クリエイティブ志向はどっち?大手・ベンチャー企業に向いている人の特徴とは

ベンチャー
2023.03.29
285

投稿したユーザー : takasaki

「クリエイティブ志向であればベンチャーに進むべき?」
「ベンチャーと大手にはどんな違いがある?」
「それぞれ向いている人の特徴が知りたい」
といった悩みを抱えている就活生は多いのではないでしょうか。

ベンチャーが良い・大手が悪いというものはなく、入社する本人がどんな社会人になりたいか・どう仕事に取り組むべきかを明確にして方向性を決めることが大切です。

今回は新卒入社を目指す就活生に向けて、ベンチャー企業と大手企業の違いを解説して向いている人の特徴を紹介していきます。

記事を読めば、自分の目指すべき方向性がみえて後悔のない就活に迎えるはずです。
企業選定の前にベンチャーにするか大手にすべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

クリエイティブ志向であればベンチャー企業がおすすめ

結論、「クリエイティブな仕事がしたい」「世の中に新しい価値を提供したい」と感じている人はベンチャー企業に就職するのがおすすめです。

そもそもベンチャー企業の明確な定義はないですが、新しい製品・サービスを創出して拡大中の企業がイメージしやすいかと思います。
人によってはギラギラしている企業と思うかもしれませんが、要は勢いがあってこれから成長しようとしている企業がベンチャー企業です。

小規模集団にもなるため、一人一人に与えられる裁量権が多いというのもベンチャー特有の特徴でしょう。
就職したら「自分の考えたことを形にしたい」といったクリエイティブ志向な人は、ベンチャー企業であればチャンスが早々に巡ってくる可能性は十分にあります。
反対に大手企業は体制上、新しいものを生み出すような動きは少なく、既存である製品・サービスを高めるような業務がメインとなります。

どちらが良い悪いではなく、それぞれ働き方が違うタイプになるため、自分が社会人としてどう働きたいかという志に合わせて選択するようにしてください。

ベンチャー企業と大手企業はどんな違いがある?

では大手企業とベンチャー企業ではどんな違いがあるのか詳しくみていきましょう。
違いをハッキリ理解しておけば、あなたがどちらに進むべきか分かるようになるはずです。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業は勢いは十分にあるものの、安定という点では不安要素があります。
社会的には地位を確立していないため、今後の方向によっては将来性が大きく分かれるでしょう。

その分、成長に関しては予測がつかないため飛躍的に伸びて、いつか大手の仲間入りを果たす可能性も秘めています。
そうなれば、早い段階から入社できていれば、拡大と共に役職も上がって給与も大きく伸びることになるでしょう。

他にも、一人で抱え込む業務量が多くなりがちです。
大手と違い人員も少ないのでさまざまなタスクを抱えて業務をこなしていく覚悟はしておくべきでしょう。
ただそれは個人の成長スピードを一気に早める手段にもなるので、チャレンジ精神があり早く一人前になりたい人には最適な環境です。

大手企業の特徴

大手企業の特徴は、やはり社会的名誉があり安定感もあるので、将来的にも安心して働ける点です。
よほどの事態がない限り経営が不安定になることもないので、長く働き続けるのであれば今後のスケジュールも立てやすいでしょう。

反面、社員数も多いので各部署で業務を分担して進めていくので、状況によってはやりがいや価値を感じない業務と向き合う可能性もあります。
分担して業務を遂行する分、一人で抱え込む領域は狭いので、決められた範囲内だけで仕事をしていきたい人には最適な環境になるでしょう。

組織が大きいので、裁量権を持つポジションにいくには時間がどうしても必要です。
新しい仕事にチャレンジしたり、提案したりするのも一定の時間と実績を積んでからになります。

着実にスキルはつけられますが、個人の成長スピードはベンチャー企業よりも遅くなる可能性が高いとiiいえます。

ベンチャー企業に向いている人の特徴

では、ベンチャー企業と大手企業の違いを理解したうえで、どんな人物が向いているかみていきます。自己分析を行ない、どんな特性があるのかリストアップしてから照らし合わせると比較がしやすいです。

指示待ち人間ではなく主体性がある人

自ら考えて模索しながら行動ができる主体性のある人が向いています。
上司や先輩から指示されないと仕事を見つけられない人、積極的に行動へ移すのが苦手な人はベンチャー企業には向いていません。

ベンチャー企業は発展途上であるため、一人一人がどれだけ考えて行動できるかが重要です。
言われた仕事だけを遂行しているようでは業務が追いつかず、社内からの評価も上がりません。

そもそもベンチャー企業によってはルールやマニュアルの存在すらなく、新人であろうと自分で知識を深めながら業務を進める場面もあるかもしれません。
そんな状況においては主体性が最も重要となる素質になるでしょう。

