就活の平均エントリー数はどのくらい?少なすぎる場合や多すぎる場合も解説!

就活準備, 就職活動
2022.04.06
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投稿したユーザー : agentgate

就活を始める際にどれぐらい企業にエントリーすれば良いのか悩んでいる就活生は多いでしょう。

エントリー数が多くてもスケジュール管理が難しくなり、エントリー数が少なくても選択肢が狭まります。

そこで今回は、就活でのエントリー数の平均や多すぎたり、少なすぎたりするメリット・デメリットについて紹介します。

また、エントリーする企業の選ぶ基準も伝えていくため、ぜひ参考にしてみましょう。

エントリー1

就活のエントリー数の平均は?

就活のエントリーには「プレエントリー」と「本エントリー」の2種類があります。

プレエントリーとは、企業の採用情報ページ・就活のサイトで登録を行うことや資料の請求を行うことです。

本エントリーは、エントリーシートを企業に提出し、説明会などに参加することです。

このエントリー活動を受けて、企業は就活生に向けて説明会の日程の案内や資料を送付します。

本エントリーの平均数

全国求人情報協会の調査によると2021年卒の学生のプレエントリー数は22.9社で、2020年と比べると1.7社増えています。

その後の本エントリーになる「エントリーシート」の提出は12.1%と半数が本エントリーに進んでいます。

参考:公益社団法人全国求人情報協会 「2021年卒学生の就職活動の実態に関する調査」ページ

属性によってエントリー数が異なる

就活は文系・理系によってエントリー数が異なります。

文系の学生は多くの企業にエントリーするため数が多く、理系はエントリーの時点で企業を絞り込んでいるため少ない傾向にあります。

文系

全国求人情報協会の調査によると文系のプレエントリーは26.7社、本エントリーは14.7社と2021年卒の学生のプレエントリー数は22.9社よりも多いです。

文系の学生のエントリー数が多い理由は、理系とは違って就活に多くの時間をかけることができるからです。

また、早めに内定が決まれば企業の比較を行うことができるため、内定後も就職活動を継続することが多いです。

理系

全国求人情報協会の調査によると理系のプレエントリーは14.7社、本エントリーは8.1社と文系と比べてエントリー数が少ないです。

理系は研究で忙しく、就活にかける時間が少ないのです。

また、学校推薦や教授推薦、後付け推薦というスタイルがあり、合格率が比較的高いためエントリー自体が少ないのも一つの理由になります。

エントリー数を多くしても、その数だけ内定が出るわけではありません。

このためエントリー数にとらわれて、就活の本質を見失わないように注意しましょう。

就活でのエントリー数が少なすぎるとどうなる?

就活でのエントリー数について紹介をしてきました。

ここでは、就活でのエントリー数が少なすぎるとどうなるのかについてメリット・デメリットに分けて紹介します。

メリット

エントリー数が少ないメリットとしては、本命の企業の対策に集中できたり無理のないスケジュールでしっかりと面接に臨んだりすることができることです。

本命の企業への対策に集中できる

エントリー数が少ないメリットの1つ目は、本命の企業の対策に集中できるということです。

エントリー数が少ないということは、その分1つの企業の研究を念入りに行えます。

その企業が求めている人材や社風、競合他社と比較した際の強みと弱みなどを把握した上で面接対策が行えます。

また、企業研究などを念入りに行うことで、ミスマッチが起きることを防ぐため早期離職を避けることもできます。

無理のないスケジュールを組むことができる

もともとスケジュール管理が得意な人には問題ないかもしれませんが、もし、複数社の選考が同日に重なってしまうとドタキャンをしてしまい、せっかくのチャンスを失うということもあるでしょう。

