投稿したユーザー : masumin01
薬学や理系の勉強をしている学生は、これまで学んできたことを活かせる職業であり、製薬業界に就きたいと考えている方は多いでしょう。
福利厚生がしっかりとしており、様々な働き方がある製薬業界は常に人気が高い職業となっています。
そんな製薬会社に就職したいと考えているなら、まずはインターンシップに参加してみましょう。
インターンシップでは、学生時代では体験できない実際の職場を見たり経験することができます。
こちらでは、製薬会社のインターンシップについてや、高倍率なインターン選考の対策についてご紹介します。
まずは、製薬会社のインターンシップについて解説します。
製薬会社と一括りにいっても、大きく分けて研究・開発と営業の2種類があります。
それぞれのインターンシップで学べることについてご紹介します。
MRとは医療情報提供者のことを言い、医療品情報の提供や販売を行う営業職です。
営業先は、医療関係者や医者・病院の医療に携わる人に向けて医薬品の紹介や提供を行っています。
MR職のインターンは、全ての学部の学生が対象となっています。
1日のみのインターン内容は、主に会社説明会や仕事内容の紹介・フィードバック・先輩社員との座談会などが行われます。
2日以上のインターンシップは、現場で働いている社員の方と一緒に実際の営業に同行させてもらえることもあります。
実際の営業の現場を見ることができるので、理想と現実のズレをなくし就職の際にもスムーズに進めることができるでしょう。
また、貴重な経験として就活にも大きく影響しますので、積極的な姿勢で挑むことが大切です。
研究・開発職では、新薬についての研究や開発を行う仕事です。
また、新薬だけでなく既存の薬の改良を行うこともあり、最近では注目される人気の職業となっています。
研究・開発職のインターンは、主に薬学部や理工学系など理系の学生が対象となっています。
インターン内容は、まず会社説明会が行われ仕事内容の説明、インターン生同士でのグループワーク、先輩社員との質疑応答形式の座談会などが行われます。
現場で働く先輩社員の姿を見たり、リアルな体験の話を聞くことができるので、就活の際にも役に立つでしょう。
製薬会社のインターンシップについて、メリットや期間などをご紹介します。
製薬会社のインターンは、参加することで就活に大きく影響を及ぼします。
インターンに参加した方は製薬業界についての情報をより深く理解できていること、就職に関しての積極的な姿勢などをアピールすることができます。
製薬会社のインターンは、人気職のため非常に倍率が高くなっています。
製薬会社のMRは理系文系問わず全ての人が対象になっていることもあり、たくさんの学生からの応募が集まります。
また、研究・開発などの技術職に関しても大手企業は特に倍率が高くなるため、インターン選考は早めの対策が必要です。
インターンの選考では主にES(エントリーシート)や面接などがあり、多くの学生が応募するため他の学生との差別化を図ることが重要です。
製薬会社のインターンは、短期の場合がほとんどです。
1Dayインターンや数日〜1週間程度行う企業もあり、数日間行うインターンでは会社説明会などの話の他に実際の現場の雰囲気を感じ、触れられる機会を設けている会社もあります。
どんなインターンであっても、就活に役立つことをしっかりと学ぶことができ充実した時間となるでしょう。
インターンの開催時期は、夏休みや冬休み中に開催される場合がほとんどです。
また、それぞれの休みの前後に開催されることもありますので、学校の行事や試験期間なども確認した上で応募しましょう。
製薬業界は人気職なので、インターンシップの倍率は非常に高いです。
インターンシップに参加する際には選考を突破し、参加するための権利を獲得しなければいけません。
突破するための対策として、まずは企業を選んだ志望動機を明確にすること。
企業研究はもちろん、インターンにエントリーする会社の情報についても徹底的に調べましょう。
なぜこの会社を選んだのか、就職したらどのような道に進みたいのか、何を目指すのかなど、より具体的に考えておくことが重要です。
また、他の人と差別化を図るためにも、製薬業界を目指すきっかけや自分なりのエピソードがあるとより印象に残りやすくなります。
どんなことを聞かれてもすぐに答えられるように、自分の言葉でまとめておくと良いでしょう。
製薬会社で人気のインターンシップをご紹介します。
どの製薬会社も一度は耳にしたことがある大手企業です。
これらの会社は、エントリー数も多く人気の企業なので、選考対策を徹底して挑むことが大切です。
これらのインターンシップは、上記でご紹介したようなMRや研究・開発などがありますが、それぞれのコースで分かれている会社もあります。
例えば、武田製薬のインターンシップは、リサーチ・ファーマシューティカルサイエンス・開発・総合の4種類のコースがあり、1Dayインターンや2日間で行われるものもあります。
また、第一三共のインターンでは、MRやコーポレートスタッフ・ファーマコビジランスなど5種類のコースに分かれており、いずれもオンラインでインターンが行われます。
企業によっては実際の現場の雰囲気を体験できるものもあれば、オンライン形式で行われるものもありますので、内容もしっかりと確認してから応募しましょう。
自分が将来どんな仕事をしたいのか、どんん職場を体験したいのかを明確にし、就活に役立つインターンを選ぶことがポイントです。
「なんとなく」という理由からインターン選考に応募しても突破できない可能性があるため、希望する会社や体験したい職業を選び、その熱量を会社に伝えられるようにしましょう。
製薬会社のインターンシップについてご紹介しました。
製薬業界は、文系理系問わず就職できるMRや理系や大学院生に人気の研究開発などの職種があり、いずれも人気の職業となっています。
それぞれの就職を考えている方は、就活に有利になるインターンシップに参加してみましょう。
インターン内容な企業により異なりますが、実際の体験ができる企業もあり、先輩社員からリアルな話を聞くこともできます。
短期インターンが多く、限られた時間の中で充実したスケジュールが組まれているので、気になる企業のインターンには積極的に参加をし就活に役立てましょう。
また、人気業界のインターンは倍率も高いので早めの対策を心がけましょう。