実際のエンジニアである先輩社員と同じ仕事を行います。就職する前のタイミングで実践的なプログラミングなどの実務経験を積むことも可能です。また、インターン期間での取り組みが評価されれば本採用の可能性も高まります。エンジニア系のインターンシップで実践的なプログラミングを学び、経験を積むことでエンジニアへの一歩を踏みだしましょう。

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