投稿したユーザー : agentgate
就職活動を行う際に、ESでアピールできるガクチカがないと感じる就活生も少なくありません。
ガクチカがないと感じてしまう理由には何が挙げられるでしょうか。
本記事では、ガクチカがないと感じる理由やガクチカがないときの対処方法について解説します。
この記事を読むことで、ESに何を書くべきかを理解できるようになり、自分の経験やスキルを最大限アピールできるようになります。
ガクチカの作り方についても紹介しているため、ぜひ参考にしてみましょう。
就職活動中の就活生がガクチカがないと感じてしまうのはどうしてでしょうか。
ここでは、ガクチカがないと感じる理由を紹介します。
就活生は面接やESで使える大きなエピソードがないため、ガクチカがないと感じてしまうかもしれませんが、ガクチカは学生時代に力を入れたことのためエピソードの大小は関係ありません。
実際はどのようなエピソードでも、自分が頑張ったと思えることであればアピールすることができます。
部活動やアルバイト、インターンシップなど、継続した活動がない学生は、ガクチカに何を書けばいいか分からず、悩んでしまう傾向があります。
「継続=努力」というイメージがあるため、ガクチカは長期的に取り組んだものを挙げるべきと就活生は考えてしまいます。
しかし、実際には1日だけの体験など、短期的なエピソードでも十分ガクチカとして使用できます。
ゼミのフィールドワークや1dayインターンシップなど、1日でも何かに取り組んだことがある場合は、そのことを伝えるようにしましょう。
ガクチカが思いつかないという学生は、自己分析が十分にできていない可能性があります。
自分のことを深く分析すれば、面接やESで使用できるエピソードが何かしらあるはずです。
大学生時代だけでなく、今までの人生で頑張ったことを振り返ってみましょう。
新型コロナウイルスの影響により、外に出る機会が減ってしまったことで、特別頑張ったことがないと感じる就活生も存在します。
確かに部活動やサークルなどの活動が制限され、大学の講義もオンラインで開催されるなど、頑張った実感を抱きにくい環境に変化しました。
しかし、視点を変えれば、コロナ禍だからこそ1人で頑張ったことや、ステイホーム期間を乗り越えるために工夫したことなど、日常生活の頑張りをエピソードに含めることができます。
つまり、ガクチカを考える際は視点の転換が重要であるということです。
自分には頑張ったことがないと勝手に決めつけていると、いつまでもガクチカが書けずに後悔することになるでしょう。
ここでは、ガクチカがないときの対処方法を解説します。
まず、企業がどうして学生に対してガクチカを聞いているか考えることから始めましょう。
ガクチカを聞く目的を把握することで、最適な回答を考えやすくなります。
次章で詳細を述べますが、企業はガクチカを通して思考力や人柄・性格、モチベーションなど、学生の考え方や人となりを判断しようとしています。
自分のアピールできる部分を見出すことで、どのエピソードであれば魅力が最大限に伝わるか逆算して考えることが可能です。
ガクチカで使うべきエピソードや経験を見つけるために、自己分析を行いましょう。
自己分析は、自己分析シートやツールを利用して行います。
これまでの人生を振り返ってモチベーショングラフを作成するのも良いでしょう。
どのようなことを達成したか、課題をどうやって解決したか、最も楽しい瞬間はいつだったかなど、さまざまな観点から自分を見つめ直すことが大切です。
ガクチカに使える経験がないという就活生は、インターンシップやボランティアに参加することをおすすめします。
もちろん、インターンシップやボランティアだけでなく、自分が興味のあることで、企業にアピールできることであればどのような活動でも構いません。
ガクチカに使うための経験を得たいという目的があれば、どのようなポイントに力を入れるか、その活動を通してどのようなことを得たいかなどが明確になった状態で参加できます。
志望度の高い企業があれば、企業が展開している事業と関連性の高い活動を行うとアピールしやすくなります。
資格勉強の経験もガクチカとしてアピールすることができます。
語学試験やITスキル、業界で必要な資格など、資格取得を目指して勉強してみましょう。
資格勉強を通してスケジュール管理能力が高まったことや、目標達成までの課題発見から解決までの流れを意識したなど、資格勉強の経験から得られたことを記載します。
