履歴書は「貴社」と書くべき!?「御社」との違いや例文を紹介!

就活準備, 就職活動
2022.04.06
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選考を受ける企業のことを、履歴書でどのように書くか知っているでしょうか。

選考を受ける企業のことを履歴書に書く際は「貴社」で統一しましょう。

本記事では、履歴書で「貴社」と書くべき理由、「貴社」と「御社」の使い分け、履歴書に「貴社」ではなく「御社」と書くとどうなるか、「貴社」を使った履歴書の例文、「貴社」以外に履歴書の言葉遣いで気をつけるポイントなどをまとめました。

履歴書を書く際の言葉遣いのルールを知って、書類選考通過のチャンスを高めていきましょう。

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履歴書は貴社(きしゃ)で統一することが大切

選考を受ける企業への呼称について、履歴書を書く際には「貴社(きしゃ)」を使いましょう。

以下に履歴書を貴社で統一すべき理由を説明します。

貴社は書き言葉で使う

敬意を込めた企業への呼称として、「御社」という表現があります。

「貴社」と「御社」は、使う場面を混同しやすいため注意が必要です。

「貴社」は、書き言葉で使う企業の呼称です。

書き言葉では、企業の呼称は必ず「貴社」で統一することが大切です。

書き言葉では全て「貴社」に統一するということは、履歴書だけでなく、その他の書類の記載も貴社と書くということです。

書類を記載するときには注意しましょう。

御社は話し言葉で使う

前項で説明した通り「貴社」は書き言葉で使います。

それに対し「御社」は話し言葉で使います。

説明会や面接で採用担当者と話をする際には、企業のことを「御社」と呼ぶようにしましょう。

「御社の~の事業に魅力を感じました。」「私が御社を志望する理由は~です。」という風に使います。

弊社や当社は自社を指す言葉

企業への呼称として「弊社」「当社」という表現があります。

「弊社」「当社」は自社を指す言葉で、採用担当者は自社のことを「弊社」「当社」と言います。

就職後、自社について話す際や、転職で在籍企業について話す際には「弊社」「当社」を使用します。

新卒の就職活動の段階では、企業側が自社のことを指す言葉として覚えておきましょう。

書き言葉では「貴社」と書き、話し言葉では「御社」と言うのは就職活動での常識です。

頻出の表現である分、使い方を間違えていると採用担当者に違和感を与えてしまいます。

履歴書で「貴社」と書かなかったらどうなる?

履歴書をはじめとした各種書類は「貴社」で統一することを説明しました。

履歴書で「貴社」と書かなかったらどうなってしまうのでしょうか。

「貴社」が使えるかはマナーを判断する手段

履歴書などの書類やメール、インターネットフォームなどで「貴社」を使えるかは、就活生がマナーを分かっているか判断する手段になります。

履歴書で誤って「御社」と書いてしまった場合、採用担当者が「この就活生はマナーを分かっていない」と思われてしまうかもしれません。

しかし、「貴社」と書くべきところを「御社」と書いてしまったという一点のミスのみで、不採用になるとは言い切れません。

ただし、他のマナーについて守れているか、履歴書などの書類の内容など総合的にみて採用判断をする中で、減点要素となってしまう可能性はあるでしょう。

書き言葉を使えるに越したことはない

履歴書に「貴社」を使えなかったことで、即不採用にはならないかもしれません。

しかし、書き言葉で「貴社」を使えるに越したことはありません。

書き言葉で「貴社」を使えることは、マナーを知っていることのアピールになります。

誤字や違和感を覚える表記がない文章は、採用担当者にとっての信頼感が増し、内容が頭に入ってきやすくなります。

文章の中にも相手への配慮やマナーへの意識が現れるものです。

マナーを守った表記ができれば、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。

履歴書は1つのミスで落とされる可能性がある

企業は就活生の履歴書を多数見ているため、1つのミスが命取りになる可能性があります。

書類選考は、就職活動における最初の関門です。

どの就活生も次の選考につながるよう、細心の注意を払って履歴書を書いてくるため、ミスがあるととても目立ってしまいます。

新卒の就活生の場合、出身学校名で採用担当者の印象が変わることは多少あるものの、経歴自体には差がないことがほとんどです。

どの就活生もアピールポイントを選りすぐって書いてきます。

条件や履歴書の内容で同じくらいの評価の場合、ミスがあったときのマイナス印象で合否が分かれてしまうかもしれません。

履歴書で「貴社」を使えていなかったために履歴書で落とされてしまうのは非常にもったいないです。

「貴社」以外にも誤字脱字ミスがないか、必ず見直しをしてミスを防ぎましょう。

黙読、音読を両方行ってチェックをすることをおすすめします。

履歴書に「貴社」が使えなかったことが不採用の決定的要因になるとは限りませんが、誤表記で採用担当者にマイナスの印象を与え、選考の結果を左右してしまう可能性はあります。

履歴書で「貴社」と書かない志望先がある?

