柔軟性は自己PRになる??柔軟性のアピール方法や柔軟性の例文を紹介!

就職活動, エントリーシート
2022.04.06
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投稿したユーザー : agentgate

「エントリーシートの自己PRに柔軟性と記入してもいいの?」「柔軟性がある人材は企業に対してどのような印象を与えるの?」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

エントリーシートや面接で問われる自己PRは、企業が就活生を見極めるために重要な役割を担います。

柔軟性があることを伝えることで、新しい環境に適応できる、チーム内で活躍できる人材として評価を上げることができます。

しかし、伝え方によってはマイナスなイメージがついてしまう可能性があるため、具体的なエピソードを取り入れるなどして工夫することが大切です。

今回の記事では、柔軟性を自己PRすることで企業に与える印象を解説します。

この記事を読むことで、柔軟性を自己PRに書く際のポイントを理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみましょう。
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柔軟性は自己PRでアピールできる?

柔軟性は自己PRでアピールポイントになるのかと疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

結論から述べると、柔軟性は自己PRでアピールすることができます。

柔軟性とは、自分の考えに固執することなく、状況やニーズに合わせて対応する力のことです。

ビジネスシーンでは、進捗状況や顧客のニーズに合わせて迅速に対応しなくてはいけない場面が多く存在します。

このため、柔軟性は就職活動においても自己PRとして有効なのです。

ただし、書き方によっては柔軟性をアピールできずにマイナスな印象を与えてしまう可能性があるため、どのようにアピールするかが重要なポイントになります。

柔軟性は臨機応変に対応する力として捉えられますが、一方で自分の主張がない、こだわりがないというイメージを持たれてしまう可能性があります。

柔軟性を自己PRすることで企業に与える印象

ここでは、柔軟性を自己PRすることで企業に与える印象を紹介します。

新しい環境に適応できる

柔軟性は、新しい環境に適応できる能力として捉えられます。

学生から社会人に切り替わるタイミングや、部署を移動する際など、新しい環境を迎えるフェーズは数多く存在しますが、適応能力があればストレスを感じずに、状況に馴染むことができるのです。

新社員の中には、学生から社会人に向けて上手く切り替えられずに過度なストレスを感じてしまう人も多く見受けられます。

また、新天地での生活や新しいチームとの関わりなどを上手く行うためには、状況適応能力が重要です。

このため、「柔軟性があるため、新しい場面でも落ち着いて行動できる。」などとアピールすると良いでしょう。

指示を素直に聞き入れる

企業に所属してチームと仕事を進めていくには、指示を素直に聞き入れて、スピーディーに実行していく力が求められます。

しかし、指示を素直に聞き入れられない社員は、チームで活動するには向いていないと判断されてしまうのです。

柔軟性を自己PRとして伝えることで、上司からの指示を素直に受け入れられることをアピールできます。

もちろん、場面によっては自分の意見を持つことが重要になりますが、チームで仕事を進めていくには柔軟性は必要なスキルなのです。

臨機応変に対応できる

柔軟性を自己PRとしてアピールすることで、臨機応変に対応できる人材であると認識してもらえます。

ビジネスにおいては、市場やトレンドの動きに合わせて、臨機応変に対応することが重要です。

時には計画やスケジュールを変更したり、新たな施策を追加で実施したりする必要があります。

柔軟性があれば、このような状況でも冷静に、最適な対応を実践することが可能です。

このため、柔軟性をアピールする際に、柔軟性を活かしてどのような困難を乗り越えたか、エピソードを添えると良いでしょう。

円滑なコミュニケーションができる

自己PRとして柔軟性を伝えることで、円滑なコミュニケーションを取れる人材であることが期待されます。

柔軟性があれば、自分の主張をしすぎずに相手の意向を汲み取りながら話を進められるためです。

会議や顧客との商談では、効率的に話を進めるために、円滑なコミュニケーションが求められます。

柔軟性のある人材は全体のバランサーとしての役割も期待され、状況にあわせて進行できる能力があると評価されやすいのです。

自己PRに柔軟性と記載することで、さまざまな強みをアピールできますが、具体的なエピソードがないと説得力のあるアピールになりません。

柔軟性を自己PRとして書くデメリット

ここでは、柔軟性を自己PRとして書くデメリットを紹介します。

面接での回答と矛盾がないようにする

エントリーシートの自己PRに「柔軟性」と記載したにも関わらず、面接での回答内容と矛盾があると企業の就活生に対する信頼度を下げてしまいます。

エントリーシートや面接などの自己PRで、伝える内容に矛盾がないように注意しましょう。

例えば、面接で伝えるエピソードが柔軟性ではなく、こだわりがあることや自分の主張を曲げないことを伝える内容だと、採用担当者は就活生の本当の姿を見極めることができません。

