【職種研究】福祉の仕事9選と福祉の仕事のやりがいを解説

就職活動, 企業研究
2022.10.24
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投稿したユーザー : takasaki

「福祉の仕事内容が知りたい」、「福祉の仕事のやりがいは何?」と気になっている人は多いのではないでしょうか?

この記事では、福祉の仕事内容とやりがいについて詳しく説明します。

福祉の仕事に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

【職種研究】福祉の仕事・職業とは

福祉の仕事とは、社会的なサポートを必要とする人に必要な手助けをすることです。

また、福祉の仕事の目的は、高齢者や乳幼児、障害のある人が自立した生活を送れるようにサポートすることです。

必要に応じて医療機関や公的機関と連携して、支援することが重要な役割となります。

【職種研究・分類】福祉の仕事内容(介護以外の仕事も)

福祉の仕事には、介護福祉士、ケアマネジャー、保育士などさまざまな種類があります。

こちらでは、代表的な福祉の仕事について説明します。

①介護福祉士の仕事内容

介護福祉士は、身体や精神機能が低下して日常生活のサポートが必要な人に生活の支援をすることが仕事です。

具体的な業務には、食事・トイレ・入浴の介助などの身体介護、部屋の掃除・洗濯・買い物などの日常生活サポートなどがあります。

また、利用者の家族に介護のアドバイスをすることも重要な業務です。

介護福祉士は利用者だけでなく、その家族や医療関係者などさまざまな人と関わりながら業務を行います。

人とコミュニケーションを取ることが好きな人、利用者のサポートを問題なくできる忍耐力や体力がある人が介護福祉士に向いているでしょう。

何かあった時に臨機応変に素早い対応ができる人も介護福祉士として働く時に大切なスキルです。

②心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事は、利用者の精神的な悩みに寄り添って、問題解決のためのサポートをすることです。

主に傾聴とカウンセリングで利用者の悩みを丁寧に聞くことが重要な業務となります。

相手の話を最後まで聞くことができる人、自分の価値観を押し付けない人、利用者の話に感情移入しすぎない人が心理カウンセラーに向いていると言えます。

カウンセリングの方法や精神分析などの情報は日々新しいものにアップデートされるので、常に専門知識を学ぶ姿勢が重要となります。

③ケースワーカーの仕事内容

ケースワーカーは地方自治体の福祉事務所や市区町村の福祉課や児童相談所に勤務し、相談者の話を聞いて援助が必要な利用者に説明や手続きを行うことが仕事です。

ケースワーカーの役割は面接員と地区担当者に分けられ、面接員は児童や障害者、高齢者の悩み相談を担当します。

地区担当者は面接員が援助が必要だと判断した相談者の問題を解決するために援助をすることが仕事です。

家族構成や収入などの生活状況を調査したうえで、専門家や医療従事者と連携しながら援助方針を決めて継続的にサポートを行います。

病気や貧困などで苦しんでいる相談者と接するため、相談者に寄り添うだけでなく精神的な強さも必要です。

公的サービスや補助制度を提案するためにも、制度の内容を熟知してアップデートもする姿勢が求められます。

④福祉施設指導専門員の仕事内容

福祉施設指導専門員は、障害者福祉施設に入居している人や通所している人に自立を促すことが仕事です。

生活指導、児童指導、職業指導、作業指導、施設職員の能力向上などが具体的な仕事内容となります。

より細かい仕事内容は、老人福祉施設、児童福祉施設、障害者施設など働く施設によって異なります。

福祉施設指導専門員は入所者だけでなく、学校や医療機関の関係者とコミュニケーションを取ることが重要となるので、人と関わることが好きな人に向いている仕事です。

また、援助計画を立てて、福祉施設の職員に指導を行うため、人に物事を教えるのが得意な人が求められます。

⑤福祉相談指導専門員の仕事内容

福祉相談指導専門員の仕事は、患者や利用者への生活指導や情報提供をすること、介護関係者に指導をすることです。

具体的には、医療施設や介護施設で受けた相談内容に合わせて住環境を整備したり、介護用品の選択や手続きなど専門的なサポートを行います。

また、介護職員への指導をすることも福祉相談指導専門員の仕事の特徴です。

介護職員への指導には福祉に関する知識や実務経験が必要になるので、日々知識向上のために勉強ができる人が向いているでしょう。

⑥ケアマネージャーの仕事内容

ケアマネージャーは、介護を必要とする人に「介護保険サービスのケアプラン」を作成することが仕事です。

市区町村から委託された要介護認定調査をもとに対象者の実態調査を行い、要介護を認定された場合にニーズに応じた介護サービスを考えて他の職種と調整を行います。

要介護認定の調査や介護保険の申請をするときに書類をたくさん作成するため、事務作業が苦にならない人がケアマネージャーに向いているでしょう。

また、介護保険の判断を間違えると不正受給の原因となってしまうため、冷静な判断ができる人が求められます。

利用者と行政との調整が必要になるため強い精神力のあることも求められます。

⑦生活指導員の仕事内容

生活指導員の仕事内容は、老人福祉施設や障害者施設などで利用者の健康管理を行うことです。

具体的には、健康管理や栄養管理の統括、行事や催しの計画立案、行政や専門機関との調整などの業務を行います。

利用者だけでなく利用者の家族や行政、医療機関などさまざまな人とやり取りをする必要があるためコミュニケーション能力の高い人が向いていると言えます。

⑧児童指導員の仕事内容

児童指導員の仕事内容は、児童養護施設に入った児童や生徒に対して生活指導をしたり、身の回りの世話をすることです。

具体的な業務内容は、児童や生徒の日常生活サポート、社会ルールや学習サポート、進路相談などです。

児童指導員は保護者のいない児童や生徒の親代わりとなるため、子どもと接するのが好きな人や思いやりのある人に向いています。

また、元気いっぱいな子供の相手をするため体力が必要となります。

⑨保育士の仕事内容

保育士の仕事内容は、保育所や児童養護事業所、乳児院、母子生活支援事業所、障害児事業所などの児童福祉事業所で働くことです。

具体的には、子どもと保護者の状況を把握して必要な保育やアドバイスをします。

子どもと保護者にとって身近な子育ての相談窓口としての役割があり、子どもと接することが好きな人やコミュニケーションの力の高い人が向いている仕事です。

福祉に関わる人の仕事のやりがい

福祉の仕事のやりがいには、誰かの役に立てること、直接感謝の気持ちを聞けることなどがあります。

誰かの役に立てること

福祉の仕事は、人の生活に直結する悩みなどを解決することが仕事なので、誰かの役に立っていると感じてやりがいを感じやすいことが特徴です。

ただ、責任が大きくなる仕事なので、利用者の悩みを解決するためにしっかりとコミュニケーションを取って信頼関係を築くことが重要となります。

直接感謝の気持ちを聞ける

利用者の悩みが解決して生活が改善されると、直接感謝の気持ちを聞くことができます。

「ありがとう」という言葉をかけてもらえることで、仕事へのモチベーションがあがり、やりがいを感じることができるのです。

【職種研究】福祉の仕事について把握しよう

福祉の仕事といっても、介護福祉士、ケアマネジャー、保育士などさまざまな種類があります。

どんな仕事がやりたいか、どんな仕事なら向いているかを見極めるためにも、福祉の仕事内容ややりがいについて詳しく調べましょう。

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