【企業研究】インターネット(IT)業界のお仕事とは? 職種・種類・適性等を紹介

就活準備, 就職活動, 企業研究
2022.11.27
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投稿したユーザー : agentgate

今回の記事では、インターネット(IT)業界の仕事について紹介します。
業種・職種、仕事内容・適性など解説。この業界にはどんな仕事・会社があるか、種類や内容を知って、自分にあったお仕事・会社をぜひ、見つけてください。

インターネット(IT)業界とは?

ITとは、「Information Technology」の頭文字をとった用語で、パソコンやスマートフォンなどの情報技術の総称を指します。最近では、IoT(Internert of Things)・ICT=情報通信技術(Information and Communication Technology)といった発展形としてのIT技術・社会を表現する言葉も誕生しています。インターネット・IT業界とは情報を処理・入手・伝送・活用するための技術全般を扱う業界となります。

主な事業内容

インターネット・IT業界の主な事業内容について以下、紹介します。私たちの生活のなかでも様々なIT技術が利活用されていて、とても身近な存在と言えます。

ECサイト・オンラインショッピング

ECサイトは英語のElectric Commerceの略称です。インターネットを利用した通信販売サービスが代表的です。Electric Commerceは電子商取引と日本語で訳され、電子的に行われる商取引のこと全般を指す言葉。ネットショッピング以外にも、ネットオークション、イートレードというサービスも含まれます。

金融・保険サービス

ITを活用した金融・保険サービスをフィンテック(FinTech)といいます。金融(Finance)と技術(Technology)をかけ合わせた造語です。近年モバイル端末やクラウドサービスの技術が進化したことで、インターネット・IT企業がエンドユーザーに直に安価で便利な金融商品を提供するようになり、それを提供するインターネット・IT企業自体自体を、「FinTech」と呼ぶようになりました。

FinTechのサービス例として、スマートフォンからクレジットカードの決済ができるシステムや、カードの決済情報を自動で吸い上げるクラウド家計簿アプリ、ソーシャルレンディングなどが挙げられます。

電子書籍サービス

出版・書店業界にもインターネット・IT技術が活用されています。その代表例が電子書籍サービス。Amazon kindle が代表的ですが、現在様々な電子書籍サービスがあり複数のデバイスでの購読が可能になっています。手軽に出版でき、今後も市場規模の拡大・発展が予想されます。

モバイル通信サービス

インターネット・IT企業がモバイル通信サービスにも参入を始めています。IT大手の楽天が楽天モバイルをはじめたのが代表的な例。格安SIMサービスなど、モバイル通信技術の発達により、ますます業界の動きが活発になることでしょう。

メディア事業・サブスクリプションサービス

近年、急速に利用者を拡大しているものが動画配信のサブスクリプションサービスです。NetflixやAmazonプライムなどが代表的です。大手テレビ局と連携したWEBメディアが配信するコンテンツの利用も伸びており、インターネット・IT業界の中心事業へと成長をはたしています。

インターネット(IT)業界の主な職種

続いては、インターネット・IT業界の主な職種を紹介します。専門技術が必要な職種も複数あります。職種研究をすすめ、仕事のイメージをぜひ掴んでください。

システムエンジニア

システムエンジニアの役割は、顧客に対してのヒアリングから、ニーズや要望にあった仕様のシステム開発を実行することです。開発に際してシステム設計やプログラミング作業などの実務も担当します。プログラミング作業では、プログラマーに依頼することや、自分自身でプログラミングをすることもあります。プログラマーの上位職であるため、プログラマーのリーダー的ポジションともいえます。

プログラマー

プログラミングに特化したスペシャリストです。業務内容に応じて、システムエンジニアとともに設計段階から参加するケースもあります。システムエンジニアと役割に大きな差がない場合や、システムエンジニア自らがプログラマーを兼任していたりする場合もあります。

ITコンサルタント

ITコンサルタントの仕事は、企業のIT戦略の策定・システムの見直し・新システム導入の提案・システムの最適化及び、動作検証まで多岐にわたります。顧客の抱える課題を解決するため、顧客・クライアントからヒアリングして、課題を明確にし、解決のためにどのようなシステムを導入すれば解決できるかを提案することが、主な業務となります。

インターネット(IT)業界に向いている人・向いていない人

インターネット・IT業界で働いてみたいけれど、自分に向いているかどうか分からず、迷っている方もいらっしゃることでしょう。まずは自分がIT業界に向いているかどうか適性を確認してみましょう。『IT業界に向いている人の特徴』『向いていない人の特徴』を挙げましたので、参考にしてみてください。

向いている人の特徴

まずは、向いている人の特徴を以下3点にまとめました。

チームで仕事ができる人

インターネット・IT業界はチームで仕事をすることがとても多いです。様々な役割があり専門的なスキルを駆使したそれぞれの業務のスペシャリストがチームを組んでプロジェクトを進めることがあるので、協調性があり、チームで仕事がしっかり出来ることが求められます。

コツコツ努力できる人

インターネット・IT業界で働く場合は、専門的な知識を日々習得し、継続的にスキルの向上が求められます。コツコツと努力しつづけることが、必要になります。努力を惜しまない人は、業界での活躍が期待できます。

ロジカルな思考ができる人

仕事ではインターネット・IT業界に限らず論理的思考力(ロジカル・シンキング)が求められることが多いですが、特にインターネット・IT業界に携わる、各職種においては、「なぜこうなるのか」「どうすればいいか」「そのために何が必要で、それはなぜか」を、筋道立てて説明する力が強く求められることになります。

向いていない人の特徴

つづいて、インターネット・IT業界に向いていない人の特徴を紹介します。

受け身な人

日々、進化しているインターネット・IT業界において、仕事への姿勢が受動的な指示待ち型の人は、IT業界には向いていない傾向にあります。システム開発の際に、想定外の結果になってしまうケースは頻繁に発生します。自分で解決できる方法を模索し、回りに対して助言を求めるといったスタンスが大事になります。

インターネット・IT業界への就職を検討しているけれども、どうしても受け身になってしまうという方は、「自分で調べる」「とりあえずやってみる」「分からないままで終わらせない」ということを意識して、取り組んでみてください。

顧客から直接的な反応が欲しい人

インターネット・IT業界はシステムの開発やインターネット技術を介してのサービスが中心になるので、直接的な反応が見えにくいのが特徴です。実際のサービス利用者の反応がほしい人には向いていない業界と言えるでしょう。

まとめ インターネット(IT)業界の業界研究をすすめ、理想の職場をみつけよう

今回の記事ではインターネット(IT)業界の仕事の業種・職種・適性などを紹介しました。

就職活動では、自己分析で自分の特徴をしっかり把握した上で、志望する業界を深く研究し、業種・職種を知ったうえで各企業が求める人物像を捉え、自分自身をPRする必要があります。

自分がインターネット(IT)業界で仕事をしたいと思ったらまずは、どんな仕事・企業で活躍の場があるかを調べて把握することが大切です。ぜひ、今回の記事を参考にして、より深い業界研究・企業研究をすすめ、自分にあった理想の会社・仕事を見つけ、就活の準備を進めてください。

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