エントリーシートや履歴書、面接、面談など、企業と接触するフェーズでは、一貫性を保ち、企業からの信頼を損なわないように注意しましょう。

面接の質問に回答できないとマイナス評価になる

自己PRで柔軟性と回答したのに、中身がなく、質問に対して十分な回答ができないと、マイナス評価につながってしまいます。

自己PRとして柔軟性と伝えるのであれば、説得力のあるエピソードや妥当性のある理由を伝えられるようにしましょう。

例えば、「柔軟性を活かして〇〇の場面を乗り越えた。御社では〜のように柔軟性を活かしたい。」などと述べることで、自己PRの説得力が増します。

なお、自己PRは多くの企業で問われる質問であるため、あらかじめ回答内容を準備しておくと良いでしょう。

自己主張が少ないと判断される

採用担当者によっては、自己PRで柔軟性をアピールすると、「自己主張が少ないのでは?」と捉える人もいます。

特に、自分の意見を主張できる人材や、アイデアを提案できる人材を求めている企業にとっては、自己主張が少ない人材は求められていないのです。

もちろん、他のアピール内容にも当てはまることですが、柔軟性があるとアピールする場合は自己主張が少ないと思われないように伝え方を工夫することをおすすめします。

例えば、「相手の意向を汲み取りながら、自分の主張を組み合わせて、新しいアイデアを発案した。」などの内容を伝えると、バランスよくアピールすることが可能です。

伝え方によっては柔軟性がマイナスポイントになってしまいます。

一貫性を保ちながら、自己主張がないと思われないように注意することが大切です。

柔軟性を自己PRに書く際のポイント

柔軟性を自己PRに書く際はどのような点に気をつければよいのでしょうか。

ここでは、柔軟性を自己PRに書く際のポイントを紹介します。

具体的なエピソードを取り入れる

説得力のある内容を目指すためには、具体的なエピソードを取り入れることが重要です。

具体的なエピソードが欠けていると、採用担当者は就活生がどのような柔軟性を持っているかイメージすることができません。

例えば、「柔軟性を活かして、〇〇な問題を解決し、部活動のチームで活躍した。〇〇な問題を解決するためには、練習の環境を改善することだと考えた。メンバー1人1人が練習しやすい環境を作るために、〇〇を実行した。この結果、〇〇な問題を解決することができ、チームで活躍することができた。」

と記載することで、柔軟性をチームでの活動において発揮できることを伝えられます。

ただ「柔軟性がある。」と記載しても、説得力が不足しており、印象に残らないため注意しましょう。

柔軟性を活かして乗り越えた経験を書く

エントリーシートや面接では、自分の柔軟性という強みを活かして困難を乗り越えた経験を述べると良いでしょう。

企業にとって、就活生の強みがどのように活かされるのかイメージするために、困難を乗り越えた経験は最適な質問なのです。

例えば、「部活動で負傷してしまい、実践練習を行えない期間があった。しかし、柔軟に状況を受け入れて、筋力トレーニングに切り替えることで、試合で活かせるような体感を身につけられた。私は、困難な状況でも冷静に状況を把握し、その状況で最適なソリューションを考案できる。」

と記載すれば、ストーリー性のあるアピールになります。

将来どのように活用していくか述べる

自己PRをする場合、学生時代において困難を乗り越えた経験だけでなく、将来企業でどのように強みを活かしたいかを述べると良いでしょう。

プラスアルファで将来の姿を述べることで、ただ強みをアピールするのではなく、自分の抱いている志を伝えることができます。

例えば、「学生時代、〇〇なシーンで柔軟性を活かした。このような経験から、御社においても〇〇な場面で冷静沈着に対応できると思います。」と記載します。

上記のように活用方法を述べることで、就活生が企業で働く姿をイメージできていると認識してもらえます。

説得力がなく、中身の伴っていない自己PRは、就活生に対する評価を下げてしまいます。

柔軟性をアピールする際は具体性のある内容を目指しましょう。

柔軟性を自己PRに書いた例文

ここでは、柔軟性を自己PRに書いた例文を紹介します。

「私の強みは柔軟性があることです。大学3年時にオーストラリアで交換留学した際、言語やコミュニケーション方法、文化の違いなどにより、困難に直面することが多くありました。しかし、私はそのような違いをマイナスに捉えるのではなく、各々の魅力として捉えることで、多様性に対する価値観を養うことに成功しました。私はこの柔軟性を活かして、貴社では他の社員との関わりを通じて、より良いアイデアを生み出し、事業拡大に貢献できると思います。」
このようにストーリーのある内容を目指すことが大切です。

エピソードや将来における活かし方などを伝えられないと、ストーリー性がなく、説得力の低い自己PRになってしまいます。

柔軟性を効果的にアピールしよう

今回の記事では、自己PRを考えている就活生に向けて、柔軟性を自己PRすることで企業に与える印象や注意点を解説しました。

柔軟性は円滑にコミュニケーションを行うことができ、新しい場面でも臨機応変に対応できることをアピールできます。

一方、自己主張が少ないと判断されることもあるため、伝え方を工夫することが大切です。

具体的なエピソードを添えて、どのような場面で強みを活かせるかを伝え、ストーリー性のある内容を目指しましょう。

ヒトテクノロジーでは、就活生に合わせた最適な自己PRが書けるようにアドバイスを行っています。

どのような内容を書けば良いのか分からない、魅力的な伝え方が分からないなど困ったことがあればぜひヒトテクノロジーに相談してみましょう。

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