投稿したユーザー : masumin01
「就活をする中でコネを使う人ってズルい。」
「就活でコネ入社はあり?コネを自分から作ることもできる?」
このように考える就活生は多いのではないでしょうか。
就活の時期に耳にすることのある「コネクション採用」や「縁故採用」。
希望する会社に家族や知人がいる場合、紹介してもらい採用を楽に通過することができます。
「コネクションを持っている人はズルい」と思われがちですが、コネを持っているなら積極的に使うべきです。
コネクションは就活生と企業側両方にメリットがあることなので、効率的な就活をすることができます。
今回は、就職活動におけるコネクションについてのメリット・デメリットなどをご紹介します。
コネクションとは、英語で「繋がり」という意味を持ちます。
就職活動におけるコネクション採用とは、家族や知人などの繋がりを利用して会社に採用してもらうことです。
主に、
などの紹介で、コネを利用することができます。
一般的な就活は、
このような流れで行われることが多いです、
コネ採用の流れは、一般採用の中のES選考がない場合や面接が免除されることもあり、内々定まではリスクが少なく進みます。
つまり、会社に入社する際の、自己アピールする部分がないということになりますね。
コネ採用の場合、「この人の紹介なら大丈夫だろう」「今までのOBも優秀だから問題ない」と本人の評価がすでに伝わっているという理由が挙げられます。
すでに就活生の性格やスキルなどを企業側が把握しているため、わざわざESや面接を行わなくても分かるので免除の対象になるのです。
しかし、内々定まではスムーズに通過できても、内定をもらえるかどうは本人次第です。
就職におけるコネ採用のメリットについてご紹介します。
先に述べたように、ESや面接を免除されるケースが多いので、応募から内々定までスムーズに進みます。
一般入社の場合、ES選考で落とされたり面接で不採用になることもあるでしょう。
しかし、その二つをスムーズに通過できるのでリスクをなるべく減らし、本採用に力を入れることができます。
就活におけるストレスも軽減されるので、最大のメリットといえるでしょう。
コネ採用は、親や親戚・大学の教授など様々な人の紹介を受けることができます。
その紹介者が企業の重役と繋がってる場合、入社後の配属先などの希望が通りやすくなることもメリットです。
希望する部署があっても思い通りにいかないこともありますよね。
しかし、希望が通れば入社後も仕事に対するモチベーションも上がり、やりがいを感じることができるでしょう。
一般採用の場合、ESの内容を決めて選考に通過すれば、次は面接の練習を始めますよね。
コネ採用は、ESや面接が免除になる可能性もあるので、本採用までの準備時間を十分にとることができます。
本採用までの時間があることで、入社までに必要なスキルを磨いたり、アルバイトをしたりなど就活以外に時間を使うことができます。
入社する企業に知り合いがいる場合は、入社後も職場になじみやすくなります。
知り合いがいることで心強さと安心感でストレスが減り、受け入れる側も「あの人の知り合い」という位置づけから受け入れやすい状態になっていることもメリットです。
就活の際のコネクション採用のデメリットについても把握しておきましょう。
コネ採用の場合、内々定までをスムーズに進められるのは紹介者のおかげです。
ゆえに、内定辞退をする際は断りにくくなることがデメリットです。
就活を早く終わりにしたい・楽に就職したいという思いから、安易にコネを使ってしまうとこのような事態になりかねないので注意が必要です。
「紹介者の期待に応えたい」という思いから、プレッシャーに感じることもあるでしょう。
紹介者の印象を悪くしないように・期待に応えられるようになど、コネを利用したことで自分にプレッシャーを与えてしまうこともあります。
コネ採用を利用して楽に入社できたが、「思っていたのと違う」「やりたいことではなかった」というギャップを感じることもあります。
コネを利用する際は、企業をしっかりと調べた上で行いましょう。
コネ採用をした人に対して、陰口やいじめを受ける可能性があることも理解しておきましょう。
一般的な就活試験を通過した人にとっては、コネ採用を「ズルい」と受け取る場合もあります。
周りに「コネクションを使った」ということは、安易に言わない方がいいでしょう。
入社してから数ヶ月・数年働いて、万が一退職をする場合、会社を辞めにくくなることも考えられます。
「紹介者に迷惑がかかるのではないか」「申し訳ない」という気持ちがあり、退職したい旨を伝えにくいこともあるでしょう。
退職をなかなか伝えられずに、ストレスを抱えることもあるので注意が必要です。
コネクション採用についてのデメリットをお伝えしましたが、コネを持っているなら積極的に使うことも大切です。
こちらでは、コネクションの作り方についてご紹介します。
就職を考えている企業が決まっているならば、企業側に繋がりがある人がいないか探してみましょう。
家族や親戚・友人・知人だけでなく、大学の先輩・教授など、自分の周りにいる人全てで考えてみてください。
意外と身近なところに繋がりを持っている人がいるかもしれません。
過去に企業に入社した先輩がいるなら、大学の先生や教授の繋がりを利用しOBを紹介してもらいましょう。
紹介してもらう先輩が全く知らない人であっても、自分の後輩であれば何かしら協力してくれる可能性もあります。
または、企業のインターンに参加した際に先輩がいれば自分から接点を作ってみるのも一つの方法です。
志望している企業にアルバイトで入ることができれば、社員と直接繋がりを作ることができます。
実際に働く姿を見せたり、コミュニケーションを取ることで評価してもらえれば、企業側に紹介してもらえるかもしれません。
コネクション採用を利用する場合、「楽だから」という単純な理由で利用することのないようにしましょう。
コネクションを利用する際の注意点についてご紹介します。
コネ採用を利用する前に、自分がやりたいこと・働きたい職種を明確にすることが重要です。
コネ採用は就活を楽にできたり、ストレスを軽減することができますが、入社してから自分のやりたいこととは異なる職種を選んでしまうとストレスを感じます。
また、デメリットでも挙げたように退職しにくくなることも考えられますので、将来についてしっかりと考え、自己分析することが大切です。
業界研究・企業研究を行うことについても重要なポイントです。
コネを利用する前に、業界について・企業についてしっかりと把握した上で就職するかを検討しましょう。
特に同じ業界であっても、企業によってやりたいことができない場合もあります。
企業についてはコネを利用する前に、徹底的に調べることが大切です。
コネクションは、就活において大切です。
就活を楽にするだけでなく、企業側もあなたのこと事前に把握できるメリットがあるので積極的に利用しましょう。
他にもたくさんのメリットがありますが、デメリットについても把握し注意することも重要です。
楽さを選び、自分の希望する企業や職種とは違ったものにならないようにしましょう。
将来のことややりたいこと・興味があることなどを明確にし、自分に合った企業を選ぶことが最も大切なことです。