新卒でエンジニアとしてベンチャーで働くのはアリ?特徴やメリットを紹介!

ベンチャー, 就活準備, 就職活動, 企業研究
2023.01.31
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投稿したユーザー : agentgate

大学や大学院などで情報工学などを学んだ方で、IT系企業を目指す方も多いでしょう。IT関連は変化も激しく、ベンチャーと呼ばれる企業も多く存在します。今回の記事では、新卒でエンジニアとして働くにあたって、ベンチャー企業はアリ?という素朴な疑問に答えるべく、IT系ベンチャーの種類や職種・業種、働く上でのメリット、注意点などを解説します。ぜひ、志望先選びの参考にしてください。

IT系企業におけるベンチャー企業の主な種類

IT系企業には特にベンチャー企業が多く存在します。一口にベンチャーと言っても様々な種類があります。ここでは、主な種類について解説します。

アーリーベンチャー

アーリーベンチャーはその名の通り、早期のベンチャー企業を指し、創業したての企業です。知名度は高くなく、企業としてのリスクが高いデメリットがあります。一方、創業メンバーとして関わることで、経営に関わることもでき、幅広い範囲の業務を経験できるという点がメリットです。

ミドルベンチャー

ミドルベンチャーは事業が軌道に乗ってきてビジネスの展開の目処が立ってきた状態の段階を指します。規模としては中小企業レベルで、今後の成長も見込める企業と言えます。人材の発掘も求めているので、新卒の方が目指すうえで、ミドルベンチャー企業はおすすめです。

メガベンチャー

メガベンチャーはベンチャーから成長して規模も業績も大企業並みになった段階を指します。事業規模は大きいですが、ベンチャーの特徴である実力主義であったり若くして多くの権限を与えられるなど、通常の大企業よりも成長が見込まれるでしょう。

IT系ベンチャー企業のエンジニア職の仕事内容は?

続いて、IT系ベンチャー企業の主な仕事内容、業種について紹介します。自社商品・サービスを開発する場合や他社のシステムの開発を受託する場合や、扱うサービスによって様々なエンジニア職があります。エンジニアでの就職を目指す上で参考にしてください。

自社商品の開発

エンジニアにはまず大きく2種類あります。まず1つ目は、自社のサービス、商品の開発を担当するエンジニアです。自社が提供する商品やサービスのシステムやネットワーク開発、メンテナンスなどを主に担当します。

受託開発

2つ目は他社から依頼され、要望にあったシステムやネットワークなどを受託し開発を担当するエンジニアです。所属会社からクライアント企業へ出向する場合もあり、様々な業界で業務を担当することができます。

システムエンジニア

システムエンジニアは、各企業の事業を展開する上での様々な基幹システムの開発を担当します。クライアントへのヒアリングを通して、要望やニーズにあった、最適な仕様のシステム開発を行います。開発の場面においてはシステム設計やプログラミングの業務を担当することもあります。プログラミング業務はプログラマーに依頼することもあります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークに特化したエンジニアです。ネットワークを構築し運用します。サーバーと各種端末、サーバー同士を繋ぐネットワークを構築し、安定的に運用できるよう保守・メンテナンスなども担当します。システムエンジニアとの大きな違いは、ルーターなどの機器にも触れることも多く、サーバと各種端末との結ぶ物理的な配線方法なども考慮する必要もあります。また、ネットワークがダウンした時など、緊急対応が求められ、迅速な復旧作業を行う必要があります。

Web系エンジニア

システムエンジニアのなかでWebアプリやWebサイトの構築に特化して担当するのがWeb系エンジニアです。サイトのデザインや、ユーザーが触れるインターフェースの開発を担当するフロントエンドエンジニアと、サーバーやデータベースなどユーザーの目には届かない部分を開発するバックエンドエンジニアに分かれます。どちらもWeb関連のエンジニアとしてなくてなならない職種です。

エンジニアが求められる背景

コロナの影響でテレワークが急激に進み、それに伴ってデジタル技術の進展が全世界的に進むことになりました。現在、世界的に見てもIT系のエンジニアが求められています。ここでは、現在エンジニアが求められる背景について解説します。

コロナの影響によるDXの推進

コロナによって、会社への出社を前提としない働き方も進み、それに伴うDXが一気に進みました。オンライン会議システムや、クラウドサーバーの活用、ネットワークシステムの構築など、ICT環境を活用した社会が今後も進んでいくと予想されます。

市場の拡大

そんな社会情勢の中、IT系エンジニアが活躍する業界の市場の拡大も今後予想されます。IoT技術が進展することによってシステムエンジニア・ネットワークエンジニア・Webエンジニアなど、多くのエンジニア人材が求められてます。

エンジニア人材の不足

市場の拡大に伴って、世界的にもエンジニア人材が不足しています。グローバル企業も含め、優秀なエンジニアの争奪戦が今後、激化していくことが予想されます。

ベンチャーでエンジニアが働くメリット

続いて、IT系ベンチャー企業でエンジニアが働くメリットについて解説をします。IT系にはベンチャーも多く、エンジニアとしての活躍の場面も多岐に渡ります。今後、需要拡大が予測される業界です。大手企業も含め、幅広くエンジニアとして活躍できる企業選びを進めましょう。

1年目から責任の大きな業務に携わることができる

ベンチャーの特徴として、1年目から責任の大きな業務に携われるという点があります。比較的規模が小さい企業が多いので、1年目から即戦力として期待されます。その企業にとって事業的に重要な責任の大きな仕事を早いうちに経験できることでエンジニアとしての経験値があがり、早く成長することが可能です。

仕事の裁量を与えられる

ベンチャーでは各個人に仕事の裁量を与えられることも多くあります。プロジェクトリーダーを任され、仕事を自分の判断で進めることで、自分で仕事を構築することで大きなやりがいを感じることができるでしょう。

成果をあげると報酬アップが期待できる

ベンチャー企業は年功序列ではなく、実力主義の評価制度を採用している企業も多くあります。成果をあげると、即評価につながり、報酬がアップすることも期待できます。自分の実力を思う存分に発揮したい人にはおすすめです。

ベンチャー企業で新卒エンジニアとして働く上での注意事項

続いてはIT系ベンチャー企業でエンジニアとして働くうえでの注意事項を解説します。IT系ベンチャーで活躍する上での企業選びの参考にしてください。

仕事環境が整っているかを確認する

ベンチャー企業にもいくつかの種類があります。創業間も無くのアーリーベンチャーだと、エンジニアとして働く上でのハード・ソフト面で整備されていない場合もあります。自分のスキルや能力を十分に発揮できる仕事環境(ツール・ハード面・ソフト面)が整っているかを自分の目で確かめることが重要です。アーリーベンチャーの段階より進んだ、ミドルベンチャーだと今後の成長に向けて、環境が整備されている企業が比較的多い傾向にあります。

最新技術を事前にしっかり学んでおく

IT系ベンチャー企業のエンジニアは最新技術を駆使して開発をする機会が多いので、入社後も、最新の技術に関して、しっかり学ぶ必要があります。常に最新の技術についてアンテナをはって、働きながらも学び続ける意識を持っておく必要があります。

ITベンチャーを研究して新卒でエンジニアとして働こう!

今後、ますますデジタル社会が推進される中で、エンジニアの需要は高まっていくことが想定されます。エンジニアとして活躍する企業は大手からベンチャーまで数多くあります。若いうちから、即戦力として活躍が期待されるベンチャーも視野に入れて、エンジニアとして活躍できる業界、企業研究をぜひ進めてください。

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