投稿したユーザー : masumin01
「企画の仕事ってどんなことをするの?」
「企画職に就くためにはどんなスキルや資格が必要なの?」
など、それぞれ疑問がある方もいるでしょう。
企画職は“大変・辛い”という声を聞くこともありますが、辛いことばかりではなく、もちろんやりがいもあります。
未経験からでも始めることができる職種なので、企画に興味がある方は是非こちらの記事をご覧ください。
企画の仕事内容ややりがい、求められる人材などについて詳しく解説します。
まずは、企画職の仕事内容についてご紹介します。
企画職というと、新しい商品やサービスを開発する仕事をイメージしますが、それだけではありません。
主に商品企画・商品開発、販売促進、広報、営業に分かれており、それぞれの分野によって仕事内容は異なります。
企画職の商品企画・開発部門では、主に新しい商品をゼロから作り上げる仕事をしています。
今の流行や消費者のニーズを調査し、その結果をもとに会社の商品やサービスを企画し、商品に落とし込みます。
また商品企画には、新しい商品を作り上げるためのコンセプトやコスト、価格設定など、細かい仕事が含まれており、細かい分析・調査能力が必要になります。
企業によっては商品企画と商品開発の分野が分かれているところもあり、企画は商品を新しく考える分野、開発は企画をもとに商品を作り上げる分野で分けられています。
販売促進の仕事は、新商品や新サービスをより多くの消費者に認知してもらう仕事です。
新しく商品やサービスを作るだけでは、消費者には届きません。
その商品を多くの人に知ってもらうために、店頭用のポスターや商品サンプルなど、様々な戦略を考えます。
また、ポイント制度や割引サービスなどの導入を考えるのも販売促進部門の仕事です。
消費者だけでなく、店頭に置いてもらうために流通業者にもアピールする必要があるので、より綿密な戦略を建てることが販売促進する鍵となります。
広報部門では、商品をPRするための企画を行います。
主にテレビや雑誌などのメディアに取り上げてもらったり、新商品発売に向けてのイベントを行うなど、消費者の目に触れる機会を増やしていきます。
最近ではSNSで広めることも増えたため、様々な戦略が考えられています。
また広報では、各メディアやイベント主催者との繋がりなども重要になるため、高いコミュニケーションスキルが求められます。
営業部門は、実際に営業活動するのではなく営業活動が効率的に、かつスムーズに進むためのサポートをします。
主に営業担当の負担(売上数値の分析・消費者向けの資料作成など)を軽減するためのサポートを行うこと、または営業成績が良かった社員には表彰をするなど、モチベーションアップのための企画を立案します。
新しい商品やサービスを世に広めるためには、営業担当の活躍が欠かせない存在です。
そんな営業職を支える縁の下の力持ちとして、営業企画はとても重要な役割となっています。
企画職は、大変・辛いというイメージもあるでしょう。
実際にどんなことが辛いのか、仕事に厳しさについても知っておきましょう。
企画の仕事は、軌道に乗るまでの期間が長くモチベーションの維持が大変なことです。
新商品や新サービスは、企画・開発をしてから販売促進や営業など、世に出るまで長い時間が必要です。
また多くの消費者に認知してもらうまで、そして売上として結果が出るまでにも長い期間がかかります。
順調に進む時期もあれば、難航してなかなか成果に出ない時期もあり、モチベーションの維持が難しい時期もあるため、自分自身のコントロールが大切になります。
企画は、たくさんのアイディが必要な仕事です。
一つの商品やサービスを作り上げるまで、何十・何百というアイディアの中から選ばれたものもあるでしょう。
アイディアは、調子がいい時・悪い時があり、テーマによっては得意・不得意もあります。
休日や気分転換に外出した際にも、常にアイディアを求めて頭を働かせている場面が多くなるかもしれません。
たくさんのアイディアを出しても、その企画が通らなければ何度も再提出になることもあります。
もちろん、全ての企画が通らないことも承知しているはずですが、自信を持って提案した企画でさえも通らないことは少なくありません。
企画が通らないことが続くと、仕事に対してのモチベーションの低下や自信、やりがいを感じにくくなるかもしれません。
企画職は簡単な仕事ではなく、好きなことが天職になるとは限らないことも厳しさや辛さの理由です。
しかし、企画職にもやりがいを感じることはたくさんあります。
こちらでは、企画職のやりがいや向いている人についてご紹介します。
企画職のやりがいは、企画が商品化しその商品がヒットしたときの喜びを感じられる瞬間ではないでしょうか。
自分が出したアイディアが現実に商品化し、実際に世に売り出された際には言葉にならない喜びを実感することができるでしょう。
その商品が話題になり様々なメディアやSNSなどで拡散されているところを見ると、自分の自信にも繋がり「また次も頑張ろう」というモチベーションにもなります。
また、商品化するためのアイディアをたくさん出している時にも、やりがいを感じることができるでしょう。
そのアイディアが商品として形になることが、一つの大きな達成感とやりがいを実感できます。
企画の仕事は、市場の流行やニーズを調査し、消費者の求めるものを作ることが大切です。
このことから、新しいことを学ぶ好奇心・情報収集・分析などに対して熱心に取り組める人は、企画職向いています。
過去の記録や情報も大切ですが、市場は常に進化・変化を繰り返しています。
その市場を知るために、いろいろなところから情報を取り入れ、自分のアイディアとして落とし込むことができる人は、どんな時代にも新しいアイディアを生み出すことができるでしょう。
企画職は、未経験でも活躍できる仕事です。
しかし、未経験でも就職に有利になるスキルや資格があるならしっかりとアピールしましょう。
こちらでは、求められるスキルや資格についてご紹介します。
企画職に求められるスキルは、次のようなことがあります。
企画職は、企業内だけでなく社外のメンバーと一緒に仕事をする場面もあります。
不特定多数の人たちと関わることが多い企画職は、高いコミュニケーションスキルがとても重要です。
また、市場調査や情報収集を行い分析して、その結果をもとに企画を生み出す力も大切です。
企画は斬新なアイディアやひらめきも大切ですが、市場のトレンドやマーケットを把握し、商品化する根拠がなければヒットする商品を生み出すことはできません。
そして、企画を進めるプレゼン力がなければ良いアイディアを生み出しても、上層部などの承認を得ることができません。
自分の企画を通すためのリサーチ力・プレゼンテーション力は、とても重要なスキルです。
企画職で、必須の資格は特にありません。
しかし、活かせる資格があると就職にも有利になります。
などがあります。
これらの資格は、商品開発士会や日本販路コーディネーター協会が認定する資格で、商品を開発する際のターゲット設定や価格ランク、市場からの視点で商品を評価しアドバイスや指導ができる資格です。
それぞれの資格には、企画に必要なスキルを学ぶことができ、即戦力となれるので持っている場合は必ずアピールしましょう。
企画職の仕事内容ややりがい辛いことなどについてご紹介しました。
企画職には、商品企画・開発・販売促進・広報・営業企画の仕事があり、それぞれの仕事内容は異なります。
自分の得意なこと、好きなことができる企画職を探してみましょう。
仕事をする上で、“大変・辛い”と感じることもあるでしょう。
しかし、企画職にはやりがいや魅力がたくさんあり、大きな達成感や自身に繋がることもあります。
企業研究では、様々な企画職をご紹介しています。
気になる仕事を見つけて、自分の好きなことに挑戦してみましょう。