「ガクチカ」にはインパクトが必要?自己PRに繋がる「ガクチカ」エピソードを解説

就活準備, 就職活動, エントリーシート, 面接対策
2023.03.27
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投稿したユーザー : shigehiko21

就職活動で聞かれる定番の質問として、「学生時代に力を入れたことは何ですか?」といういわゆる、ガクチカを問うものがあります。力を入れた経験というと何かインパクトのある経験、体験を語らないといけないかなと思い、語るエピソードがなかなか思い浮かばないという就活生も少なくありません。今回の記事では、そもそも就活でなぜ、「ガクチカ」が聞かれるのか?採用側はガクチカを聞くことで何を求めているのか?面接やエントリーシートで自分の強みや特徴をアピールする上で、効果的なガクチカ経験の表現方法などを解説・紹介していきます。ガクチカエピソードの選び方から、表現方法まで、説明します。ぜひ、就職活動の参考にしてください。

企業が「ガクチカ」を通じて、知りたいこととは?

そもそも、ガクチカを聞いて、採用企業側は何をしりたいのでしょうか?この質問の意味を以下紹介します。

1:ガクチカを通じて学生が持っている能力・価値観・行動特性を知りたい

学生がエントリーシートや面接で問われることは、「これまでの経験、どんなことをしてきたか」と「今、考えていること。将来したいこと」という内容に分類されます。ガクチカは前者の「これまでの経験、やってきたこと」を問う代表的な質問内容と言えます。採用企業側としては、ガクチカを通じて、学生が持っている能力や価値観、行動特性を把握すべくガクチカ経験を細かく質問して、聞いてきます。特に最近の面接試験はコンピテンシー評価型面接が多く採用されていて、「過去の経験、行動を深堀する内容の面接の比重が高くなってきています。

2:過去の行動・経験を聞くことで、未来の行動が予測される。

人の特性として、過去の経験・行動は繰り返される傾向があります。ESや面接で、過去の経験・行動を問うのは、これまでの行動をヒアリングすることで入社後、どんな働きをするかを予測しているのです。例えば、今までの困難な状況に出会ったときにはどんな行動をしてきたのか?集団の中ではどんな役割を果たしてきたのか?学んできたテーマや取りがちな対応など、学生の今までの行動にフォーカスして、自社にマッチした人材かどうかを企業は見極めようとしています。

3:力を入れた行動にその人の価値観や、強みが表れる

過去の経験を聞く上で、「学生時代に力を入れたことは何ですか」というガクチカ質問が定番です。「力を入れた」経験には、その人のこだわりや、価値観が表れます。どんな風に力をいれてきたのか?なぜ、力を入れたのか?取り組みを行う上で大変だったことは?うれしかったことは?工夫したことは??ガクチカ経験を細かく一つ一つを深堀して聞くことで、学生の能力、価値観、スキル、対人関係能力など様々な素養を評価していきます。

どんな「ガクチカ」を伝えるのが効果的?インパクトは必要?

続いて、学生の立場から、どんなガクチカを伝えるのが効果的なのかを解説します。インパクトの強い、経験、体験を伝えないといけないかと思う方も多いですが、決してそんなことはありません。逆に印象が強い経験を語ると、面接官が経験そのものに惹かれてしまい、学生自身の特徴や強みが薄れてしまう可能性があります。経験そのものよりも、経験全体を通じての過程や、行動を通じて現れる学生自身の特徴や強みが伝わるエピソードを用意することが重要です。

伝わりやすガクチカエピソードのポイント

ガクチカ体験を選ぶ際のポイントを以下紹介します。

達成感を得た経験を選ぶ

「力を入れた経験」なので、目標を達成した経験や、成果を得られた経験などを選びましょう。経験そのものというより、目標達成に向けて具体的に自分自身が取り組んだことに焦点を当てて、エピソードをまとめます。目標や成果も大きなモノでなくて構いません。ここでも、インパクトのある成果や目標達成の方が印象に残るだろうと思い、「盛ったり」「嘘をついたりすると」すぐにボロがでます。本当に自分が感じた達成感を大切にし、目標に向かっての努力・工夫・自分の役割などをストーリー仕立てで表現することが重要です。

