投稿したユーザー : my14apila
不動産の仕事は、賃貸物件の管理や住宅販売などのイメージが強いですよね。
また不動産関係の人は企業に入り活動している人もいれば、個人事業として行っている人もいるため自由で給料も良いという印象もあるでしょう。
しかし、「実際にどんな仕事をしているの?」と聞かれるとよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
不動産業界には幅広い業種や職種がありますので、それぞれの特徴を把握した上で、自分に合った職種を選びたいですよね。
こちらでは、不動産業界に関する主な職種や不動産業に向いている人などをご紹介します。
不動産業界は「分譲・賃貸・管理・仲介」の4種類に分類されます。
こちらの種類は全て行っている会社もあれば、賃貸・仲介のみを行っているなど、会社によって異なります。
土地や物件に関するあらゆる仕事に携わっている業界で、不動産業と一言では言い切れないほど非常に多くの業務があります。
そして不動産業界は様々な業種がありますが、ほとんどの場合営業から始まることが多いでしょう。
物件を探している顧客にアドバイスや提案をすることで業績を伸ばし、その業績によって収入も変化することも特徴です。
不動産業と宅建業の違いは、どのように分類されているのかご存知ですか?
不動産業の種類の中には、物件の仲介や物件の売買がありますよね。
こちらは正確にいうと「宅建業」です。
不動産業の中にある宅建業は、物件の売買や賃貸の仲介を行っているところです。
不動産業との大きな違いは、不動産の管理や貸出を行わないこと。
宅建業者が、不動産の管理や貸出を行っていることが発覚した場合は、業務停止処分などを受けることになります。
不動産業界の主な企業については、三井不動産や三菱地所、住友不動産などが大手企業として挙げられます。
こちらの企業はテレビCMなどでもたくさん放送されているので、名前は知っているという方が多いのではないでしょうか。
三井不動産は「東京ミッドタウン・柏の葉スマートシティ」などの商業施設やホテル、オフィスビルなど、多様な不動産を扱っている企業です。
また三菱地所や住友不動産においてもオフィスだけでとどまらず、多種多様な商業施設や文化施設の開発に携わっています。
例えば「2020年の東京オリンピック」には住友不動産が大きく関わっており、ビルの改修プロジェクトなどの進陟にも携わっていました。
このような大きなプロジェクトにも携われる仕事であり、とても大きなやりがいを感じることができます。
不動産業界の主な職種には「営業・開発・物件管理・売買・賃貸仲介業」の種類があります。
こちらの職種は不動産業界によくみられる種類であり、こちらを知ることで不動産業界の仕組みや仕事内容なども理解しやすくなるでしょう。
営業職は、不動産に限らずどの業界にもある職種ですよね。
不動産業の営業は業界の中で最も多く、物件の販売・売買仲介・賃貸の仲介・法人営業など様々な業務を行っています。
主に営業には、新入社員など不動産業が初めての方が任されるケースが多いです。
営業の成績などにより、給料に反映されることもあるので新入社員でも業績によっては収入アップを目指せる将来性のある職業です。
そして国家資格である「宅地建物取引主任者」の資格を持っていると優遇されるケースもありますので、持っている場合はしっかりアピールしましょう。
企画や開発の業種は、新しいビルやマンション、分譲住宅などを手掛けています。
土地を仕入れるところから始まり、企画開発、プロジェクト進行などを行います。
建設には膨大やお金が必要になるため、資金力のある財閥を中心とした大手企業が企画開発を担当することが多いでしょう。
物件の管理業務では、賃貸マンションや所有しているビルなどの維持・管理を行うだけでなく、修繕工事などの対応、トラブルの対処など、幅広く行っています。
賃貸の管理会社の場合大家から物件の管理委託を請負い、入居者を集めるための宣伝や、集金・管理などを行い、そこから収益を得ています。
そして管理会社は物件の管理だけでなく、マンションなどの仲介業も同時に行っている会社が多くあります。
不動産会社自体が管理を請け負っている場合もありますが、大手企業ではグループ内専用の管理会社を持っていることもあります。
売買・賃貸の仲介業に関しては、不動産業の仕事として把握している人が多いのではないでしょうか。
不動産は、物件の貸主と借主をマッチングさせることが仕事であり、その際に仲介料をもらうことで収益を上げています。
仕入れをすることは少ないため、企画開発よりも資本金が少なく始められることが特徴です。
手軽に始められる仕事のため、独立する人も多く競合は増加傾向にあります。
不動産業は、営業職や管理など様々な職種があります。
そしてどの職種も個人や法人問わず、人との関わりがとても重要になりますよね。
様々な仕事の中で、不動産業が合っている人はどんな人柄なのかをご紹介します。
不動産に関わらず営業職においては、どんなお客様からでも好かれる高いコミュニケーションスキルが必須です。
不特定多数の人と関わり、大きなプロジェクトに携わる場合、同じ顧客に長期間関わることもあるでしょう。
また高額な買い物の場合は、特に「この人から買いたい」「この人に任せたい」というように人間性を重視しているお客様はたくさんいます。
もちろん相性もありますが、どんな悩みでも真摯に受け止めてくれる対応力・表情・言葉遣い・細かな気遣いなどで評価されることも多い仕事です。
不動産業は高額なお金が動く仕事のため、大きな責任が問われます。
仕事に対しての責任感と、常に学ぶ姿勢を持った向上心がある人は不動産業に向いているといえるでしょう。
特に物件の売買などに関しては、ノルマを課せられる場合もありメンタル面の強さも問われます。
不動産業は年功序列ではなく、若くても実績によって収入を増やすことができるので、常に向上心がある人は良い結果にも繋がるでしょう。
社会の新しい情報やトレンドに詳しい人は、不動産業にとって大きなメリットです。
時代の流れに沿った的確なアドバイスができ、お客様からの信頼性も高くなるでしょう。
最近では様々な土地で再開発が進み、駅前に新しい商業施設などが増えていますよね。
このような情報を常に持っていることで、街のブランド力も上がり、「そこに住みたい」という人を集めることもできます。
仕事をする上で素直に意見を聞き入れることができる人は、人に好かれやすい特徴があります。
人からのアドバイスを素直に聞き入れることで、自分の成長にも繋げることができ、結果も出しやすくなるでしょう。
また感情を素直に表現できる人は、日頃のストレスも溜まりにくく安定した仕事ができることもメリットです。
不動産業が合う人もいれば、合わない人もいますよね。
不動産業が合わない人は、以下のような特徴があります。
人との関わりが苦手な人は、不動産業に就いても負担ややりがいを感じることが少ないかもしれません。
コミュニケーションスキルは切り離せない職業なので、なるべく人と関わりを持たない仕事を選択した方がいいでしょう。
また不動産業は繁忙期があり、時期によっては残業や休日出勤をすることもあります。
プライベートを充実させたい人、仕事よりも自分の時間や家族との時間が大切な人は、不動産業には向いていません。
不動産業の仕事内容や、向いている人・不向きな人の特徴についてご紹介しました。
不動産は、自由でお金持ちという印象もありますが、駆け出しの時期は幅広い知識やスキルが必要な職業です。
しかし、どんな人でも向上心と責任感、素直さなどを持っている人であれば、不動産業につくことができます。
そして不動産の職業についてからの年数ではなく、結果次第ですぐに収入に反映されやすいので、やりがいを見つけやすい職業であると言えます。
社会のトレンドや情報収集に敏感な人、興味がある人、「お金持ちになりたい」などの目標がある人にはとてもおすすめな職業です。