アミューズメント業界のインターンシップの内容・種類・選考に通るコツを解説

就活準備, 就職活動, インターンシップ, 企業研究
2022.12.31
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投稿したユーザー : agentgate

アミューズメント業界は就活生に人気の業種です。人気の業種のお仕事を就職前に経験できるインターンシップもとても人気があり、選考を通過することも難しいと言われています。今回の記事では人気のアミューズメント業界のインターンシップの内容や、選考を突破するためのコツなどをまとめました。アミューズメント業界のインターンシップへの参加を検討されている方、ぜひ参考にしてください。

アミューズメント業界の業種

アミューズメント業界の種類も多岐にわたります。まずは、アミューズメント業界の業種について解説をします。アミューズメント業界にインターンシップに参加する前に、まずは業種・業界をチェックしてみましょう。

ゲーム業界

ゲーム業界は、家庭用のゲーム(ハードウェア・ソフトウェア)を開発しサービスを提供する業界です。特にハード面では日本企業がプラットフォームも牽引しており、世界的にも業界全体をリードしている存在です。市場規模も大きく、就活生にとっても人気の業界です。家庭用ゲーム機からソーシャルゲームから、種類も豊富で今後も成長が期待される分野といえるでしょう。

テーマパーク業界

テーマパーク業界は、来場者に非日常の体験を提供する業界。それぞれのテーマに沿ってアトラクション施設やショーなどの企画・開発・運営を行い、顧客にとって魅力的なコンテンツを発信し続けます。日本のテーマパークの代表例として「東京ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「サンリオピューロランド」などがあげられます。施設でのサービスの提供以外にもグッズの開発・販売などでも利益を生み出しています。各地で新しいテーマパークも誕生しており、市場も右肩上がりで成長している業界です。

玩具業界

玩具業界は、おもちゃ製品の企画・開発・製造をおこなう玩具メーカーと販売などを担う玩具販売業があります。玩具メーカーの社員は、マーケティング調査を行い、流行や志向などにあった商品開発を日々行っています。テレビアニメや漫画雑誌などとコラボレーション、子ども世代やその親のニーズに合った商品の開発をすすめます。おもちゃメーカー以外にも家電メーカーや文具メーカーも業界に参入しており、業界の競争も激しくなっています。

映画・映像業界

代表的な娯楽施設として映画館があげられます。映画館で上映する作品を企画し宣伝、プロモーションを行う配給会社や、上映する映画館を運営する映画上映会社などがあります。映画上映後にはDVDなどの別の映像コンテンツとして販売、動画配信サービス(サブスクリプション)等で提供されます。また、その関連グッズの企画・販売を行い、利益を生み出します。

アミューズメント系で開催されるインターンシップの形態

インターンシップにもいくつかの種類があります。種類によって行う内容も異なっているので、参加するインターンがまず、どんなものかを確認する必要があります。代表的なインターンシップの種類についてここでは解説します。

1Day インターンシップ

1日で完結するインターンシップで、頻繁に開催されており、募集人数も多く参加しやすいインターンシップです。多くは午前中に企業説明会が実施され、午後に社員との座談会や、その企業の取り扱いサービスなどに関連したグループワークなどを経験できます。企業としても自社のPRの場と位置付けている場合も多く、気軽に参加ができるインターンシップと言えます。

短期インターンシップ

短期インターンシップとは期間が決まっており、3日から1週間程度で行われるものです。企業によっては宿泊を伴うという場合もあります。企業の業務内容を受けたのち、インターンシップ生同士のグループワークや、いくつかの部署での業務体験など一通り体験ができます。就活生としては、職場環境や社員の雰囲気など知ることができ、企業研究が深まる機会です。さらに、企業側としてもインターンシップ生のことをじっくり知ることができるため、実は、採用活動の一環として実施しているというパターンも多いのが特徴です

長期インターンシップ

期間は1ヶ月以上のインターンシップで、3か月~半年ほどという場合もあります。インターン終了後にそのままその企業に就職するというパターンも多々あります。
就活生としては仕事内容をじっくりと把握でき、実際の業務を体験できるといった利点があります。企業側には学生の能力・スキルをしっかりと捉えることができ、即戦力として採用できることがメリットと言えます。期間がとても長くなるので、その企業に実際、就職を具体的に検討している学生以外の参加はあまり多くないのが特徴です。

アミューズメント業界のインターンシップの内容

アミューズメント業界は顧客に様々な商品・サービスを提供します。楽しみや、わくわくなど、流行や顧客のニーズに敏感に反応して、新しいサービス、価値を提供し続けるクリエイティブな側面も求められます。インターンシップも特徴的な取り組みも多く、就活生の人気も高いプログラムも数多いです。

アミューズメント施設の企画立案

インターンシップで、新しいアミューズメント施設・テーマパークの企画を立案し提案を行います。顧客のニーズなどマーケティング調査を行い、今までにない新しい発想・アイデアが求められます。

テーマパークでのキャスト体験

テーマパークでキャストとして実際の業務に携わるインターンシップも人気があります。来場者を迎え入れるマナーやホスピタリティなどサービスに関しての研修を受け、来場者対応をすることで、ビジネスマナーも習得することができます。顧客を楽しませるための細かな配慮や、普段見えない部分などを知れるなど貴重な体験となるでしょう。

