投稿したユーザー : motegi
「Webマーケティングの志望動機ってどう書いたらいい?」
「Webマーケティング職の書類通過のコツは?」
など、Webマーケティング職のESに関して悩みがある人も多いのではないでしょうか。
ESは文章で採用担当者へ自分を伝える必要があるため、書き方や内容が非常に重要です。
今回の記事では、webマーケティング職におけるESの書き方のコツや志望動機の例文などを紹介していきます。
記事を最後まで読めば、採用を勝ち取るESの書き方のヒントが得られるはずです。
ネット上でサービスや商材の販売数をより増やすために、Webサイトへ人を呼び込むための施策を提案・分析するポジションがWebマーケティング職です。
主に扱うメディアやコンテンツは以下となります。
専門的な分野でも多くのマーケティングが存在します。
Webマーケティングを行う企業は主に2種類のタイプに分かれます。
自社が所持するオウンドメディアの運営が中心の企業と、お客様のサイトや広告運営を代行する企業の2タイプです。
マーケティング職の業務はネット集客に関わる施策の提案・分析だけでなく、デザイナー・ライターなどコンテンツ作成に関わる方のマネジメント、ライターやデザイナーとしてのコンテンツ作成、営業による顧客獲得など、多岐に渡った領域の業務を扱う職でもあります。
Webマーケティングに向いている人の特徴として以下が挙げられます。
状況が目まぐるしく変化するWebマーケティング職は、さまざまな数字・データから迅速かつ的確に対応が必要です。
またネットから集客を行い、最終的には商材やサービスの購買へ繋げる必要があるため、人間の行動心理学を理解する必要もあるでしょう。
ESは採用担当者に対して自分をアピールする場の一つです。
そして、担当者があなたがWebマーケティング職に適正があることを分かりやすく伝える必要があるでしょう。
ESには志望動機、自己PR、長所や短所などさまざまな項目がありますが、以下の内容を各項目に盛り込むことができれば担当者に伝わりやすいESになるはずです。
マーケティング職を目指すきっかけと、その企業にエントリーした理由は、採用担当者が一番求めている情報なので必ず志望動機や自己PR内に含めましょう。
また、プラスの情報として「入社後の目標」を記載して意気込みを強調すると採用担当者に印象を与えやすくなります。
ここからは一つずつ項目を解説していきます。
Webマーケティング職は立案・分析・改善・接客など販売に関連する一連のサポート業務を行う職種ともいえます。
ターゲットの心理を読み取り、購買への導線を構築するためのさまざまなスキルが必要でしょう。
そのなかでも、データを分析して推測する力は特に求められる能力です。
数字から基づいた改善などを行うため、分析能力、情報収集能力、発想力をアピールできる経験があれば記載してください。
例えば「バイト先でお客さんの行動を分析して、店内のレイアウトが悪いと考え改善した結果、回転率が速くなり売り上げが1.2倍になった」「運営しているブログでPVを増やすために流入経路を分析してコンテンツを改善した」などデータや数字をもとに分析を行い行動した経験だと、職種と親和性がありよいでしょう。
WebマーケティングはIT業界の中でも専門的な領域を扱う仕事です。
「マーケティングに興味がある」だけでは、志望する理由として印象が弱いといえます。
知見や興味をアピールするのであれば、「ネットのコンテンツが悩みを解決してくれた経験から、自分も困った人を助けられる良質なコンテンツを作りたいと思った」「SNSでたくさんのフォロワーを作れた経験を活かしたい」など、Webマーケティングに興味を持った経験やきっかけを具体的に記載していきましょう。
企業によってそれぞれ特徴、会社理念、主要サービスなどが異なります。
これから一緒に働く仲間として、「その会社へのモチベーション」や「自分がその会社で活かせると考えるスキル」を具体的に記載しましょう。