野心に溢れて探究心がある人

ベンチャー企業で生き残っていくには「もっとこうしたい」といった野心に溢れている人の方が向いています。
自分で道を切り開いていく業務に出くわす場面も多く、チャレンジ精神がなければ心が折れてしまう可能性があります。
大手企業でもチャレンジが必要になる場面もありますが、ベンチャー企業では何度も同じような場面が訪れ、幾度もチャレンジする場面があるでしょう。

例えば、新規製品の開発に携わったり、社内のルール作成をしたりと社会人歴が浅い人材にも挑戦する機会が訪れます。
どうすれば達成できるのかと探求する心がなければプレッシャーにも負けて、ベンチャー企業で生き残こるのは難しいと覚えておくようにしてください。

将来の目標が明確にある人

ベンチャー企業で働くなら「将来は〇〇を目指す・なりたい」といった明確な目標がある人にはうってつけの環境です。

明確な目標があればそのために何をすべきか・学ぶべきかわかります。
その想いが仕事への熱量になり、本人にとっても企業にとってもプラスに働くでしょう。

ベンチャー企業のなかには、「独立志望歓迎」「独立サポートします」など自社でノウハウを身につけてもらって独立を応援する体制がある企業も数多くあります。
ある意味お金をもらいながら勉強させてもらえる環境になるため、将来独立が目標の人なら支援制度があるベンチャー企業に向いているでしょう。

大手企業に向いている人の特徴

大手企業に向いている人の特徴もみていきます。
自分がどちらのタイプか見極める判断材料にしてください。

安定した生活を求めている人

大手企業に向いている人の一番の特徴は仕事もプライベートも安定を求めている人です。

大手企業になれば経営が急に傾いてしまう可能性は低いので、将来の不安を抱えながら働いていく感覚はありません。
長く働き評価を得られれば着実にステップアップが可能で、地位も収入もそれなりに安定を目指すことができます。

最近の大手企業は働き方改革にも力を入れているので、勤務時間・有休消化・残業時間など徹底したホワイト企業を目指しています。
入社できればプライベートの予定も決めやすく、仕事とプライベートの両立が可能です。

決められたルールのなかできっちり仕事がしたい人

大手企業はノウハウがすでに蓄積されているため、ルールやマニュアルが細かく整備されています。
マニュアル通りに進行してミスや漏れなく完了させることが大切になるので、決まった範囲内で業務に取り組みたい人は向いています。

少しでもルールやマニュアルから外れた業務をすれば、細かい指導が入るのも大手の特徴です。
与えられた仕事をキッチリやりたい完璧主義な人も向いているといえます。

また新しく開拓する業務ではなく、すでにある業務をいかに効率良くするかといった改善業務を任されるケースも多い傾向です。
この場合、企業で決められたルール・予算内でしか改善を実施できないので、窮屈に感じてしまいそうな人は大手企業は向いてないのかもしれません。

業務を分担して進めたい人

大手企業は一人で大きな仕事を進めるようなやり方はほぼありません。
何かプロジェクトがあっても業務を細分化して担当部者に枝分かれする形で業務を進めていきます。

多くのタスクを抱えながら仕事を進めるのではなく、一つの領域・業務に専念する形で仕事に取り組みたい人は大手企業が最適です。

方向性を間違えてしまうと大きな落とし穴に落ちる

就職する前に自己分析をして、社会人生活をどんなロードマップで歩んでいくのか決めたうえで入社先を決めることが大切です。

なぜなら、入社してから大きな方向転換をしたいとなっても通用しない場合もあるからです。

例えば、新卒でベンチャー企業へ入ったものの、3年経過後に想像していたイメージと違い、大手企業へ転職したとします。
転職は成功しましたが、大手企業とベンチャー企業の仕事の取り組み方があまりにも違ってしまい、社内で浮いた存在になってしまい、居心地が悪くなり退職することになったというケースはよくあるパターンの一つです。

入社後にロードマップが変更になるのは悪いことではありませんが、安易に方向性を決めて進んでしまうと後々痛い目にあう可能性があるのも覚えておきましょう。

自分の特性をよく見極めて就職先を決めることが大事

新卒で入社する企業がベンチャーなのか大手なのかについては、どちらが正解か明確な答えはありません。
ただしクリエイティブ志向な人は、新しい価値を提供したいと想いを持っているため、早い段階でチャンスがくるベンチャー企業が向いているでしょう。

ベンチャー企業と大手企業にはどちらもメリット・デメリットがあるので、自分が将来的にどうしていきたいかに合わせて企業を選ぶようにしてください。

今回の記事を見れば、進むべき方向がわかるようになっていますので参考にしてくださいね。

この記事を友達におしえる!

タイトルとURLをコピーする