投稿したユーザー : agentgate
就活での面接は質疑応答形式で行われていくためテンポよく答えることが理想ですが、どんな質問がされるか全てを予測することはできません。
しかし、就活で聞かれる質問はある程度決まっているため、事前に対策をしておけば本番で答えに詰まってしまう可能性を低くすることができます。
今回は、就活で聞かれる質問の傾向や質問の意図について紹介していきます。
面接で聞かれる質問は対策集やネットに載っているため、模範解答を確認することが可能です。
では、なぜその質問がされるのか意図を理解していきましょう。
面接官は思い付きで質問しているのではありません。
就活生がどのような回答をするかで、どんな考えを持っているのか、質問の答えに一貫性があるのか、軸となる考え方を持っているのかなどを確認しています。
それぞれの質問には意図が込められているため、それらを汲み取って答えることが大切です。
質問の意図を理解して最適な回答をすることも大切ですが、回答している姿を面接官に見られているということも意識しましょう。
面接官は質問への回答だけではなく、姿勢や話し方、目線なども見ています。
人は何かに集中すると、他のことが疎かになりがちです。
姿勢や話し方・目線に気を配っていても、質問への回答に意識を向けすぎると、姿勢が崩れてしまう、もしくは回答に自信がなく目線が泳ぐということもあります。
質問に答えることにだけに意識が向き過ぎないよう、自分が見られていることも意識しましょう。
面接官の質問の意図を汲み取ろうともせずに答えていると、考え方に軸がなく、その場で思い付いたような浅い答えになります。
また、さらに掘り下げた質問をされ答えられなければその面接は失敗します。
姿勢や目線などを意識せずに質問の答えだけを完璧にしようすると、後悔することになるでしょう。
面接官に好印象を与える答え方ができれば、内定の可能性を高めることができます。
どのような答え方が理想なのでしょうか。
質問に対してダラダラと話し要点を得ない回答をしていたら、面接官に要点をまとめられない人だとみなされてしまいます。
しかし、質問の意図を理解し、端的かつ具体的な回答をした就活生は、理解力とコミュニケーション能力があり、論理的な思考ができている人物と好印象を持たれるでしょう。
長く話せば伝えたいことが面接官に伝わりません。
面接官は多くの就活生の話を聞くため、長々と話されるよりも短くても分かりやすい話の方が印象に残ります。
端的かつ具体的に話すことを意識した回答を心がけましょう。
面接官の質問に対して、どんなに内容が濃くても要点がまとまっていなければ意味がありません。
ダラダラと回答していると、面接官から相手にされず落とされるでしょう。
ほとんどの面接でよくされる質問例について紹介していきます。
質問の意図を理解した上で答えることが重要です。
自己PRを中心とした質問は、就活生の人格を確認する目的があります。
自分がどういう人間でどのような理由から、その企業に合う人間なのか具体的かつ論理的な説明をすることが重要です。
自己PRは、求める人材像に適性があるかを確認するために聞かれます。
企業研究・業界研究を行うことで最適な回答をすることができます。
長所は頻繁にされる質問ですが、人間性の確認が目的です。
長所をどのようにその会社の仕事で活かすことができるのか、具体的に説明できるよう注意して答えましょう。
短所も長所同様、人間性の確認のための質問です。
自覚している短所とどう向き合っているのか、克服できるものであれば、どのように改善しようとているのかが評価・確認されます。
性格を答える場合は、曖昧な回答は避けましょう。
エピソードも交えるなどして分かりやすい説明を心がけましょう。
ガクチカは、自己PRと似ていますが学生時代にどんな経験をし、どんな過程で成長できたかが判断されます。
成果のアピールも大切ですが、成果と過程の両方を説明することが重要です。
がんばったこととは努力したことです。
自分の強みとしてアピールにつなげられるため、エピソードも交えて具体的に説明することで、仕事で活かせると面接官に印象付けることができます。
また、サークル活動などの質問はどのようなことに興味を持ち、グループ内での立ち位置、協調性、何を学び得たのかなどさまざまなことがこの質問から判断されます。