エントリー数が少ないと選考日程が重なることもなく、無理のないスケジュールを組むことができます。

このため、スケジュール管理が苦手な人はエントリー数を多くしない方が良いでしょう。

デメリット

続いてエントリー数が少ない場合に考えられるデメリットは、就職先の選択肢が狭まることや選考後のミスマッチに気づいても遅いなどがあります。

落ちた場合は就職先の選択肢が少ない

エントリー数が少ないと選考に落ちてしまった場合、就職先の選択肢が少なく、場合によっては就職できる企業がなくなってしまう可能性があります。

エントリー数を絞り、どれだけ企業研究をしても100%採用されるわけではありません。

また、他に希望する企業の選考が終了していたり、1次募集より採用が少なく採用までたどり着くのが難しくなったりするでしょう。

選考後にミスマッチに気付いても遅い

企業の研究を行っても選考後にミスマッチに気づくことも多いです。

内定が出た後に「やっぱり自分には合わないのでは?」と気付いても、就活をやり直すことが難しくなります。

仮にやり直せたとしても、他にエントリーできる企業は少なくなっていることが多いです。

このため、エントリー数が少ないと、ミスマッチに気付いてもそのまま進んでいかなければなりません。

エントリー数が少ないと就職先の選択肢が少なくなったり、ミスマッチに気づいても遅くなったります。

しかし、企業研究に専念でき、他の就活生と差別化できるため、自分が全力で出せる範囲を理解しエントリー数を決めましょう。

エントリー数が多すぎてもだめ?

エントリー数が少ない場合のメリット・デメリットについて紹介をしました。

エントリー数を増やしたいと思う就活生もいるかもしれません。

しかし、単純にエントリー数を増せばいいわけではありません。

ここでは、エントリー数が多すぎても良くない理由について紹介します。

業界・企業研究に割く時間が少なくなる

エントリー数が多すぎると、必然的に1社に割ける時間が少なくなり企業研究が中途半端なまま選考に進んでしまいます。

企業研究にどれだけの時間を注いだかによって、企業がどんな人材を求めているのか把握できるため、選考の通過率にも影響します。

浅い企業研究では面接時に掘り下げた質問に答えられず、採用担当者からも企業研究ができていないことがすぐにばれてしまうでしょう。

スケジュール管理が難しくなる

エントリー数が多いと、エントリーシートを提出した場合は書類選考に通過できる可能性がありますが、その分スケジュール管理が難しくなります。

企業の面接日や時間が異なれば、問題ありませんが、時間が重なってしまうとキャンセルしなければならない企業もあるかもしれません。

また、就活中には本業の勉強が疎かになったり、卒論に手がつけられなくなり卒業ができなくなったりする可能性もあります。

エントリー数が多くなる理由は志望する業界などがあやふやになっているからです。

大切なのは可能な限り自分の希望や特性に合った企業にエントリーすることです。

エントリーする企業を選ぶ基準

今まで、エントリー数が多すぎても少なすぎてもだめであることを解説してきました。

ここでは、エントリーする企業の基準について紹介します。

プレエントリーは30社前後

プレエントリー数は30社前後にするのがおすすめです。

プレエントリーを行うと企業から説明会の案内などが受け取れるようになります。

そこから選考に進むのか決めることがでます。

今後、志望する業界が変わることもあるため、プレエントリーは30社前後にするのがおすすめです。

興味がない業界の企業にもエントリーする

エントリーをしたからといって絶対に面接に進めるわけではありません。

しかし、エントリーをしないと面接に進めないため、少しでも興味がある場合はエントリーしておくのがおすすめです。

また、興味がない企業でも自分が勉強している分野や研究している業界であればエントリーしておくようにしましょう。

その企業にエントリーすれば、実は自分に合っていることが分かるかもしれません。

興味がなくてもエントリーをすることで、視野が広がり業界への理解が深まる可能性も高くなります。

いきなり30社のプレエントリーをするのもなかなか厳しいですが、まずは自分が興味ある分野、研究している分野へ応募しましょう。

そこから自分が何をしたいのか見えてくるかもしれません。

エントリー数は自分に合う数が大切

ここまで就活のエントリー数について紹介し、メリット・デメリットについても伝えてきました。

エントリー数は多くても少なすぎても就活ではマイナスになることが多いです。

また、おすすめのプレエントリー数は30社前後と伝えましたが、エントリー数は自分に合う数が大切です。

もし、プレエントリーや本エントリーで悩んでいるのであればヒトテクノロジーに相談してみると良いでしょう。

その就活生に合うエントリー数をヒトテクノロジーが教えてくれるでしょう。

またエントリー以外にも、就活で不安に感じていることがあれば相談してみましょう。

他の就活生よりも1歩進んだ就活をして志望する企業に入りましょう。

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