コンサルのインターンシップ先でおすすめは?コンテンツ内容も解説

インターンシップ
2023.01.04
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投稿したユーザー : takasaki

「コンサルタント会社のインターンシップはどこがおすすめ?」

「インターンのコンテンツ内容が知りたい」

と思っている人は多いのではないでしょうか?

コンサルタント業界に興味を持っている就活生の中には、「インターンシップに参加したい!」という人が多いはずです。

しかし、コンサルタント会社ではどのようなインターンが行われているのか、どこのインターンがおすすめなのか詳しく知らない人がほとんどでしょう。

本記事では、コンサルタント会社の種類やインターンのコンテンツ内容を解説しながら、おすすめインターンシップ先を紹介していきます。

「自分に向いているインターン先がわかった!」と思える内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

コンサルタントの会社にも種類がある?

一口にコンサルタントといっても、さまざまな種類が存在します。就活する上で、どのような種類のコンサルティングファームがあるのかを把握することが重要です。ここでは、主なコンサルティングファーム5つを紹介していきます。

  • ・戦略系コンサルティングファーム
  • ・総合系コンサルティングファーム
  • ・シンクタンク系コンサルティングファーム
  • ・IT系コンサルティングファーム
  • ・中小企業コンサルティングファーム

インターンシップの説明に入る前に確認しておきましょう。

戦略系コンサルティングファーム

戦略系コンサルティングファームの主な業務は、企業に対して課題を解決するための戦略策定やアドバイスを行うことです。企業の経営方針についてはもちろん、会計・人事といった分野まで幅広く対応していきます。

主な戦略系コンサルティングとしては、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストン・コンサルティング」などがあり、大企業や外資系のクライアントを中心に展開している会社が多い傾向です。

戦略系コンサルティングが向いているのは、論理的思考で物事を考えられる人だといえます。企業のデータを収集し、仮説に基づき地道な分析・検証を行うため、ロジカルな感性を持っている人におすすめです。

総合系コンサルティングファーム

総合系コンサルティングファームとは、戦略立案などの上流工程から実行支援などの下流工程まで企業を包括的に支援するコンサルティングファームです。取り扱う経営課題は多岐にわたり、金融、製造業、エネルギー、公共機関、通信など幅広い業種に対応します。

有名どころとしては、「デロイトトーマツコンサルティング」「アクセンチュア」などのコンサルティング会社があります。

総合系コンサルティングはあらゆるサービスを手がけるため、それぞれの経営課題に対して深い知見を持っておくことが必要です。コツコツと知識を深めていけるような勉強家タイプの人に向いている職種といえるでしょう。

シンクタンク系コンサルティングファーム

シンクタンク系コンサルティングファームとは、政府や地方自治体などの課題を解決するために情報収集・調査を行い、政策などをアドバイスするコンサルタントです。例えば、官公庁向けのリサーチや経済調査などは、シンクタンク系コンサルティングの仕事範囲になります。

よく知られているシンクタンク系コンサルティングファームは、「野村総合研究所」「日本総研」などがあり、大手証券会社やメガバンクなどの大手企業グループを親会社に持っているのが特徴です。

シンクタンク系コンサルティングの仕事はリサーチがメインになるため、リサーチ力のある人が向いています。「調べることが得意」という人は、シンクタンク系コンサルティングを検討してみてはいかがでしょうか。

IT系コンサルティングファーム

IT系コンサルティングファームとは、企業のIT関連分野におけるアドバイスやシステム開発の提案を行うコンサルタントのことです。プロジェクトの進捗管理や運用テストにも関わり、企業の経営を支援します。

主な企業は「ガートナージャパン」「CDIソリューションズ」などがあげられます。

IT業界は常に情報技術がアップデートされているため、ITの知識・ノウハウがある人はもちろん、情報のアップデートに敏感な人材が求められます。このことから、IT系コンサルはIT関連の知識や技術を高めていきたい人に向いているといえるでしょう。

中小企業コンサルティングファーム

中小企業コンサルティングファームとは、日本国内の中小企業を中心にコンサルタントを行う仕事です。大きな特徴としては、コンサルタント1人が顧問型として中小企業を担当し、深いところまでアドバイスを行うことです。代表的な中小企業コンサルティングとしては、「船井総研」「りそな総研」などがあげられます。

中小企業コンサルティングでは、コミュニケーション能力の高さが求められます。というのも、中小企業コンサルティングは顧問型になるため、経営者との円滑なコミュニケーションが必要不可欠だからです。

このことから、自分の考えを伝える能力や、相手が伝えようとしている言葉を正しく理解する能力が高い人などに適した仕事だといえます。

コンサルのインターンで体験できるコンテンツとは

ここからは、コンサルタントのインターンで体験できるコンテンツについて解説します。短期インターンシップと長期インターンの内容の違いなどについて、以下で詳しく見ていきましょう。

短期・長期で内容は変わる

コンサルタントのインターンは、短期なのか長期なのかで内容が変わります。

項目短期インターン長期インターン
期間1~4週間程度3ヶ月以上
内容企業説明簡単なグループワーク実際の仕事を体験
給与基本的になし有給の場合もある
メリット短期間で企業の概要を知れる職場体験を通してリアルな企業内容を知れる
デメリット具体的な仕事内容が体験できない学校との両立が難しい

インターンは7〜9月の夏休みシーズンに行われることが多く、短期では1〜4週間程度ですが、長期の場合は3ヶ月以上をかけて行われる場合もあります。

短期インターン・長期インターンで体験できる内容については後述します。

体験できる内容は?

