投稿したユーザー : motegi
クリエイティブ職で自己PRする際に「自己PRで何をアピールするべきか分からない」
「評価の高い自己PRにするにはどうすればいいの?」と疑問を持っている人も多いでしょう。
自分の長所をしっかりとアピールするためには、徹底した自己分析と企業研究をおこなったうえで自己PR作成に取り組む必要があります。
今回の記事では、クリエイティブ職において自己PRで重視すべき点について解説します。
この記事を読むことで、クリエイティブ職で自分がどのような強みを自己PRで伝えるべきかわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、職種別に例文を紹介していくので、自己PRを考える際のヒントになるはずです。
クリエイティブ職の自己PRでは「自分のどの部分について話をしたらいいのだろうか?」と迷われている人も多いのではないでしょうか。
クリエイティブ職と言っても、職種別でアピールすべきことは大きく変わってくるので、自己PRで大切なことは、職種によっても当然異なります。
自分がどの職種を目指しているのかを考え、向上心を持ち続けることで今後自分のどの部分に伸びしろがあるのか、しっかりと自己PRできるように、自身が成功したエピソードや実績をこれまでの経験も交えて説明できるようにしておきましょう。
成功した理由や、成功体験からどの部分が成長したのかについても、論理的に話を展開できるように、深堀りしておく必要があります。
なお、長所・短所に関しては業種や職種を問わず聞かれることがほとんどなので、あらかじめ大まかな答えを準備しておくと良いでしょう。
クリエイティブ職の自己PRで大切なことを何も考えずに面接に臨んでしまい、上手く答えることができなかった多くの就活生がいることを忘れないでください。
面接で落とされることがないように、自分のPRポイントを考えておくことが大切です。
まずは自分自身について振り返り、これまで学生時代に何をしてきたのかをまとめておきましょう。
また、クリエイティブ職でしっかり自己PRするためにも、再度募集要項を確認して、企業はどんな人材を求めているのかについて、分析しておくことも必要です。
学生時代に何に興味を持って、力を入れてきたのか、細かく書き出しておきましょう。
決して、派手なエピソードである必要はありません。
企業に良い印象を持ってもらうためには、学生時代に注力したことを結論として端的に述べて、その後に『注力した理由』、『そこから何を学習したか』、『今後どのように活かしていくのか』説明できるように実績を整理しておくとよいでしょう。
当然ですが、募集要項にしっかり目を通して、企業が求めている人材像を把握しておく必要があります。
また、企業が求めている人物像については、ホームページで公開されていることもあるので、チェックしておいた方がよいでしょう。
人材の採用は、ある意味で企業と学生のマッチングです。
企業が求める人物像やスキルについて、自分の実績とかけ離れていないか
自己PRを考える前にチェックしておきましょう。
例え実績やスキルがあっても、企業の求める人物像からかけ離れていれば、採用には結びつきません。
強みや長所があればいいという訳ではないので、企業が求めている人材と感じられる自己PRになるように、サークル活動やアルバイトの経験など自分の売りになる部分をアピールして、志望企業の業種やカラーと合っているか今一度確認してみましょう。
Webデザイナーにおける自己PRで大切なポイントは、「デザインに対するやる気」「いくつになっても興味を持ち続ける探求心」「仕事の本質の理解」などが挙げられます。
【自己PRの例文】
私は大学でWebデザインの勉強をしています。
Webデザインは奥が深く、どんな風にデザインすればユーザーに響くものになるかと考えるのが楽しくて、毎日勉強に明け暮れています。
まだまだスキルは未熟なので、今後も勉強を続け実務で活躍できるレベルになるよう努力しています。
スキルの証明として、Webクリエイター能力認定試験のエキスパート取得も目指しています。
入社後は御社でサイト制作に携わって、クライアントの成果に貢献したいと強く思っています。
クライアントの想いを実現できるWebデザイナーになりたいです。