人格面が確認される質問のため正直に答えることが大切です。
さらに、アルバイト経験は選んだ理由ときっかけから人柄を判断され、アルバイト期間から継続性の有無が確認されます。
これは、どの企業でも必ず質問されます。
なぜ、その企業なのか論理的かつ具体的に説明することで面接官に納得させることが重要です。
志望動機は、企業研究が行われているか、入社する意欲があるのか確認されます。
希望職種があれば、その職種でどのように働いていきたいか具体的に伝えるとアピールに繋がります。
また、第一志望なのか聞かれる質問は入社意欲がどのくらいあるのか見極めるための質問です。
最終面接で質問されることが多く、迷いを見せれば内定が遠のく可能性があります。
第一志望であることを断言し熱意も伝えましょう。
やりたい仕事を聞かれるのは、就活生が仕事内容を理解しているのか、認識の違いから早期退職にならないようミスマッチを防ぐ目的もあります。
回答によって、仕事に対する価値観も判断されるため企業研究が必要です。
希望職種の質問は、入社への意欲の高さが確認されます。
「特にありません」では、消極的・入社する意欲が低いと判断されかねません。
その企業のその職種でなければならない理由を具体的に伝えましょう。
紹介してきた質問の例に答えられない就活生は面接官に入社する意欲がないと判断され落とされます。
また、その質問から深掘りされることも予想しておかないと失敗します。
「何か質問はありますか?」という面接官からの逆質問は、必ず聞かれます。
これは就活生の志望度を確認する目的があります。
逆質問で好印象を与える質問やNGな質問を紹介していきます。
入社後の配属先や業務内容、1日の仕事の流れなどの具体的な質問は入社意欲が高く、企業研究を入念に行っていると判断され、面接官に好印象を与えやすくなります。
その企業の社員である面接官から就職説明会や具体的な仕事の流れなどを聞くことができれば、イメージしていたこととの相違点を知ることができるため就活生にとってもメリットがあります。
どんな資格やスキルを持っていると仕事をしていく上で良いのかなどを聞くことも向上心があると評価を受けることができます。
二次・三次面接へと進んだ際に、資格やスキル習得に向けて実際に行動していることを告げればアピールになります。
資格やスキルについて質問したのであれば、以後の面接で聞かれることも考慮し実際に行動に移しましょう。
面接官に直接聞かなくても分かるような募集要項やホームページに掲載されている情報についての質問は避けましょう。
これらの情報は一般に公開されている情報で、わざわざ面接官に直接聞くことではありません。
それまで良い雰囲気で面接が進んでいたとしても、確実に印象は悪化します。
事前の情報収集や企業研究ができていないと判断され、入社意欲を疑われます。
働く上で、給与などの待遇は重要です。
しかし、就活生がこれらについて逆質問するのは好まれません。
「まだ採用も決まってないのにお金の話ですか?」と、面接官に最悪な印象を与えます。
初任給は募集要項に掲載されています。
また、企業の平均年収が知りたければ有価証券報告書、給与制度・待遇面は口コミサイトなどで確認できます。
就活生が給与・待遇に関する質問をするのは避けた方が良いことの1つです。
逆質問で、企業のホームページなどを見れば分かる内容のものは質問しないということは当たり前です。
その企業について何も調べていないとすぐに判断され、今までの努力が無駄になります。
また、給与や待遇面に関する質問も論外です。
採用もされていないのに給与などのことを聞くのは図々しいです。
就活の場合、面接で聞かれる質問はある程度決まっています。
頻繁にされやすい質問の傾向を調べておくと対策が立てやすくなります。
質問の傾向の確認も大切ですが、質問の意図を理解することも重要です。
意図を理解した回答をすることで面接官の評価は大きく変わりますが、質問の意図を明確に理解するのは難しいです。
どんな質問にどんな意図があるのか明確に理解するためには就活のプロに相談するのが良いでしょう。
当社は、面接官に質問にはどんな意図があるのか、どんなことが就活で有利になるのかなどの疑問を解決し、就活のサポートをします。
就活は皆、不安になります。
一人で悩まずにヒトテクノロジーにご相談ください。