投稿したユーザー : agentgate
ガクチカは、アルバイトの経験やサークル活動、ゼミでの活動など大学で経験したことをアピールできます。
アルバイトやサークル活動の経験がなく、ガクチカでアピールできるとしたらゼミ活動しかないと悩む就活生もいるでしょう。
そこで今回は、ガクチカでゼミでの経験を効果的にアピールする方法を解説します。
ガクチカでゼミの活動をどのようにアピールすれば良いのか分かるようになるためぜひ参考にしてみましょう。
エントリーシートや面接でガクチカが求められる理由とは何なのでしょうか。
就活生にガクチカを質問することで、企業は就活生に対し大きく分けて下記の3つの内容を判断しています。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1つ目は、ガクチカを質問することで主体性があるのかを判断します。
自分から率先して行動することで、現状の課題を解決し物事を成し遂げられるかどうかを、就活生のガクチカのエントリーシートや面接の説明でチェックします。
ゼミ活動だと、ゼミの仲間と協力をしながら研究を進めているため、先生やゼミの仲間に対し、主体性をもって活動ができたのかが重要なポイントです。
主体性がないと、上司や先輩が指示しないと仕事ができないと判断されてしまい、マイナスイメージにつながります。
2つ目は、ガクチカを質問することでモチベーションを維持できるのかを判断します。
このため、モチベーションを維持する方法が、面接を受ける企業の方針と一致していることが重要です。
例えば、1人の時間を作って集中することでモチベーション維持に努めたと回答します。
企業側がチーム内のコミュニケーションを重視する場合、マイナスイメージにつながります。
このようなことが起こらないためにも、自分のモチベーションを維持する方法と企業の方針が一致するようにしましょう。
3つ目はガクチカを質問することでコミュニケーション能力や協調性があるのかを判断します。
ゼミ活動を説明する場合、ゼミ仲間と対話をしながら研究を進めたというような、協調性を保ちつつ、コミュニケーションをしっかり取ることがモチベーションの維持につながることを説明すると良いでしょう。
面接やエントリーシートでガクチカが求められる理由を知っておかないとガクチカを伝えた時にマイナスイメージを与え、失敗に終わるでしょう。
「ガクチカ ない」についてもっと詳しい記事はこちら
企業がガクチカを質問する理由について解説してきました。
ここからは具体的にゼミ活動をガクチカで活かすための書き方を説明します。
就活生は学業が第一であるため、学業をアピールすることは必要です。
しかし、個人的な学業をアピールするより、研究するにあたりゼミ活動でどのように貢献したのかをアピールすると、より魅力を伝えられます。
仕事は1人で完結するものではなく、必ず誰かと関わりつつ仕事をするため、ゼミ活動で培った協調性をアピールしましょう。
専門分野を研究している場合、つい自分の研究している内容をアピールしたくなります。
しかし、ただ学習内容を伝えても意味がありません。
なぜその分野を研究したのか背景を伝えて、研究したことで得られた考え方などを説明すると良いイメージにつながります。
ガクチカでゼミ活動を書くのであれば、ゼミはチーム活動であるため、チーム内で自分が果たした役割や協調性をアピールすると効果的です。
チーム内で自分がどのような役割を果たしたのか、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。
研究内容をアピールしすぎると、ガクチカの効果が半減し、協調性などをアピールできなくなり失敗してしまうでしょう。
これまで企業がガクチカを求める理由や、ガクチカの書き方を解説してきました。
ここからは、ガクチカでゼミ活動を書くときの構成方法を紹介します。
ガクチカを書く際は、フレームワークに従って書くと良いでしょう。
それでは1つずつ見ていきましょう。
最初にゼミ活動を通じて、行動したことで何を学んだのか簡潔にまとめましょう。
例を挙げると、コミュニケーションを大切にしたことで、チームワークが強くなり、高い研究成果を得られたといったことを書くと良いでしょう。
次にゼミ活動で行動したことについて、なぜその行動しようと思ったのか動機を書きます。
例を挙げると、チームワークがなく個人プレーだったため、研究内容が重なってしまい効率だったといったことを書くと良いでしょう。