Webディレクターは、数値としての実績が重視される職種です。これまでの自身のWeb上での成果を数字で記載し、成果を出せる人材であることを自己PRするのがポイントです。
【自己PRの例文】
私は高校時代からブログを運営しています。
アクセス数の多い記事はなかなか書けませんが、どうしたら良いか解析しつつ今も継続しています。
貴社でWebディレクターとして働く際には、ブログの解析を行った経験は役立つものと確信しています。
Webサイト制作会社の中でも、御社は独創性のあるWebサイト開発の案件が多いため、これまでの経験を生かしてサイト分析に強いWebディレクターを目指していきたいです。
デザイナーになるために自己PRで大切なポイントは、クリエイティブな職種であるために他のデザイナーよりも探求心が強くなければ生き残れない点が挙げられます。
また、最新トレンドや新しいデザインが次々と出て来るため、情報にアンテナを張り、自分のものとして消化することも自己PRで大切なポイントとなるでしょう。
【自己PRの例文】
小さな頃からデザイナーに憧れて、日々トレンドを意識して情報収集しています。
デザインスクール入学後は周囲のレベルも高くなり、他のデザイナーの卵に負けないように私なりに努力してまいりました。
今後もよりクリエイティブに、最新トレンドを自分の中に取り入れながら、御社のグローバルな海外展開を支えるデザイナーを目指したいです。
グラフィックデザイナーの多くは、Webデザインの基礎となる部分をしっかりと学んでいる人が多いという特徴があります。
また、イラストも描けたりとデジタル要素だけではなく、アナログなデザインにも強いことが重要です。
グラフィックデザイナーの自己PRで大切なポイントは、視覚的に訴求力が高いものを発信できることです。
【自己PRの例文】
グラフィックデザイナーとして、デザインの基礎となる部分の勉強だけにとどまらず、デザイン以外でも強みを持つことが必要だと感じています。
お客様に対してマーケティング・ブランディングを提示して、具体性を持った提案ができるグラフィックデザイナーになりたいと思っています。
趣味でイラストも書いていますので、基礎的な素養はあると思っており、貴社のグラフィックデザイナーに今回応募いたしました。
編集者の自己PRで大切なポイントは、情報収集能力が高くトレンドがどう動くか時代の流れを読む力があることです。
もちろん、編集側としての柔軟な発想・企画提案ができて、関係業界の人々と関わるためにコミュニケーションスキルが高いことも自己PRの前提条件です。
【自己PRの例文】
私は文章を書くことや読書が好きで、編集の仕事にも興味を持っています。
コミュニケーションスキルを活かし、時代のトレンドに乗ったものを見極める仕事をしたいと思い、貴社の編集者というクリエイティブな職種に応募いたしました。
広告クリエイター・広告デザイナーなど出版・広告業界での自己PRで大切なポイントは、新商品のデザインを行うことも多いため、自分でデザインする力量だけでなく、広告主へのアピール力や会社として広告を完成させるチームワークも大切です。
【自己PRの例文】
CMが好きなため広告業界には強い興味を持っています。
街中を歩くときはつい気になって看板やポスターに書いてある広告をみて、「もっと見やすい広告にするには?」など自分なりに分析しています。
広告作成の基礎は、これから勉強してまいりますが、強い精神力とこれまでのサークル活動の企画力を活かしたいと思っています。
また、クライアントへ提案する力やチームワーク力にも自信があり、御社の売上に貢献できると考えています。
ここまで『クリエイティブ職の自己PRで大切なことは何か』、『自己PRを考える前に準備すべきこと』を解説し、それぞれの職種に合わせた自己PRの例文も紹介しました。
自己PRに合わせて、ご自身が携わりたいプロジェクトなどを具体的に伝えることで、自分の強みも伝わりやすくなります。
企業はあなたが何をしたいかではなく、どういった点で貢献してくれるのかをみています。
『Webデザイナー』と『編集者』では職種が異なるため、それぞれの職種にフォーカスした自己PRが求められます。
希望する職種に応じた効果的な自己PRを作成しましょう。