投稿したユーザー : masumin01
「ガクチカと自己アピールの内容が被ってしまう。内容は変えたほうがいいの?」
ガクチカと自己アピールは面接やESでよく聞かれる質問ですが、最も大切なことは「自分をアピールすること」「自分らしさを伝えること」です。
とはいえ、「ガクチカと自己アピールの内容は同じでもいい」ということではなく、できれば違う内容でアピールするほうがいいでしょう。
今回は、ガクチカと自己アピールの違い、ガクチカと自己アピールが同じにならないためのコツについてご紹介します。
まずは、ガクチカと自己PRの違いについて確認しましょう。
ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと・力を入れたこと」を略した言葉として使われています。
面接やESでは必ず聞かれることの一つで、その名の通り学生時代に頑張ったことのエピソードについてアピールします。
また、企業は学生時代に挑戦したこと・力を入れたことについて聞くこで、困難を乗り越えるために行動したこと・乗り越え方についてを聞きたいと考えています。
ガクチカの内容よりも取り組んだことについての過程を重要視しており、過程からその人の人柄や人間性を判断しています。
自己PRは、「自分のスキルや長所・短所・強み」についてアピールします。
ガクチカは学生時代の経験から人間性や人柄を見極めていますが、自己PRは企業に入社した際にどのように貢献できるか・将来活躍できる人材であるかということを見ています。
ガクチカとの大きな違いは、将来を考えて自分をアピールすることです。
「自分を採用すると企業はこんなメリットがある」など、自分を知ってもらうための内容を伝えるといいでしょう。
自己PRを作成するときのコツと注意点を抑えて作成しましょう。
自己PRは、「PREP法」を使用することがおすすめです。
こちらを活用して、自己PRを作成してみましょう。
まずは、自分のアピールしたいポイント(強みや長所など)を伝えましょう。
アピールしたい強みを活かしてどんな行動を取ったのか、周りに与えた影響などを解説します。
そして、その具体例を経験をもとに伝えましょう。
最後に、もう一度自分のアピールしたいポイントを企業に貢献できることとして締めくくります。
ガクチカを企業に伝える際には、「STAR法」を使うことがおすすめです。
ガクチカを伝える際には、学生時代に頑張ったこと・力を入れたことについて結論(状況)から述べましょう。
サークルや部活・ゼミなど、自分が話す内容について結論から述べることで聞き手側にも伝わりやすくなります。
そして、課題や問題などに直面した際にどのような行動を起こしたのか・なぜその行動を起こしたのかについて具体的に伝えましょう。
具体例があることで、企業にあなたの人間性や人柄を伝えることができます。
最後に、その行動を起こしたことによってどのような成果や結果が得られたのかを伝えます。
また、結果のみを伝えるのではなく、入社後にどんな形で貢献できるのか、経験を通して学んだこと・成長できたことについても付け足すといいでしょう。
企業にアピールしたいポイントを伝えるときには、自分の言葉で熱意を持って耐えることが重要です。
面接におてもESにおいても、企業は自分の言葉でしっかりと伝えられるのか、アピールできるのかについて聞きたいと考えています。
貢献できること、採用するメリットを取り入れながら伝えることがポイントです。
自己PRやガクチカを聞いて、企業にマッチする人材であるかを見極めています。
入社後に早期退職しないために、どのような活躍ができるのか・強みやスキルを活かすことができるのかについて判断しているので、自分のアピールをしっかりと行うことが重要です。
また、アピールする際に企業が求める人材についても把握する必要があります。
企業が必要としているスキルを持ち合わせていなかったり、質問と違った回答をしてしまうと「理解力がない」「事前準備不足」と判断されてしまう可能性もあります。
ガクチカや自己PRを作成する前に、企業研究をしっかりと行うことも重要なポイントです。
ガクチカと自己PRは同じ内容になりやすい、という問題について解説します。
とはいえ、ガクチカと自己PRは同じ内容になっても問題ないのです。
しかし、企業に良い印象を与えたい・自分を知ってもらいたいと考えるなら次のことに注意しましょう。
ガクチカと自己PRの内容は被りやすいのですが、できるだけ違うエピソードを挙げることを意識しましょう。
アルバイトのエピソードをガクチカで挙げたなら、自己PRは部活動でのエピソードを取り入れるなど、これまでの学生時代を振り返ってみてください。
学生時代に様々なことを経験し、成長に繋がる場面はたくさんあったはずです。
同じようなエピソードを伝える際ことで、自分のアピールが半減してしまう可能性もあるため注意が必要です。
しかし、「どうしてもアピールできるエピソードがない」という場合は、同じエピソードでもアピールポイントを変えて伝えることで解決することもできます。
例えば、アルバイトでの経験をガクチカでアピールする際には、「アルバイトで売上を上げるためにサービスや接客の向上に力を入れた」と伝えるとしましょう。
この場合、自己PRでもアルバイトの経験を伝えるなら、「丁寧さと明るい接客でお客様に喜んでいただけた」という内容をアピールすることで、同じエピソードでもアピールポイントが被っていません。
このように、同じエピソードをガクチカと自己PRで上げる際は、ポイントを変えてアピールすることが重要になります。
ガクチカと自己PRについてご紹介しました。
ガクチカは「学生時代に頑張ったこと・力を入れたこと」で、自己PRは「自分の強み・長所・短所」についてをそれぞれアピールします。
被らないエピソードでアピールすることが最適な方法ですが、「どうしてもエピソードがない」という場合は同じエピソードでもアピールポイントを変えることを意識しましょう。
企業に自分を知ってもらうこと・貢献できること・メリットをしっかりと伝えることで、人間性や人柄を理解してもらうことができます。