結論で述べた行動したことや学んだことを達成するために、どのような目標を立てたのか、目標を達成するために課題になったことを書きます。
チームワークを強めるために、コミュニケーションを取ると目標を設定したときに、課題に感じたことを書きましょう。
目標と課題になったことに対し、取り組んだことと成果につながったことを書きます。
ここに書く内容によって、ガクチカで主体性や協調性があると判断されます。
最初に書いた結論に結びつく部分です。
ゼミ活動をする中で、行動をした結果、学んで得られたことを書きます。
例を挙げると、「コミュニケーションを大切にしたことによりチームワークが強くなり、研究の成果につながりました。」
仕事をするときもコミュニケーションを大切にして、効率よく仕事ができるようになりたいといったことを書きましょう。
ゼミ活動の研究内容を伝えてしまうと、面接官は興味を失います。
どのように行動して何を学んだのか結論を先に書きましょう。
続いてガクチカでゼミ活動を書くときの注意点を紹介します。
ガクチカでゼミ活動を書く際に、多くの就活生は研究や論文の内容を多く盛り込んでしまうことがあります。
企業がガクチカで知りたいのは、研究や論文の内容ではないため、内容を盛り込みすぎないようにしましょう。
ガクチカで研究や論文内容に触れるとき、専門用語が多い分野の場合は、面接官が理解できるようにわかりやすい言葉で伝えましょう。
仕事をする上でも相手が理解できる言葉で伝えることが求められます。
ガクチカでゼミ活動を書く際、行動した内容や学んだことは、企業が求める人物像に近い考えや価値観にしましょう。
行動することを求めている企業なら、みんなに協力を仰ぐために行動したことを書くと良いでしょう。
必死に説明するあまり研究内容の説明が多くなってしまうと意味がありません。
アピールするあまり専門用語を多用するのもNGです。
企業の求めている人物像に近い考えでなければ企業研究をしっかりと行っていないとみなされるでしょう。
ガクチカでゼミ活動を活かすための書き方について例文を交えて紹介します。
私は、心理学のゼミで教授と学生を調整するリーダーを努めました。
ゼミ生の研究における進捗状況を把握してイベントの調整役を担うことで、スケジュール管理能力やコミュニケーションを大切にし、意見をまとめる力が身に付きました。
たくさん会話することを心がけていたため、困ったときはみんなが進んで協力してくれました。
しっかりと対話を重ねることで、周囲の人間から信用される大切さを、これらの経験を通じて学びました。
就活生がよくやってしまうNG例を紹介します。
話が抽象的すぎたり、冒頭で話していることがうまく説明されていなかったりすることがあります。
私が学生のときに頑張ったことは、日本文学を学ぶゼミでの活動です。
ゼミでの活動を通して知識を得る楽しさと、日本文学の奥深さを学び、得られた日本語の知識は現代にも活きることを学びました。
大学に入学した当初は、何か1つに没頭して取り組むといった経験がありませんでした。
授業の一環で読んだ源氏物語の本に縁を感じ、ゼミ活動に参加しました。
このゼミ活動を通して、知識が得られることだけでなく、知識を得る過程の楽しさを知りました。
社会人になるとこれまで知らなかった課題に立ち向かうことになります。
ゼミ活動で得た1つの物事へのこつこつとした探究心と、真新しいことばかり固執せず、過去の知恵を重んじる姿勢を活かし、活躍したいと考えています。
研究内容に関わらず、学んだことで得られた経験やどのように仕事に役立てるのかをアピールしなければ面接官に評価されず意味がありません。
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これまでガクチカでゼミ活動を紹介するときのポイントや注意点を解説してきました。
ガクチカでゼミ活動を伝えるときは、研究内容に重点を置くのではなく、ゼミ活動を通じてチームで行動した成果を伝えるのが効果的です。
ガクチカで求められるのは、ゼミ活動を通じてどのような経験をして学んだのかという姿勢です。
ゼミ活動でコツコツと取り組んだことをガクチカでしっかり伝えて面接を成功させましょう。
ゼミ活動をガクチカで伝えることに不安を感じる就活生は、就職エージェントに文章の添削を依頼するのもおすすめです。
ヒトテクノロジーでは就活生の魅力を最大限に引き出せるようサポートをします。
また、ガクチカ以外にも就職活動や面接時の悩み相談も気軽に応じます。
面接の練習サポートもできるため、就活を成功させたいと考えているならばぜひご相談ください。