登場人物が多いエピソードを選ぶ

独りで黙々と取り組むガクチカでももちろんいいのですが、出来れば集団やチームで取り組んだエピソードの方が、集団や組織の中における役割や、そこで発揮された能力などを表現することができるので、様々な視点で自分の特徴や強みを表現することが可能になります。

自己PRとの関連を意識する

例えば、自己PRで、自分の強みを協調性や、リーダーシップといった、他者との関係性において発揮される能力を挙げているのに、ガクチカでは、一人で黙々と取り組んだものをあげていると説得力に欠けてしまいます。自己PRとガクチカは別物ですが、可能であれば、関連させて、自己PRを補完するようなエピソードが表れているガクチカをまとめることをお勧めします。

ガクチカエピソードの具体例

どんな経験を書くのが一般的か、いくつか具体例を紹介します。

学業面(研究室・ゼミナール)

学生の本分は学業です。特に理系の方などは大学や大学院での研究活動をガクチカ経験で語ることは印象に残ります。専門的な研究に力を入れて、そこから学んだ知識や経験をし応企業で活かせるイメージを語ることができると、ガクチカ・自己PR・志望動機の関連度合いが高まり志望企業とのマッチング度合いが高まります。

社会活動(アルバイト・ボランティア活動・インターンシップ)

アルバイトやボランティア活動といった社会と関わる経験もガクチカの定番と言えるでしょう。実際、社会に出て、労働の対価として賃金を得るという経験で学んだこと、得たことは、これから働く上でもすぐに役に立てることができる内容です。就業体験、社会活動から得たこと、学んだことをしっかり言語化できるようなエピソードをたくさん集めましょう。

課外活動(サークル・部活・地域の活動など)

学業面以外にも大学で様々なコミュニティに所属した経験もガクチカとして語れる内容です。自分の興味・関心から所属した団体での取り組みなので、その人の価値観などが表れやすいガクチカと言えるでしょう。部活動で、大学に入る前から続けているスポーツなど、長く継続している経験もガクチカ体験として強いエピソードになり得るでしょう。

趣味(習い事・旅行経験など)

小さい時から、今まで継続して続けている趣味や習い事も、ガクチカとして使えるエピソードです。好きなことを長い期間継続するパワーや、熱意、源泉などを表現することで、自己PRにも繋がるガクチカエピソードになります。

コロナでガクチカが書けないという場合

コロナ禍の影響でガクチカが書けないという悩みを抱える学生が多くいます。そんな状況も企業側も理解しているので、最近ではあえてガクチカを聞かないという企業も増えています。企業側も決して学生のインパクトのある、特別な体験を聞きたいわけでゃなく、企業側がガクチカを通じて知りたいことは、コロナ禍以前から変わらず、「学生自身の特徴や、人柄、意欲、熱意、キャラクター」など、学生自身のことなのです。なので、志望企業に合いそうな特別なエピソードを無理にひねり出すのではなく、より「自分らしさ」が伝わるエピソードをまとめあげることが重要です。インパクトがないガクチカでも、その人らしさが出ているガクチカの方が企業にとってはより興味を持ちやすくなることでしょう。自己分析をしっかり行い、自分らしさが発揮されたエピソードを是非、洗い出してみてください。

魅力的な「ガクチカ」をまとめて、自分の強みをPRして志望企業の内定をゲットしよう!

今回の記事では、就職活動で聞かれる定番質問「学生時代に力を入れたことは何ですか?
」といういわゆる、ガクチカについて、解説をしてきました。ガクチカは決して、インパクトのある経験、体験を語らないといけないというわけではありません。語るエピソードがなかなか思い浮かばないという就活生も多いかと思いますが、今回の記事で解説したように、自分らしさがより表現できる、決してインパクトがあるエピソードでない方がむしろ、自己PRに繋がりやすくなります。就活でなぜ、「ガクチカ」が聞かれるのか?採用側はガクチカを聞くことで何を求めているのか?面接やエントリーシートで自分の強みや特徴をアピールする上で、効果的なガクチカ経験の表現方法など、今回の記事を参考にして、就活を乗り切ってください。ガクチカが書けないと悩んでいる学生も多い昨今ですが、みんな同じ条件です。自己PRに繋がるちょっとした経験を洗い出して、ESや面接で表現しましょう。

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