ただ資格を取得したというエピソードでは、頑張ったポイントが伝わりにくいため詳細を説明することを心掛けましょう。
自分で学生時代に頑張ったことが見つけられない場合は、第三者の意見を取り入れてみましょう。
自分以外の視点を取り入れることで、見落としているポイントに気づける可能性があります。
また、普段何気なくやっていることが、他の人からみたら特筆すべき点であったなど、視点の転換がしやすくなります。
このため、自分でガクチカが見つけられないという場合は、家族や友人など周りにいる人に相談してみましょう。
ガクチカを書くためには自己分析をするのは当たり前です。
自己分析をしなければ何を頑張ってきたのかを確認することはできません。
ガクチカで学生はどのようなことをアピールするべきなのでしょうか。
ここでは、ガクチカで学生がアピールするべきことを解説します。
企業は、ある体験を通して学生がどのようなことを考えたのか、どのような思考で行動を起こしたのかなどを見ています。
思考力はビジネスの場においても極めて重要な能力です。
一概に思考力といってもさまざまなスキルに分けられます。
企業は自社に必要なスキルを持った人材を確保しようとしています。
例えば、「私は〇〇を問題と捉えて、〇〇という方法で改善を目指しました」などの問題解決能力や、「〇〇という点を問題に感じます」などの批判的思考力などが挙げられるでしょう。
ガクチカで伝える経験から、企業に思考力をアピールできるか確認しましょう。
ガクチカによって、企業は就活生の人柄や性格を汲み取ろうとします。
ガクチカは個人によってエピソードが大きく異なり、就活生のユニークなポイントを理解しやすいためです。
例えば、アルバイトやゼミ活動、留学、部活、インターンシップ、ボランティアなどの活動の中で、自分らさしさが伝わるような体験やエピソード、努力した経験を選びましょう。
ガクチカを通して企業は学生にモチベーションがあるか判断します。
モチベーションはこれからの成長度合いを見極めるのに重要な観点です。
企業は、「どのようなことに対してモチベーションを持ち、どのくらいの努力できるのか」というポイントに注目しています。
ガクチカでモチベーションをアピールする際は、企業でモチベーションをどのように活かせるかということまで発展させるとより効果的です。
企業はガクチカで就活生にどれくらいの行動力があるかを判断します。
行動力は問題解決や現状を改善するために重要なスキルです。
ガクチカでは、「目標に対してどのような行動を起こしたのか」「失敗した後に行動を起こして現状を打破したか」などを見ています。
このため、行動につなげられる能力があることが伝わるエピソードを選ぶようにしましょう。
学生がどのようなことに興味・関心を持っているのかは、企業にあった人材かどうかを判断するだけでなく、人材配置を考える上で大切な判断材料となります。
ガクチカは、候補者の興味・関心が顕著にあらわれやすい質問です。
自分が興味を抱いていることや、常日頃関心を持っていることが伝わる経験を伝えましょう。
自分の興味・関心と、企業を志望した理由をつなげると、一貫性のあるアピールをすることができます。
上記で説明したようなアピールをする際はただ伝えるだけでは意味がありません。
経験なども一緒に伝えなければアピールすることにはならないでしょう。
今回の記事では、面接やESで使えるガクチカがないと感じている就活生に向けて、ガクチカがないと感じる理由やガクチカがないときの対処方法について解説しました。
ガクチカがないと感じてしまうのには、ガクチカに対する先入観が大きく影響しています。
長く続けた活動や、大きなエピソードがないとしても、視点を変えればどのような活動もガクチカとして捉えることができます。
それでもガクチカが思いつかないと感じる人は、インターンシップやボランティアに参加したり、自己分析を行ったりなどアクションを起こすことが大切です。
就職活動のプロの視点からアドバイスがほしいという場合は、ヒトテクノロジーに相談してみましょう。
就活生の魅力を引き出すためのアドバイスを行います。
また、ガクチカのこと以外にも就活をする際に不安なことなど相談することも可能です。
第一志望の企業に就職したいと考えているならばぜひヒトテクノロジーに相談してみましょう。