インターンシップの選考に通るためにできること

インターンシップに参加する場合は、エントリーシートを提出し、選考を受けて合格した人が参加できます。参加しようと思っても全員が参加できるとは限りません。まずは選考に通るための準備をする必要があります。特にアミューズメント業界は人気のインターンシップも数多くあり、選考に通るための準備もしっかり行う必要があります。ここではインターンシップの選考に通るための事前に準備すべきことについて解説します。

アミューズメント業界インターンシップの主な募集職種をチェックする

アミューズメント業界のインターンシップの応募にあたって、どのような募集職種があるのかをしっかりチェックしましょう。インターンシップは様々な職種での募集があり、自分の特性、興味のある内容のものに参加することをおすすめします。ここではアミューズメント業界の中でも特に人気のオリエンタルランドのインターンを例に募集職種を紹介します。

総合職

総合職は魅力的なイベントや商品の企画・開発などを行い、来場者、および収益アップにつながる経営戦略の立案などを行います。オリエンタルランドの総合職インターンでは「オリエンタルランドがより魅力的で、成長するために何を行ったら良いか」というテーマでグループワークを行います。

専門職(技術職)

専門職の中の「技術職」はアトラクションやショー機材のメンテナンスを担当します。来場者が安全に楽しめるための重要な職種です。インターンでも実際に技術系の就業体験としてパークのアトラクション機器の整備や、メンテナンスを担当します。

オリエンタルランドでのインターンシップは総合職・技術職の2職種の募集がメインですが、職種自体には、テーマパークオペレーション職(キャストの指導・育成担当、ショー・パレードの公演管理)や専門職として調理部門・ショーコスチュームコーディネーター部門などもあります。

ポイントを抑えたエントリーシート(ES)を作成しよう

人気のインターンシップは志望者もとても多いので、最初の選考であるエントリーシート(ES)でも多くの応募者が不合格となります。最終選考の面接進むためにもまずは、エントリーシートの質問項目にしっかり答えられる準備を行いましょう。エントリーシートでは主に以下のような内容を問われることが多いです。

●なぜこのインターンシップに(〇〇職)志望したのか

●〇〇(インターンシップ先)の魅力はどこか?

●〇〇(インターンシップ先)が展開しているビジネスの強みは何か?

●学生時代に嬉しかった経験は?

●リーダーシップを発揮した経験の中で1番の苦労したことは?

●大学で学んでいる選考分野について詳しく説明してください。

参加するインターシップ先の業界における位置や、企業理念などをしっかり調べておくことが重要です。志望理由などで「〇〇(テーマパーク)によく子供の頃に行っていたから」だけでは不十分です。将来、インターンシップ先で実際、業務につくことを想定してインターンシップで何を学びたいかをしっかり表現することを心がけましょう。

グループディスカッション・面接対策

人気のあるインターシップの選考ではエントリーシートを通過したのち、グループディスカッションが課せられます。

グループディスカッションでは応募者を数人のグループに分けて実施されます。簡単な自己紹介をしたのち、お題が出題されてその内容についてグループで議論します。

自分の意見をしっかり伝えるのはもちろんですが、周りとしっかり協調できるか、グループの中での役割などもチェックされています。

グループディスカッションを通過後、面接試験に進みます。ここではエントリーシート(ES)に記載された内容も踏まえて、質問されます。質問に対して、端的にわかりやすく、伝えることを心がけましょう。エントリーシートの内容をしっかり事前にあたまに入れて臨むことがおすすめです。

アミューズメント系のインターンシップに参加するメリット

アミューズメント業界のインターンシップに参加する利点・メリットは多くあります。通常のアルバイトとは違い、実際に働く先輩社員と同じ内容業務・仕事を行うため、自分の将来像も描きやすくなります。アミューズメント業界についてイメージされる業務内容以外にも実際の経験を積むことで仕事の理解も深まることでしょう。

アミューズメント業界の業務理解が深まり視野が広がる

インターンシップに参加することで、イメージだけで捉えていた仕事内容などを新たに体験・経験することができて、より深く会社研究を行うことができます。就職先を選ぶ上でも視野も広がり、選択肢を増やすことが可能です。

インターンシップで自分をアピールできる

インターンシップでの取り組みを行う上で、自分の強みや、スキルなどを発揮し、採用担当にアピールすることができます。期間中にしっかりと印象に残る活躍をして、顔と名前を覚えてもらえると、今後の本採用試験にも有利になります。期間中ぜひ、積極的に動いてアピールしましょう。

インターシップで職場のイメージを掴もう

インターンシップでは実際のアミューズメント施設や、職場などで先輩と同じ仕事を経験します。入社する前のタイミングで実際の業務を経験することもでき、仕事の理解が深まります。特にアミューズメント業界のインターンシップは人気もあるので、参加するだけでも厳しい選考を経ることになります。エントリーシートの作り込みや、面接対策など、本選考にも役に立ちます。インターンシップでの経験も、学ぶこともたくさんあるので、参加して、何を学んだか、自分にとって、この経験がどんな意味をもったかなどの振り返りをしっかりと行いましょう。インターンシップで実践的に業務を経験し、アミューズメント業界入社にむけての一歩を踏み出しましょう。

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