先ほど説明した通り、コンサルタントのインターンでは短期・長期によって体験できる内容が違います。

短期インターン

短期インターンでは、参加者で経営戦略を考えるというグループワークを行い、コンサルタントの仕事を模擬体験できます。例えば、「○○社の収益が落ちている原因を分析し、5年で向上できるような経営戦略を考えてください」などのお題に対して、インターン参加者でグループを作って数日かけて課題を解決していきます。

短期間で企業の内容を知りたい人には向いていますが、職場の雰囲気をつかむ前に終わってしまうというデメリットもあります。

長期インターン

長期インターンでは3ヶ月以上におよぶ職場体験を行い、実際に会社の一員として仕事に従事します。メリットとしては、企業の職場体験を通してリアルな仕事内容を知れることです。自分はその企業に向いているのか、本当にやりたい仕事なのかが明確に判断できます。

また、社会人としてのマナーや立ち振る舞いなども学べるため、就職前に大きな経験を積める絶好のチャンスといえます。

「どのコンサルタントが向いている?」と迷っている人にはうってつけの機会といえますね。

ただし、3ヶ月以上の長期(週3日程度の勤務)となるため、学校の単位取得に影響が出る点は注意しておきましょう。

インターンでおすすめのコンサルティング会社

ここまでは、コンサルタントの種類やインターンの内容について解説してきました。ここからは、インターンでおすすめできる大手コンサルティング会社について紹介していきます。

長期インターンでおすすめのコンサルティング会社

長期インターンを募集しているおすすめコンサルティング会社は以下の2つです。

株式会社日本通信サービス

日本通信サービスは、IT・通信・美容・飲食・人材・インフラなどといった幅広い分野でコンサルティング業務を行っている会社になります。「ベストベンチャー100」に6年連続で選出されるなど、いま勢いに乗っているベンチャー企業です。

最低1ヶ月の長期インターンを募集しており、平日週2回から参加可能となっています。

株式会社日本通信サービス

株式会社秀實社

シンクタンク系コンサルティングの長期インターンでおすすめなのが株式会社秀實社です。行政(厚生労働省、経済産業省、全国各地の自治体)やクライアント企業、業界について調査するコンサルタント業務を行っており、シンクタンク系コンサルティングでは数少ない長期インターンを実施している会社になります。


株式会社秀實社


短期インターンでおすすめのコンサルティング会社

短期インターンでおすすめのコンサルティング会社は以下の2つです。

マッキンゼー・アンド・カンパニー

マッキンゼー・アンド・カンパニーは世界60か国105支社に9000人以上のコンサルタントが所属している、世界有数の戦略系コンサルティング企業です。マッキンゼー・アンド・カンパニーのインターンは選考プロセスに含まれているため、入社したい場合は必ずインターンを受ける必要があります(3〜4日間のグループワーク)。すでに24卒のインターンを開始しているため、興味がある人はエントリーしてみましょう。

マッキンゼー・アンド・カンパニー

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社は、IT関連分野における戦略の立案・推進、システム導入などを行うIT系コンサル会社です。3日間の日程で短期インターンを実施し、5,000円の日当も支給されます。24卒の募集も始まっているため、IT関連のコンサル業務に興味がある人は検討してみても良いでしょう。

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社

失敗しないインターン先の探し方

「インターン先の探し方がわからない」「失敗したくない」と思いますよね。ここからは、失敗しないインターン先の探し方について説明します。インターン先が決まらずに悩んでいる人は参考にしてみてください。

参加する明確な目的を決める

インターン先を決める際は、参加する明確な目的を決めると良いでしょう。というのも、インターンによって内容や期間が異なるためです。例えば、特定のコンサル企業の職場体験をしたいという目的があるなら、長期インターンができる企業に絞り込むと良いですし、コンサル業界の概要を知りたいのであれば、短期インターンを複数社受けるのもありでしょう。このように、インターンに参加する際は、自分が知りたいこと・学びたいことを明確にするとスムーズに進みます。

必要とする条件を満たしているか考える

企業が必要とする条件を満たしているか考えることも重要だといえます。なぜなら、企業が求める人材と合っていない場合、その先の採用に結びつかないからです。例えば、コンサル業界に共通している条件として、「論理的思考力」が高い人材が求められますが、論理的思考力の乏しい人が応募してもミスマッチが起こるだけですよね。つまり、自分が向いていない職業に応募しても時間の無駄になってしまうんです。

インターンで失敗しないためにも、コンサル業界が条件とする条件が何なのかをしっかり確認してからエントリーすると良いでしょう。

大手コンサルのインターンは人気

インターンは企業の公式サイトや求人サイトから応募可能です。しかし、大手コンサルは人気が高いため、タイミングによっては募集が締め切られることもあります。気になるコンサル企業を見つけたら、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

また、インターンに参加する際は、自分に向いているコンサルは何なのかを見極めて、目的や企業の条件にマッチしたインターンを選んでいきましょう。

*2023年1月の情報です。

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