【企業研究】不動産業界のお仕事研究 職種・種類・適性・役立つ資格を紹介

就活準備, 就職活動, インターンシップ, 企業研究
2022.11.27
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投稿したユーザー : agentgate

今回の記事では、不動産業界の業種、職種について紹介していきます。

不動産業界と言っても仕事の内容は多岐に渡ります。

仕事の種類を知って、自分にあったお仕事をぜひ、見つけましょう。

皆さんの就職活動の参考にしてください。

不動産業界・企業とは

不動産業界とは、土地・建物に携わる業界・企業を指します。
大規模な商業施設やビルやマンション、リゾート施設を開発するデベロッパー、注文住宅や建売用住宅の建設を扱うハウスメーカーのように建築を担当する企業(ゼネコン)。

物件の販売や賃貸などを仲介を行う不動産仲介業者や、戸建てやマンションを販売する住宅販売業者、不動産物件を管理する管理会社など種類は多岐に渡ります。

不動産業界の種類

ここでは、詳しく不動産業界の業種について紹介します。土地・建物に様々な側面で関わる企業が不動産業界を構成しています。

設計・建設・施工

物件の設計、建築、施工を担当するハウスメーカーやデベロッパー。ハウスメーカーは、顧客の要望に合わせての注文住宅や建売用の住宅の設計、建築を担います。

デベロッパーの役割としては、開発する土地を購入し大規模な施設や建物を企画し建設、施工を担います。大手ゼネコンが担当することが多いです。(都市開発のような大規模事業など)

販売・賃貸

不動産仲介業者や、不動産販売業者が担当するのが「販売・賃貸」です。アパートなどの紹介、仲介などを中心に行う、街の不動産屋さんから、大規模な住宅販売会社まで業態は様々です。

宅建業の届出が必要で、宅建士という資格者を事業所に配置する義務があります。

管理

不動産所有者の持っている物件の管理を担当するのが管理業者の役割です。管理業務は多岐に渡りマンションやアパートの入居者の対応やトラブルが発生した時の対応、建物の維持・補修・清掃、テナント入居の募集など、たくさんの役割を担っています。

不動産オーナーに代わって不動産管理会社が代わりに管理業務を行っているのです。不動産会社が保有している建物だけでなく、各自治体公共施設の管理や運営を担当する管理会社もあります。

不動産業界の職種

続いて不動産業界の主な職種について紹介します。他の業界と共通する職種、不動産業界特有のお仕事内容など様々です。

営業

不動産業界で一番多い職種です。

営業の種類としてマンションなどの販売営業、売買仲介、賃貸仲介、法人営業など様々な内容に分類されます。

新入社員は、まずは営業職を担当するケースが多いです。国家資格である宅建士資格を持っていると資格手当がつく場合もあります。

企画・開発

企画・開発とは販売する商品を仕入れたり、製造すると言うイメージです。

不動産会社でいう商品は土地や建物となるので、企画・開発は大規模事業になる場合が多く、自治体や複数の取引先企業と合同のプロジェクトを立ち上げて推進していきます。

不動産会社でも花形な職種で、調整力やマネージメント能力などが求められる業務です。

バックオフィス

総務、労務、人事等、企業経営の中で不可欠な部門を担当する職種を、バックオフィスと呼んでいます。

不動産業界は扱う商品も高額かつ、不動産登記簿、契約書や書面で管理すべき重要な書類などを扱うことも多く、総務・庶務部門の役割がとても重要と言えます。

経理業務などは数字の正確性が求められ、人事・総務なども細かい仕事をコツコツ丁寧に行うことが必要です。

バックオフィス系の業務は正確かつ、効率的に行える人が向いていると言えます。

不動産業界に向いている人

ここでは、不動産業界は、どんな人が向いているかを紹介します。

精神的にタフな人

扱う商品が高額なため、営業をしても最初は成果があがらず、結果が出るまで、営業活動を続ける必要があります。

上司や周りからのプレッシャーもあり、精神的な強さ、タフさが必要です。一生に一度の買い物なので、顧客も真剣になり、時には厳しい意見を受けることも。そんな環境でも前向きに過ごし、メンタルを保てる人は長く仕事を続けられることでしょう。

