【営業志望向け】ES・面接試験における魅力的な自己PRの作成ポイントを解説

就活準備, 就職活動, エントリーシート, 面接対策
2023.01.31
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投稿したユーザー : agentgate

就職活動において、面接やエントリーシートで魅力的な自己PRを作成することはとても重要なポイントです。短時間で自分の強みや、志望先への熱意などを表現をする必要があります。今回は、多くの業界で活躍できる営業職志望向けの自己PR作成のポイントを解説します。ぜひ参考にして、魅力的な自己PRを作成し、就活に臨んでください。

就職採用試験における自己PR作成手順

まずは就職採用試験における自己PRを作成する手順を紹介します。ポイントは自己分析と業界研究、志望動機の3つです。

Step1:自己分析で自分が何をしてきたか、何ができるかを把握

自己PRを作成するうえで、まずは、自己分析をじっくり行います。自己分析の目的は、自分はどんなことが出来て、どんなことがしたいのか、過去の経験を振り返ることで、自分のことを自分で把握することです。以下、自己分析のポイントを解説します

今までの体験・経験を振り返る(自分史をつくる)

生まれてから、現在までの自分の年表=自分史を作成します。小学生時代、中学生時代、高校、大学と過去から現在までの自分のやってきたことの時系列にピックアップし各時代に、取り組んだこと(体験・経験)を具体的に書き出します。

印象に残っている具体的なエピソードをできるだけ書き出す

自分史を作成したら、その中で特に印象に残っている具体的なエピソードを書き出します。印象に残っている経験とは、「うれしかったこと」「つらかったこと」「やり遂げたこと」などその時の感情なども思い浮かぶような経験がよいでしょう。印象に残ったエピソードを並べると共通点などが見いだされ、そこに自分の価値観や自分らしさ、強みに繋がるような具体的な出来事を見つけることができるでしょう。

集団・組織の中での自分の役割に注目

自己分析の振り返りでは、集団や組織、グループでの活動の中での自分がどんな役割を担うことが多かったかを振り返ると、自分の強みの発見に繋がります。クラブ活動や、部活等の学校などの集団生活で友人や仲間と取り組んだ経験に着目して自己分析をすすめることをおすすめします。

Step2:志望する会社の業務内容などを研究する

自己分析と平行して、志望する会社の業務内容などを把握する「企業研究」を進めます。自己分析で自分が何ができるかを把握し、志望する会社でどんな貢献ができるかを明確にします。。自分の強みと、それが活かせる業務内容を知ることが説得力のある自己PR作成に繋がります。

志望する会社のことをしっかり研究する

企業研究をするうえで、まずは、その企業のおもな事業内容(取り扱いサービス・商品)を把握し、市場に締めるシェア。同業他社との違い、企業の強み、ビジョンなどを各種資料を読み込み、把握します。ホームページはもちろんですが、会社説明会やOBOG訪問なども活用して、情報収集を進めましょう。

「営業職」の業務内容・取り扱い商品の特徴などを把握

志望先の企業の主な職種も確認します。営業職であれば、どんな顧客がいるのか、主なターゲットは何か?などの営業戦略を把握しましょう。志望企業の取り扱い商品の特徴、強みを分析し、自分ならどう売り込むかのイメージを持てるようになるまで研究することで、企業への思いも強くなることでしょう。

Step3:志望理由をまとめる

自己分析・企業研究をすすめた上で、志望理由をまとめます。熱意や企業への貢献内容など、志望動機も自己PR作成の重要な要素となります。

志望する会社で何をしたいか、何ができるかをイメージする

自分の特徴や、強みなどを活かして、その企業で自分がどんなことがしたいか、できるかを書き出します。自分が貢献できる分野を明確にして、その企業のビジョンと自分が実現したい目標とが一致するような志望理由をまとめることを意識しましょう。

自分が大学で学んだことなどを志望先でどう生かすかをまとめる

自分が大学で学んだこと(学業や、部活や、サークルなど)を動機に、その企業の事業分野に携わりたい思いを表現するのも、説得力のある志望理由に繋がりやすいでしょう。営業職の場合、取り扱い商品やサービスに興味・関心があるからというのもひとつの理由となります。その興味・関心が大学での学びがきっかけだと、志望理由としての説得力が高まります。

魅力的な自己PR・自分の「強み」・「熱意」を伝える

自己分析・企業研究・志望理由検討の3つをじっくり行うことが、魅力的な自己PR作成には不可欠です。自己PRには大きく自分の「強み」を強調する型と、「志望理由」を強調することで、「熱意」を伝える型の2パターンがあります。

「強み」を強調する

一番、書きやすいベーシックな型は「強み」を強調する自己PRです。まず自分の強みを語り、その強みについての説明、強みが活きている具体的エピソード、その強みを採用されたらどう活かすか、の順でまとめます。

「志望理由・志望動機」を強調する

その企業に入りたい思い、志望理由・志望動機を強調することで、熱意を伝えます。取扱商品やサービスに対する自分ならではの具体的な思い、考えなど、そう思うに至った背景、経緯も交えてまとめることで「熱意」を伝える自己PRが表現できます。

営業職でPRできる主な「強み」

営業職を志望する人がPRできる主な「強み」をいくつか紹介します。自己PRでは、「強み」に続いて、この強みが発揮されている具体的なエピソードを表現しましょう。

提案力

営業職は顧客へ自社の商品やサービスをすすめる、提案力が必要です。自分の体験、経験で「提案力」が発揮されたエピソードが複数あれば、この強みをPRで使用しましょう。

傾聴力

営業職は顧客のニーズをしっかり聞き取ることが求められます。「傾聴力」は営業職のPRに使える強みと言えます。人との関わりにおいて、傾聴力が活かされた経験・体験がないか、自己分析を進めましょう。

課題発見力

顧客・クライアントの話を聞き取って、顧客が抱える課題を発見する力、「課題発見力」も営業職にとって必要な能力です。また、自社のサービスの改善点なども発見できるという点でも、企業に貢献できる点です。

営業職志望者者向け自己PRの具体例

ここでは、営業職の自己PRの具体例を紹介します。自己PRを作成する上での参考にしてください。自分の目指す企業を想定して、アレンジしてみましょう。

例1「強み」+「具体的エピソード」

私の強みは提案力です。この強みは学生時代のアパレルショップのアルバイト経験で培われました。お客様がお探しの服を、接客の会話の中から一緒に考え、お客様のニーズにあったコーディネートを提案したり、売り場で自分でコーディネートしたおすすめの服のディスプレイを独自で作成し、お店の売上アップに貢献しました。この経験を活かして、御社でもお客様のニーズにあった商品提案を行い、事業に貢献していきたいです。

例2「志望理由」+「具体的エピソード」

私は御社の「食を通じて社会を良くする」という企業理念に共感し志望しました。私自身も大学で「栄養学」を中心に、食に関する研究をすすめています。生活の基盤を支える「食」は重要で、御社のビジョンを実現する上で、自分が学んだ研究テーマを社会に還元し、御社の商品の利用者を増やし、社会に貢献してまいります。

営業職の魅力的な自己PRを準備して、志望企業の内定を勝ち取ろう!

今回の記事では営業職の魅力的な自己PR作成のポイントについて解説しました。自己分析、企業研究、熱意が伝わる志望理由作成の3つのポイントに沿って、自分の強み・熱意が伝わる自己PRを準備することで、志望企業の内定獲得に近づけることができるでしょう。ぜひ、今回の記事を参考に、魅力的な自己PR作成を進めてください。

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