半導体業界の仕事とは?インターンシップで学ぶこと・得るスキルについて

就職活動, インターンシップ
2023.01.26
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投稿したユーザー : masumin01

半導体業界は、身近な家電製品やゲームなど様々な製品に使われており、現在の暮らしを支える必要不可欠なものとなっています。

最近では、半導体不足の影響でテレビなどのメディアでも1度は耳にしたことがあるでしょう。

しかし、実際はどのような仕事内容なのかイメージしにくい部分もあるかと思います。

こちらでは、半導体業界に興味がある方や就職を考えている方に向けて、半導体業界のインターンシップについてご紹介します。

半導体業界 仕事内容

半導体業界の仕事内容について

半導体業界の仕事内容についてご紹介します。

半導体は主にどのようなものに使われているのか、具体的な仕事内容、1日の作業の流れについて解説します。

半導体が使われているものとは

物質に電気を通す導体・通さない絶縁体の中間の物質が“半導体”です。

その半導体が主に使用されている家電は

  • 炊飯器
  • スマートフォン
  • テレビ
  • 洗濯機
  • エアコン
  • など、生活に欠かせない製品に半導体が使われていることがわかります。

    その他にもインターネットの通信や銀行のATMなど、身近な製品が非常に多いためとても重要な業界なのです。

    半導体業界の仕事内容

    半導体業界の職種は、「研究開発・設計、検証・評価、営業、資材・ツールの調達」があります。

    研究開発・設計では、顧客のニーズに合わせて半導体メーカーや半導体製造装置メーカーにおいて新たな製品を生み出すための研究・開発が行われます。

    最新のトレンドや技術などの情報を把握しながら、時代に合わせて設計が進められます。

    検証・評価では、プロセスの評価や改善点など、あらゆる視点で検証を繰り返し行います。

    不具合が出た場合の改善策についてを検証するのもこの職種の特徴であり、幅広い業務が行われる重要な職種です。

    半導体業界における営業職は、半導体を卸売する商社が顧客となるため様々な知識が必要になります。

    海外が営業先になることもあるので、言語のスキルやコミュニケーションスキルなどが問われる職種です。

    半導体を作る上で必要な資材を調達するための職種もあります。

    こちらも国内だけでなく、海外へ調達をする場合もありますので営業職と同様に言語やコミュニケーションスキルが重要になります。

    半導体工場の1日の作業の流れ

    半導体業界の工場で働く際の1日の仕事の流れについて解説します。

  • 8:00:業務開始
  • 10:30:10分間の休憩
  • 10:40:業務再開
  • 12:00:1時間の昼休憩
  • 13:00:業務開始
  • 15:00:10分間の休憩
  • 15:10:業務再開
  • 17:00:終業
  • 1日の業務の流れは、1時間半ごとに10分間の休憩を挟み17時には終業となります。

    企業によっては、午前と午後に分けて違った業務を行うこともありますが、1日中同じ作業をしたり、ローテーションで行うこともあります。

    業務は立ち仕事がほとんどですが、時には部品を運ぶ作業なども含まれます。

    半導体の工場は細かい作業が多いため、長時間集中して作業することが好きな人には向いている職業であると言えます。

    半導体業界 インターンシップ内容

    半導体業界のインターンシップ内容について

    半導体業界のインターンシップはどのようなことについて体験できるのか、どんな話を聞くことができるのかについてご紹介します。

    半導体についての説明

    半導体業界についての詳しい説明を聞くことができます。

    半導体がどのようなことに使われているのか、今後の業界の動向などを実際に現場で働く方から話を聞くことができるので、就活の際にも役立つ情報が得られるでしょう。

    会社説明会

    インターンシップに参加する企業の説明を聞きます。

    就職を考えている会社の場合は、質問事項などを事前にまとめておくことで聞き逃すこともなく、就活に必要な情報として把握することができます。

    質疑応答の場合は、積極的な姿勢で挑みましょう。

    ビジネス体験

    ビジネス体験では、実際の業務を体験することができます。

    それぞれの企業で行われているビジネスワークを体験することで、実際にどのような業務が行われていて、どのように働いているのかを経験することができます。

    企業により経験できるビジネスサークは異なりますが、大手企業のソニーグループの場合ソフトウェアの設計やメカ設計、電気設計などの現場を体験することができます。

    また、インターンシップはいくつかのコースに分かれている企業もありますので、自分が興味を持っているコースを選んでみましょう。

    ものづくりの現場において工場内の雰囲気や役割、事務仕事などを体験できます。

    また、企業の強みや会社の全体像・役割などを理解することができます。

    それぞれの職種において深く理解することができ、今後の就活にも役立つ貴重な経験となるでしょう。

    グループワーク

    インターンシップの参加者同士で、企業の営業職・スタッフ職の役割担当として、顧客に対して提案・提案書を作成・プレゼンする、このような流れで行われることが多いでしょう。

    企業によっては、商談に同行させてもらえることもあります。

    先輩社員との座談会

    先輩社員との座談会は、会社説明会とは違い近い距離で話を聞くことができます。

    実際に働いている社員のリアルな体験や、どんなことを考え・感じながら仕事をしているのかなど、気になることをたくさん質問してみましょう。

    若手や中堅社員から聞く話は、企業の動向や働き方・就活についてのアドバイスなどフランクな形で色々な話を聞くことができます。

    フィードバック

    実際に体験したビジネスワーク・グループワーク、座談会など、それぞれの行動や発言などを見て、先輩社員からフィードバックが行われます。

    就職する際に必要なこと、これから学んだ方がいい事など、先輩社員から見た自分のフィードバックを素直に聞き入れ、就活へ繋げましょう。

    半導体業界 スキル

    半導体業界のインターンシップにおいて得られるスキル

    半導体業界のインターンシップに参加するとことで、様々な職種の経験をすることができます。

    グループワークやビジネス体験など、たくさんのことを経験して得られるスキルについてご紹介します。

    コミュニケーションスキルが身につく

    先輩社員とのコミュニケーションはもちろんですが、半導体業界でも営業職や他の企業とのやり取りなど様々な部分でコミュニケーションが必要になります。

    インターンシップに参加することで、実際の現場でどのようなコミュニケーションが行われているのかを肌で感じることができますね。

    社内外の不特定多数の方とのコミュニケーションが重要になるので、インターンシップで身についたスキルをさらに磨いて就活の際にしっかりとアピールしましょう。

    半導体業界の具体的な内容を理解できる

    半導体業界で実際に働いてみて理解できることはたくさんあるでしょう。

    想像していた業務内容とは違ったことを経験するかもしれません。

    しかし、想像や調べた情報ではなく現場で学びきちんと理解することで、これから必要なスキルや学びたい技術などについての理解を深めることができます。

    半導体業界に就職するならインターンシップで業務を経験してみよう!

    半導体業界のインターンシップについてご紹介しました。

    半導体はエアコンや炊飯器など生活に欠かせない製品に使われており、生活において必要不可欠な業界です。

    これから半導体業界に就職するなら、まずはインターンシップに参加し実際の業務を体験してみてください。

    インターンシップに参加することで、想像ではなく自分が働くリアルな姿を思い描くことができるでしょう。

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