向上心がある人

不動産業界は成果を出せば、出しただけ対価としての報酬を得られることが多く、実力があれば、若くして高収入を達成することも可能です。目的意識を持って自分の実力を伸ばし、困難な状況でも立ち向かえる強い向上心がある人は不動産業界に向いていると言えます。

対人関係能力が高い人

不動産業界は営業職はもちろんですが、企画・開発部門も含め、人に関わる機会がとても多いです。様々な関係者との調整が必要な場面も多く、単純なコミュニケーション能力ではない、人との接し方が求められます。会社の利益を守りつつ、相手の考えも取り入れる難しい対人関係調整力が高い人がより活躍が期待されます。

コツコツ努力できる人

専門的な知識が必要な場面も多く、日々業務に関して学ぶ姿勢が求められます。与えられた仕事をコツコツ地道にこなし諦めず努力できる人は不動産業界に向いています。

不動産業界で受かる!志望動機

不動産業界で受かるための志望動機のポイントを紹介します。不動産業界の各企業は得意分野があるので、その分野に合わせての志望理由をしっかり伝えられるようにすることがポイントです。

PRポイント=強みを明確に

志望動機を伝える上で、自分の強みを明確にしておく必要があります。志望する会社の業務内容を理解した上で強みを志望先で活かせると言うことも志望理由で触れることを意識しましょう。

なぜ、不動産業界・その会社を志望するのか

不動産業界は人間の生活に欠かせない「住」分野を扱います。

社会における不動産業界の社会的意義と自分の価値観から、なぜ自分が不動産業界(会社)を目指すのかを具体的な体験・経験を交えて伝えるのがおすすめです。

どのような貢献ができるのか?=携わりたい業務を明確に

自分が実際、その会社で働くに当たって、携わりたい業務内容を具体的に語れる準備をしておきましょう。入社後の活躍がイメージできるよう、自分の強みを生かして会社での具体的な貢献内容を準備しましょう。

不動産業界で役に立つ資格

不動産業界では専門的な知識も必要で、また資格者を一定数配置する制度もあります。業界に入ってから必要な資格もあり、資格取得にむけて早めに取り組むことがおすすめです。

宅地建物取引士

不動産業界で働く上で必要な資格として宅地建物取引士(=宅建士)が挙げられます。不動産の取引上でのトラブルを防ぎ、契約をスムーズに進めるための国家資格です。3つの独占業務があり、この業務を宅建士以外が行うと罰則を受けることになります。

管理業務主任者

管理会社に所属し、独占業務として住人と管理会社の橋渡しを担当します。「管理委託契約の際、重要事項の説明や契約書に関わる業務」が代表的な業務。マンション管理会社は管理委託30契約ごとに1人の管理業務主任者の設置が義務付けられており、管理会社を目指す方は必須の資格と言えます。

マンション管理士

分譲マンションの住人に対して専門知識を生かしてコンサルタント・アドバイザー業務を担当します。住民トラブルの解決や、マンション管理組合の運営のサポート、管理規約の作成、更新業務の実務。マンションの大規模修繕工事の依頼手続きサポートなどマンション管理の幅広い業務を担当します。

賃貸不動産経営管理士

賃貸住宅の管理を専門とする唯一の資格です。管理数200以上の賃貸住宅管理業者は、事務所または営業所毎に賃貸不動産経営管理士を1名以上設置することが義務となっております。不動産管理業者に就職する人は必須の資格と言えるでしょう。

まとめ 不動産業界の仕事研究を進め、理想の職場をみつけよう

今回の記事では不動産業界の業種・職種・おすすめの資格などを紹介しました。

就職活動では、自己分析で自分の特徴をしっかり把握した上で、志望する業界を深く研究し、業種・職種を知ったうえで各企業が求める人物像を捉え、自分自身をPRする必要があります。

不動産業界は入ってからも資格取得を求められたりと、専門的な知識、スキルも必要な業界です。今回の記事を参考にして、より深い企業研究をすすめ、自分にあった理想の会社・仕事を見つけ、就活の準備を進めてください。

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