企業の場合は原則「貴社」を使用しますが、志望する組織によっては、履歴書で「貴社」と表記しないことがあります。

代表的なものを以下の表に記載しました。

公的機関の場合は、会社ではないため、他の表現をしなければなりません。

市役所、区役所の場合も省庁扱いで、書き言葉では貴庁、話し言葉では御庁を使います。

下表以外にも、機構、組合、協会などは、貴機構、貴組合、貴協会というように記載します。

志望する組織・団体がどのような区分に属しているかで呼称が変わるため、事前に確認が必要です。

書き言葉 話し言葉
学校・学校法人 貴校・貴学園 御校・御学園
病院 貴院 御院
銀行・信用金庫 貴行 御行
省庁 貴省・貴庁・〇〇省・〇〇庁 御省・御庁・〇〇省・〇〇庁
省庁(〇〇局) 貴局 御局

志望先の団体の種類によって呼称を変えることは、細かいことのように感じられるかもしれません。

しかし、その組織・団体の方からすると、団体に合わせた呼称にするのは当たり前のことであるため、「貴社」と書かれていたら必ず気づき、違和感を覚えるでしょう。

履歴書で「貴社」以外に気をつけるべきこと

履歴書で「貴社」を使うこと以外にも、書類表記で気をつけるべきことがあります。

履歴書表記で注意するポイントを以下に紹介します。

書き言葉であるかを確認する

履歴書の表記は、書き言葉となっていることを確認しましょう。

話し言葉の感覚のままに、「でも」(→正しい書き言葉は「しかし」)、「ちゃんと」(→正しい書き言葉は「きちんと」など)、「〜じゃない」(→正しい書き言葉は「ではない」)などと書いてはいけません。

「だから」「なので」も、くだけた表現であり、書き言葉として不適切です。

「したがって」などで言い換える必要があります。

正式名称を使用する

単語については略語ではなく、正式名称を使用しましょう。

例えば話し言葉の感覚でアルバイトを「バイト」と書いてしまうことのないようにしましょう。

また、学生でよく使用する「ゼミ」は、正式名称の「ゼミナール」と表記します。

ただし、「パソコン」など、書き言葉でも略称表記が一般的なものを、無理に「パーソナルコンピューター」などと書く必要はありません。

語調を統一させる

書類で文章を書く際は、語調を統一させましょう。

同じ文章の中で、「~だ。という語尾と「~です。」という語尾が混在すると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。

「~だ。」「~である。」の語尾を使う「だ、である調」と、「~です(でした)。」「~ます(ました)。>」の語尾を使う「ですます調」のいずれかに統一しましょう。

志望動機や自己PRを記載する際は「ですます調」で書くことが一般的です。

「ら抜き言葉」を避ける

履歴書を書く際は、「ら抜き言葉」になっていないかもチェックしましょう。

「ら抜き言葉」とは、可能を表す「られる」の「ら」を抜いた表記のことです。

「見られる」を「見れる」と表記したり、「来られる」を「来れる」と表記したりすると「ら抜き言葉」になります。

「ら抜き言葉」は普段の会話の感覚で使ってしまいやすいですが、正式な表現ではないため、履歴書に誤って使用していないか確認しましょう。

また、「ら抜き言葉」が正式な表現ではないのは話し言葉でも同様であるため、面接で話をする際も使用しないよう気をつけましょう。

不適切な表記があると、読んだ人の集中力や文章への関心が途切れてしまいやすいです。

文章全体の説得力を損なうおそれすらあるため、表記のルールに気を配って書類を書くようにしましょう。

履歴書に貴社を使った例文

「貴社」を使った履歴書の例文を以下に挙げます。

「貴社」はどの項目でも使用する機会が多いことが分かるでしょう。

志望動機

「業界内で高いシェアを誇りながら、ユニークな商品開発を行っている貴社にて、前例にとらわれず新しいニーズを満たす商品を顧客に届けることに貢献したいと考えております。」

「業界内でも特に海外展開に力を入れている貴社で、グローバルな視点を常に持って働きたいと考えております。」

自己PR

「1年半の語学研修で、さまざまな国の方と英語でコミュニケーションをとることで、多様な価値観に触れてきました。貴社において海外の方がどんな商品を求めているか、生の声を大切に商品開発していきたいと考えております。」

「独学で情報技術者検定を受験し、合格しました。情報技術への関心と常に専門分野の知識を研鑽する姿勢を、貴社での業務に活かしていきたいと考えております。」

学生時代の取り組み(ガクチカ)

「アルバイトでの接客経験を活かして、貴社の営業部門にてお客様のニーズに合わせた提案を行い売上に貢献したいと考えております。」

「合唱サークルで培った協調性と調整能力を活かして、貴社に貢献していきたいと考えております。」

「研究を通して、まず仮説を立てて行動の指針を決めること、優先順位をつけて作業を進めることを学びました。貴社において新しい業務に取り組むときも、状況を整理して効率的に物事を進めていきたいと考えております。」

本人希望欄

貴社規定に従います。(どうしても伝えておきたい希望、条件がある場合を除き、本人希望欄は上記文言を記載しましょう。)

「貴社」という言葉は、志望動機、自己PR、ガクチカ、本人希望欄など、主要項目のどの欄でも使用しうることが分かったかと思います。

書き言葉における「貴社」を当たり前に使えるようにしておきましょう。

履歴書を「貴社」で統一して不採用率を下げよう!

今回は、履歴書の企業の呼称を「貴社」に統一することとその理由について説明しました。

履歴書で企業のことを「貴社」と記載することは、基本的なマナーと言えます。

書き言葉では「貴社」と書き、話し言葉では「御社」と言う使い分けのルールは、初めは混同しやすいため注意しましょう。

履歴書で「貴社」という表記が使えないことが不採用の理由になるとは言い切れません。

しかし、採用担当者に良い印象を持ってもらうためには、しっかりと「貴社」を使えるに越したことはありません。

履歴書の言葉遣いのマナーにも気を配り、採用担当者の信頼を勝ち取りましょう。

「貴社」という使い方は分かったけど、履歴書をうまく書くことができないと悩んでいる人はヒトテクノロジーに相談してみましょう。

就活生の魅力を十分に引き出すようなアドバイスを受けることができます。

また、就職活動をする中で不安に感じていることも相談することが可能です。

第一志望の企業に合格して就職活動を乗り切りましょう。

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