投稿したユーザー : agentgate
就活では必ず自己紹介が求められます。
事前に何を言おうか考えていても、実際には何を言ったら良いのか分からないという就活生が多いのではないでしょうか。
話すことを詰め込み過ぎると、ほとんど面接官に伝わらなかったり、印象が悪くなったりするため、自己紹介はとても重要です。
第一印象を良くする自己紹介とはどんなものなのでしょうか。
面接官に好印象を与える自己紹介の方法やポイントについて紹介していきます。
自己紹介は名前や出身校の確認以外にも目的があります。
その目的を確認していきましょう。
自己紹介の目的は、就活生がどんな人物であるかを確認することです。
自己紹介で話す内容や構成はみんな同じですが、目線や表情、話し方、話すスピード、声の大きさ、姿勢などは人それぞれです。
面接官はこれらを見て、どんな人物なのか、その企業に合う人材なのかを確認します。
自己紹介で話す内容も大切ですが、それだけではなく面接官に見られているということも意識して行うことが重要です。
コミュニケーション能力があるかどうかも確認されます。
組織の一員として働くことが求められるため、一定のコミュニケーション能力が必要です。
自己紹介の話し方や目線、表情からもコミュニケーション能力は判断できますが、多くの人と関わったというミュニケーション能力をアピールできるようなエピソードを入れてみると良いでしょう。
目線や表情などを意識していないと、面接官に好印象を与えることができずに失敗してしまいます。
また、コミュニケーション能力に欠け、協調性がないような就活生は入社後も活躍を期待しづらく、結果的に落されてしまうでしょう。
面接官に好印象を与えるには以下のことに注意しましょう。
面接官は、自己紹介をしている就活生の行動すべてを見ています。
このため、自己紹介をしている時に面接官を見ていない、表情が暗い、姿勢が悪いようでは面接官に良い印象を与えることはできません。
目線は面接官を見て、表情は明るく、背筋を伸ばした姿勢で自己紹介を行えば良い印象を与えることができるでしょう。
自己紹介の内容が他の就活生と変わらなくても、表情、仕草の印象が良ければ内容の評価もつられて上がります。
また、仕草にも気を付けましょう。
話す内容に意識しすぎて目線が泳いだり、指が動いたりと変な仕草をしてしまうことがあります。
このようなことがないようにするには反復練習が有効です。
面接を想定して誰かに見てもらいながら練習することで、本番での緊張が和らぎ、こういった仕草を抑えることができます。
自己紹介で話す内容は、「大学名・学部・学科、名前、学生時代に頑張っていたこと、意気込み、締めの挨拶」の基本情報です。
話す長さは1分くらいがベストと言われています。
1分で話す文字数としては250~300文字が最適です。
自己紹介は簡潔に話すことが重要です。
少しでもアピールしようと詰め込み過ぎて早口になると、何を言っているのか面接官に伝わらなくなり逆効果になります。
面接官へのアピールは、自己PRや質問の回答の際でもできます。
自己紹介はアピールではなく、確実に内容が聞き取れるように音量と抑揚に注意して簡潔に行いましょう。
自己紹介の時間を指定されることがあります。
1分なら上記の内容を話します。
1分以上の自己紹介を求められたら、上記の内容に加えて「学生時代に頑張っていたこと、意気込み」を話すと良いでしょう。
時間指定はその場で言われるため、自己紹介のパターンを複数考えておくことが大切です。
自己紹介を簡潔に伝わりやすくするには構成が重要です。
先程、説明したように、「大学名・学部・学科、名前、学生時代に頑張っていたこと、意気込み、締めの挨拶」の構成が基本です。
この構成を基にした例を紹介していきます。
〇〇大学経営学部経営学科4年の□□と申します。
在学中はサッカー部に所属し、キャプテンを務めていました。
ポジションはゴールキーパーでした。
ゴールキーパーは守備の要として、どのようにすれば失点を防げるか即座に状況判断を行うことが重要で、チームメイトに的確な指示を出すことが求められるポジションです。
