投稿したユーザー : masumin01
金融業界での就職を希望する方・目指している方は多くいますが、「実際にどんな仕事をしているのか」ということは分からない方もいるでしょう。
金融業界は主に銀行やお金に関するやサービスを提供している企業を指し、日常生活において必要不可欠な業界です。
そして、これからの時代は金融業界から新たに生まれた金融ベンチャーについて気になっている方もいるでしょう。
こちらでは、金融ベンチャーの特徴や就職するために必要なスキルなどについてご紹介します。
金融ベンチャーとは、オンライン銀行やオンライン投資プラットフォーム・仮想通貨取引所などを指し、主に金融サービス分野に特化した新興企業をいいます。
金融業界に関するサービスや製品を提供している業界で、従来の金融業界とは異なる特徴を持っています。
金融ベンチャーはより柔軟で革新的なサービスを提供することができ、従来の金融機関に新しい価値をもたらすことが期待されています。
これからの金融業界は大きく進化することが予想されます。
これからの時代は、金融をテクノロジーを融合させた「Fin Tech(フィンテック)」が新たな金融企業として存在感を表しています。
従来の金融サービスをさらに改善し、より効率的で柔軟なサービスを提供することを目的としています。
フィンテックの主なサービスとは、モバイル決済・仮想通貨・ブロックチェーンなどが挙げられ、既に利用者も多くこれからもさらなる期待が持てる業界です。
モバイル決済に関してはすでに利用者も多く、キャッシュレス化が進む中で日常生活において欠かせないものとなるでしょう。
先に述べたように、金融ベンチャーとは金融サービスに特化した企業でオンライン銀行(ネットバンクなど)やオンライン投資などがあります。
一方、フィンテックとは金融とITを掛け合わせた新しい言葉として誕生しました。
すでに利用者の多いLINE Payでは、電子マネーの利用だけでなくお金の送金なども気軽に、そして簡単にできるサービスです。
このように金融業界が通常の業務として行っていることを、ITが融合することでアプリ内で簡単に実現できるようになるのです。
このことから金融ベンチャーとフィンテックは関連していることが多いのですが、細かい分野で分けられています。
そして、金融ベンチャーに就職を考えるなら、フィンテックが多いことが特徴です。
金融ベンチャーに就職するために必要なスキルについてご紹介します。
フィンテックに就職する際に必要なスキルは、以下のことが挙げられます。
フィンテックに就職する際は金融やITに関する知識はもちろん、プログラミングやアプリケーションに関する知識も必要です。
また、最新のテクノロジーを取り入れた業界なので、最新情報を得るための情報収集力も求められます。
仕事をする上でのビジネスマナーはもちろん、日本だけでなく海外の方と関わることも増えるため英語力を持っていると優遇される可能性もあります。
一つの仕事に対して複数人で行うことが多い金融ベンチャーでは、コミュニケーションスキルも非常に重要なポイントとなるでしょう。
フィンテックは、現在急成長している業界です。
新卒採用を積極的に取り入れている企業も増えていますが、金融やITだけでなく、営業やマーケティイングなどの知識と経験を持ち合わせている中途採用の方が採用されやすいことも事実です。
そんな中で新卒や若手社員に求められることは、これまでにない斬新なアイディアと柔軟な発想力を生み出せるスキルです。
規則やルールなどに捉われる事なく、これまでになかったクリエイティブな発想がこれからの金融ベンチャーを大きく変えることになるでしょう。
フィンテックがおすすめな人は以下のような特徴を持っている人です。
フィンテックは金融だけでなくIT関連の知識も必要になるため、ITに興味がある人・IT系が得意な人にはおすすめの業界です。
また、新しい業界であるためこれからの金融ベンチャーを大きく変えるクリエイティブな発想力がある人・新しいことに挑戦する姿勢がある人にとってもやりがいを実感することができるでしょう。
そして、これから新しいことに挑戦することが増える金融ベンチャーでは、常に学ぶ意欲と継続することが重要です。
考えることなく決められたことを行う仕事がいい、という人には向いていないでしょう。
金融ベンチャーの今後の動向について解説します。
新しい業界の場合中途採用に力を入れる企業も多いのですが、以下のような企業も増えつつあります。
フィンテックは、今後新卒採用に力を入れる企業が増加するでしょう。
ITに関するスキルやプログラミング・アプリケーションスキルなど、様々なスキルを持った若手を積極的に求めている企業が増えています。
優秀な人材を求めることはもちろんですが、積極的な姿勢や学ぶ意欲・熱意をしっかりとアピールしましょう。
フィンテックでは、新卒採用に向けてインターンシップの開催や新卒向けのイベント(会社説明会など)を設ける企業が増えてくるでしょう。
これらのイベントを通じて企業側と学生の距離を縮め、企業に触れる機会を増やすことで新卒の入社希望者を増やしていくと考えられます。
フィンテックは、新たに生まれた業界であり様々なスキルや知識を必要としています。
新卒という概念に捉われることなく、学生時代に習得したスキルや知識を活かせるポジションにつけることが魅力ではないでしょうか。
また、入社後も多くのことを学びながらスキルアップができる環境にあるので、これからの若手が活躍できる業界となっています。
金融ベンチャーについてご紹介しました。
金融ベンチャーは、これから大きく進化を遂げる業界であり、新卒採用も徐々に増えています。
金融やITに関する知識はもちろん、プログラミングやアプリケーション知識など、これまでの金融業界には不必要だったスキルも求められています。
就活する際に、持っているスキルや強みをしっかりとアピールすることが大切です。