【職種研究】エンジニアの仕事とは?具体的な仕事内容と向いている人の特徴

企業研究
2022.10.19
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投稿したユーザー : takasaki

今回の記事では「エンジニア」の職種について解説していきます。 「エンジニアってよく耳にするけど、何をするの?」「エンジニアにも種類があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

最近は、専門的な職種に就きたいと考える人も多い風潮があるため、仕事内容の紹介だけでなく、エンジニアに向いている人の特徴もご紹介します。

エンジニアってどんな仕事?

エンジニアとは簡単に表現すれば「技術者」を指します。工学に関連する専門的な職種となり、一般的には理系出身者が多い職種です。

最近では、IT技術の発展により「ITエンジニア」という職種が注目されることが多いものの、他にも幅広いエンジニア職が存在します。

専門的な知識や技術を使って、製品の製造・補修・改良・保守・管理など業務内容が多岐に渡ります。エンジニアは影で支える立役者ともいえる職種ですね。

注目のITエンジニアにも種類がある? 

メディアでも取り上げられることが多いITエンジニア ですが、その中でも種類が複数存在します。

今後伸びていく分野であり、気になる人も多いのではないでしょうか。

どんな業務をしてきたいかによって、目指すべきポジションも変わってくるため、代表的な5種類のITエンジニア を紹介させていただきます。

システムエンジニア (SE)

依頼されたクライアントからの要望を汲み取り、最適なシステムを構築もしくは開発するポジションです。相手からの要望をシステムに反映させるため、一定以上の知識がなければ業務遂行が難しい職種といえます。入念に相手の要望を拾いあげるヒアリング力も大切です。

状況によっては、システムエンジニアがコードを書く場合もあります。プログラミングコードの知識は最低限必要になるでしょう。

システム構築後に、エラーがないかチェックする業務もSEの仕事です。

プログラマー

SEから指示を受け、設計書を元にプログラムを作成していくポジションです。当然ながら、プログラミング言語の知識が無ければ対応できないため、最低限の知識は必要となります。

多くの言語を扱えるプログラマーであれば、対応できる業務範囲が広がります。ただし、よく業務で使われる言語は一定数決まっているため、未経験の方は人気の言語(Python/C言語/JAVA)から押さえるようにしましょう。

インフラエンジニア 

システムやインターネットを使用するために基盤となるサーバーやネットワークを保守管理するポジションです。下流工程にはなりますが、基盤が作動しなければシステム全体に影響が出るため欠かせない職種となります。

インフラエンジニアの業務は多岐に渡るため、実際にはさらに細分化して業務を進めていきます。ネットワーク・サーバー・セキュリティ等、それぞれの分野に特化して業務を遂行していくことになるでしょう。

データベースエンジニア 

企業が保有している重要な情報(顧客リストや商品情報)を扱い、膨大なデータを保守・管理していくポジションです。システムを構築していく上で、必ずデータベースを用いるため、責任ある業務を任されることになります。

変化の早い現代では、データベースをどう活用していくかが鍵を握っているため、各企業が力を入れているポジションです。ITエンジニアの中でも注目度の高い職種といえるでしょう。

セールスエンジニア

営業担当と同行し、顧客へシステムや製品の技術的な説明を行うポジションです。 複雑な技術や仕様の説明は営業担当だけでは力不足となるため、技術系の知識が豊富なセールスエンジニアが同行をし、顧客が納得できるよう説明をしていきます。

営業担当のサポート役でもあるため、技術の知識はもちろんコミュニケーション力も必要です。

エンジニアは理系限定?

一般的にエンジニア職は理系のイメージが強く、文系で諦めている人も多いですが、「文系出身」でも可能です。

データによれば、ITエンジニアだけに絞っても全体の4割が文系とされています。企業側も文系出身者を積極的に採用している風潮があるため、興味がある人は挑戦してみるべきでしょう。

というのも、さまざまなサービスが普及しているため、技術や知識は本人のやる気次第で学べる環境が整っています。一定の知識を持った上で、業務を遂行しながら技術や知識を深めればよいとする企業も増加傾向にあります。

また、文系出身者の強みとするコミュニケーション力やマネジメント力が重視されるポジションも多いため、キャリアのステップアップを狙うことも可能です。

エンジニアに向いている人の特徴は?

では、エンジニアに向いている人の特徴を5つ紹介していきます。

技術に対しての好奇心

エンジニア職は常に技術力と向き合う職種です。特に、技術の進化は予想を遥かに超えるスピードで進んでいるため、常に好奇心を持って情報収集や技術の取得が必要となります。

単に「仕事のためだから」となってしまうと、スピードや変化に対してストレスを抱えてしまうため、ワクワクしながら学び続ける姿勢は必要不可欠でしょう。

一から学ぶことが好きな人はエンジニア向きです。

答えを追求するのが好き

エンジニアは困りごとや課題に対して、答えを常に追求する職種です。

思考錯誤しながらも、どうすれば解決できるのか対応策や解決策を見つけて、自分の行動で答えを探すことが必要です。

理系の人に多い傾向ですが、答えを広い視野で追求していけるタイプであればエンジニアはぴったりの職種でしょう。

地道な作業を集中して行える

エンジニアと聞くと、一見華やかなポジションに見えがちですが、実は地道な作業が多いです。また、最近は「エンジニアになれば楽して儲けられる」と勘違いするような広告もあります。

実際は、プログラマーであればPC画面と向き合い、ひたすらコードを打ち込みながら仕事を進めていきます。加えて、多くの場合エラーやバグが発生するため原因箇所を探し、何度もコードを書いては消すを繰り返す作業が続く形です。

どのエンジニアでも似たような地道な繰り返し作業を行うため、コツコツ作業が好きな人・地道な作業を集中して行える人が向いているでしょう。

何度もトライできる

エンジニアには、「失敗」や「修正」が多くつきまとう職種です。

それでも屈しない強い精神力と何度もトライアンドエラーを繰り返せる気力が大切になります。トライしながらも、最終的に結果を出すことが必要になるため、肉体的・精神的にもタフさが必要といえるでしょう。

また、チームで課題解決していく業務も多く、仲間と協力しながらトライできる人ではよりエンジニアに向いています。

コミュニケーション力

一人作業のイメージが強いエンジニアですが、仲間と連携が必要な場面も多く、コミュニケーション力が必要です。

お互いで意見を交換しながら開発を進めるなど、仲間と協調性が持てる人材は、エンジニアの中でも特に活躍できます。

また、クライアントからの要望を聞いたりクライアントへ仕様を伝えたりなど、コミュニケーションを取る場面は多く存在するので覚えておきましょう。

まとめ

今回の記事では、エンジニアと呼ばれる職種について、どんな仕事があるのか解説してきました。 

今後より注目されるエンジニアは多岐に渡って職種が存在するため、「どんなことがしていきたいのか」を考えつつ、自分の適正に合った選択をしていくのが大切です。

エンジニアは理系出身者が多い傾向ですが、文系出身者の強みが活かせる職種もあるため、諦めず検討していきましょう。

ぜひ、好奇心旺盛な方はエンジニアへチャレンジしてくださいね。

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