キャプテンとして、チームをまとめる難しさと状況判断能力、的確な指示を出す能力が身に付きました。
サッカー部で得たリーダーシップや状況判断能力、的確な指示を出せる能力を御社でも活かすことができればと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介は盛り込み過ぎず簡潔であることを意識しましょう。
自己紹介の内容がどんなに良くても、話している際の表情などが暗いと意味がありません。
さらに、自己紹介は時間指定される場合があるので、ダラダラと話していると面接官に話すら聞いてもらえないおそれがあります。
就活生の自己紹介の内容は似たり寄ったりです。
だからといって、無理に内容を増す必要はありません。
自己紹介を長くしても、内容が相応しくないと逆効果になります。
自己紹介は時間指定がなければ1分程で、文字数は300文字程度がベストです。
時間指定がなければ、アピールのためにもっと話しても良いのではないかと思うかもしれませんが、自己紹介は簡潔に無駄なく話すことが重要です。
自己紹介が長いと、論理的な思考ができないとマイナス評価に繋がります。
時間指定がなければ1分を目安にして、時間指定があればその時間に合うように話すことを心がけましょう。
自己紹介で特に話すことが思いつかないからといって、趣味の話をするのはNGです。
面接官が確認したいのはその企業に合う人材かどうかです。
趣味を仕事に結び付ければアピールに繋がると思うかもしれませんが、趣味は好きでやっているのであって、仕事とは別物です。
趣味はアピールにはならず、その企業に合う人材かどうかの判断材料にならないため、マイナス評価になる可能性が高いです。
自己紹介と自己PRの違いを聞かれてもすぐに答えられる人は少ないかもしれません。
自己紹介は自分がどういう人物なのかを伝えることが目的で、自己PRは面接官に自分の長所や特徴をアピールして売り込むことが目的です。
自己PRが成功するのは、自己紹介が済んでいることが前提です。
自己紹介をしていなければ自己PRをしても、プラスの評価にはなりません。
ダラダラと自己紹介をしている就活生は、面接官から自己紹介でさえもうまくまとめられていないと最悪な評価を受けることになります。
自己紹介で失敗しないためのポイントを確認していきましょう。
自己紹介の時に話す内容を頭の中で考えるだけではなく、実際に声に出して練習しましょう。
本番では話す内容を考え、思い出すのと同時に声に出します。
両方を同時に行うという、本番と同じ条件で繰り返し練習すると緊張が和らぎます。
本番で話す内容を忘れてしまった場合でも、本番と同じ条件で練習した時のことを思い出して言葉が出てくることがあります。
頭の中だけで考えると、本番で緊張のあまり声が出ないこともあります。
「慣れ」を作るためにも声に出して練習しましょう。
家族や友人に見てもらい、第三者から見て自己紹介をしている自分がどう見えるのか確認することも大切です。
自分ではできていると思っていても他人に見てもらうことで、声が小さかったり姿勢が悪かったりなど自分では気付けなかった問題点が分かることがあります。
自己紹介の練習をしていても、本番で話す内容を忘れてしまっては意味がありません。
練習することがすごく大切です。
また、第三者に自己紹介を見てもらうのに恥ずかしいと感じているのであれば、本番で失敗してしまう可能性もあります。
内定のためという目的を見失わず、面接練習をしっかりと行う人が、就活は成功します!
実生活の中でする自己紹介は名前くらいしかしないため、就活の自己紹介はどうすれば好印象を得られるのか悩む就活生も多いと思います。
しかし、今回紹介してきたポイントを意識して行えば、スムーズに自己紹介をするこができます。
頭では分かっているつもりでも、本番でできるか自信がないという不安があれば、就活のプロに自己紹介を確認してもらいましょう。
弊社は面接での自己紹介に関すること以外にも、就活の悩みや疑問を解決し、就活を有利に進めるためのサポートをします。
後悔のない満足できる就活にするために是非、ヒトテクノロジーにご相談ください。