投稿したユーザー : my14apila
今回はこの「営業職」を取り上げ、その働き方の特徴と必要とされるスキルについて解説します。
「営業職」と一口に言ってもその種類はさまざまです。
ここでは「顧客との関係」「営業先」「何を売るか」に分けてお話していきます。
営業職は、新規顧客の獲得を目的とするものと、既存の顧客との関係を深めていくものに分けられます。
新規顧客獲得の場合は「テレアポ」などの手法を使い、自社のサービスや商品を知らない人にもアピールし、新しい顧客をつかんでいくことを仕事とします。
対して既存営業の場合は、ある程度関係性が築けている人に対してさらなるサービス・商品の購入を促す方式をとります。
営業先の中心となる相手が個人の場合はBtoC、企業の場合はBtoBと呼ばれます。
私たちにとってなじみ深いのは前者であり、家電製品の販売などがこれにあたります。対して後者は企業間同士でのやりとりを原則とするもので、工事に必要な部品の販売などがこれに該当します。
ただしBtoCといっても、営業職が直接的に一般ユーザーに商品を売り込むことはほとんどありません。
営業職がやりとりする相手は、「一般ユーザーに商品を売ることになる、家電量販店」などです。
営業職が扱うサービス・物は数多くあります。
いくつか代表的なものを取り上げます。
エアコンや、自動車の部品などの「製品」を売り込んでいく仕事です。
BtoCの場合もあれば、BtoBで仕事をしていくこともあります。
現在の私たちの生活は、IT技術と切っても切り離せません。
自社のシステムやWEBマーケティング技術、またWEBコンテンツそのものを売り込むこともあります。
意外に思われるかもしれませんが、「医療」を扱う営業職も存在します。
もっとも代表的なのはMRであり、彼らは医療機器や医薬品などを病院などに紹介していきます。
不動産営業は、多くの人にとってなじみ深いものでしょう。
物件そのものの売り買いを担当することもありますが、賃貸契約の獲得を目的とすることもあります。
「お金」に直接関わる金融や保険を担当する営業もいます。
とかくわかりにくい金融・保険をわかりやすく解説することも仕事のうちのひとつで、取り扱う分野によって大きくその性質が異なるカテゴリーでもあります。
ここからは、営業職に必要なスキルと、営業職の強みについて解説していきます。
営業職に求められるスキルとして、「製品への深い知識」がまず挙げられます。
特に医療やIT、金融・保険などの、「専門性が高く」「わかりにくい」分野の営業を担当する場合は、自社製品のみならず法律関係の知識をも有しておくことが求められます。
人は、自分が信頼できない相手から物を買おうとは思いません。
そのため信頼してもらえるだけの誠実さと、それをアピールするためのコミュニケーション能力は営業職にとって非常に重要なものです。
営業職のなかでも特に新規顧客をターゲットとする場合、電話を突然切られることはよくありますし、場合によってはきつい言葉を投げかけられることもあります。
また歩合制度をとっている企業の場合は、成績の良い同僚など比較されることもあるでしょう。
そのため、営業職には高いストレス耐性が求められると考えられます。
ただ、営業職は自分のがんばりが収入に反映されやすい仕事だといえます。
経験や年数にとらわれることなく、成績に応じた給料が支払われます。
そのため、セールス力と情熱がある人にとっては、非常にやりがいのある仕事となるでしょう。