例えば、「他社が真似できない独自の路線でWeb広告を出稿している貴社なら、私のこれまで培ってきた発想力が活かせると考えた」「全国の〇〇業者とユーザーを繋げる○○サイトの社会貢献に感銘を受けたので、私も社会に役立つ一人として力を発揮したい」など具体的な内容を記載するようにしてください。
具体性のある内容を記載するためには、志望する企業がこれまで行ってきた事業を深くリサーチすれば、明確な内容を書けるはずです。
情報収集力のアピールにもなるので、他社との比較を行いその企業独自の活動を見つけ出して、志望動機に絡めるようにしましょう。
志望する企業の特徴を把握したら、入社後の目標も合わせて考えておきましょう。
入社後の目標は、ありきたりにならないよう、企業が行っている業務内容と合わせて「将来どんな人物として活躍していきたいか」を書くようにしてください。
「Webマーケティングがしたい」「売上を作りたい」ではなく、「○○事業から○○コンテンツを作成し売上を作りたい」「SNS運用代行を営業から一貫して担当し、お客様から信頼されるマーケターになりたい」など、自分の本気度を伝えましょう。
Webマーケティング職の志望動機は、データによって得られた数字やデータの分析力、ニーズを拾える情報収集力、行動心理学など、業務に直結するスキルを志望動機のなかに盛り込むと評価されやすくなります。
今回紹介する志望動機の例文は、SNSマーケティングに力を入れている企業を想定した形の内容です。
とはいえ、他企業でも志望動機を作る際のフォーマットとして使える例文になりますのでぜひ参考にしてください。
結論(テーマ):貴社を志望した理由は〇〇です。
なぜ:貴社が力を入れているSNSマーケティングに強く興味があります。
貴社は独自のシステムでSNSを分析するツールの開発に成功しているため、他社を圧倒する実績を残していると伺いました。
また、大手企業から多くの依頼を受けていることも分かり、早い段階から他では体験できない経験ができると感じています。
一人のマーケターとして、早く企業を戦略的に支えられる人物になり社会貢献したいと考えているため、業界を率先している貴社に入社して実力をつけながら力を発揮できればと思います。
アピール:SNSは普段活用していますが、SNSマーケティングについては当然ながら未経験です。
しかし居酒屋のアルバイトでは、お客様が求めるものを察知し満足度が上がるように、メニューやオペレーション作りを提案し形にしてきました。
結果、私がアルバイトとして入社してから、評価サイトのレビュー数値が上昇しました。
また、社内ではアルバイトながら社長から特別賞を受賞した結果も残しています。
その経験からニーズを読み取る力や情報収集力には自信があり、Webマーケティング職にも活かせると考えています。
展望:貴社に入社後は、情報収集力・分析力を生かしてクライアントに信頼されるマーケターを目指していきたいと思います。
志望動機を書く際に注意するべき点を紹介します。
文章で相手に物事を伝える場合は、一文に2つ以上の内容があると情報が混在し伝わりにくくなります。
必ず一文毎に書きたいテーマを決めて、そのことについて深く記載しましょう。
下記では、よくありがちなダメな志望動機を紹介します。
「私の強みは想像力であり、志望動機は〇〇です。文化祭では想像力を活かしてお客様が利用しやすい店作りを考えた経験から、貴社のユーザーファーストなwebサイトを見て自分の想像力を活かせると思ったからです。」
上記の例文では、話にまとまりがなく何を伝えたいのか、何が言いたいのか分からない文章になっています。
想像力という強みを紹介したいのか、志望動機を伝えたいのか不明確な内容です。
伝えたい内容は別文章で区別して、全体の構成を立てるようにしましょう。
わずかな文章でESの選考を突破するためには、希望する企業をリサーチして具体的に志望する理由を記載することが重要です。
文章を書く際には、一文一意を意識して採用担当者に伝わりやすい志望動機を記載してください。
Webマーケティング職は未経験でも全く問題はありませんが、ブログやHP作成などに触れておくだけでも経験談としてプラスに働くでしょう。
ライバルたちと差をつけたESで採用担当者の目を惹き、採用を勝ち取ってください。