投稿したユーザー : masumin01
設備の仕事は、病院やビル、工場など様々な施設を安全に利用できるよう管理・点検を行う仕事です。
施設を利用する際に、点検作業を行っている人を見たことがある方もいるでしょう。
様々な業界で設備管理の職種がありますが、「設備管理の仕事はラク」「誰にでもできる仕事」と思われがちです。
しかし、実際には夜勤になることもあるので生活が不規則になる可能性もあり、体力も必要です。
こちらでは、設備管理の主な仕事内容や、必要な資格についてご紹介します。
また設備の仕事は、簡単な仕事ではありませんがやりがいを感じられる仕事です。
設備管理が気になっている方は、仕事に対するやりがいなども確認してみてください。
設備の仕事は、様々な業界でとても大切な職種です。
主に病院やビル、工場、ホテルなどの施設の点検や管理を行っています。
こちらでは、それぞれの業界の仕事内容をご紹介します。
病院の施設では、電気・ガス・水道などの設備を点検・管理を定期的に行い、病院内で働く人たちや入院患者が安全に過ごせるよう徹底しています。
特に病院内の点検は、病気の方や体の不自由な方、体力が弱い方など様々な症状で利用しており、命に関わる現場なのでとても重要です。
医師だけでなく、施設を管理する人たちも命の最前線で働いていると考えても過言ではありません。
設備の仕事は様々な現場がありますが、同業者の中で病院は最も大変な現場です。
一度病院の設備の仕事を経験した人は、他の現場へ転職する際も有利となるでしょう。
ビルの設備の仕事は、オフィスビルや商業施設のビルの管理や点検を行います。
ビル内の電気・空調・給排水設備・消防用設備の管理を主に行い、ビル全体の安全を管理しています。
それぞれの場所を定期的に点検をし、不備があった場合は速やかに対処します。
工場の設備管理の際には、工場内にある機械の点検や管理だけでなく修理も行います。
機械に不具合が起きてしまうと、工場内で働く人が仕事ができなくなり、製造している商品を生産することができません。
作業効率も悪くなり、受注している顧客に迷惑をかけることになります。
工場で仕事をする上で重要な機械の点検・修理を行っている設備管理の仕事は、非常に重要です。
設備管理の仕事は、誰にでもできる仕事ではありません。
設備管理のイメージでは「楽な仕事」「簡単な作業」などがあると思いますが、実はとても大変な仕事であり責任を問われることもあります。
しかし、大変なだけではなく、もちろんやりがいのある仕事でもあります。
こちらでは、仕事のやりがいと大変なことについて解説します。
設備管理の仕事は、普段何気なく使っているオフィスビルや病院なども定期的な管理をしてくれているからこそ安全に使用できるのです。
あまり目立たない仕事かも知れませんが、多くの人から感謝される仕事です。
設備の管理を徹底しているからこそ、問題が起きる前に事前に対処することで安心・安全に利用できるのです。
また、問題が発生した際、その問題を速やかに解決できたときには自分の中での達成感を感じることができるでしょう。
設備管理の仕事は、経験年数が長ければ長いほど有利です。
年数を重ねるごとに、仕事の流れを把握でき、さらには今まで気づかなかった部分への配慮もできるようになるでしょう。
また、作業効率を良くしたり、普段点検している機械の仕組みや使用している部品などの名称を覚えることで必要なものがすぐに分かります。
仕事を続けていく中で、自分自身が成長できていることを実感でき、今後のモチベーションにも繋がります。
設備管理の仕事をする上で必要な知識はもちろん、資格を取得することもできます。
現場によっては資格が必要な場面もあり、取得する資格によっては設備管理の仕事以外にも役に立つものもあります。
そして、専門性が高い資格や仕事に関しては、給与手当が付くこともあるため知識を深めることも可能になります。
いろいろな資格を取得したい人や、専門知識などのスキルを磨きたい人に向いている仕事です。
上記のようなやりがいを見つけることで、設備管理の仕事の良さが理解できたでしょう。
しかし、仕事をする上で最も「大変」と思うことは次のようなことがあります。
仕事を始めてから資格を取得する際には、もちろん仕事を休むことはできません。
働きながら仕事の合間を見て勉強をするため、体力的に「キツイ」と感じることもあるでしょう。
また現場によっては、シフト制で夜勤や宿直になることもあり、生活リズムが崩れ体調に影響することもあります。
設備管理をする際には、体調管理を徹底することは重要です。
工場の機械の設備を管理する際には、初めは覚えることが多く、キツい仕事と感じることもあるでしょう。
しかし、一度覚えてしまうと仕事の作業効率は上がり、やりがいを感じることができます。
設備管理の仕事は、働く現場によって必要な資格があります。
例えば、電気に関わる仕事であれば電気工事士や電気主任技術者を取得することがおすすめです。
電気の設備の工事や取り扱いなどを行う際には必要な国家資格であり、電気工事士に関しては第一種・第二種と分かれており施設の規模によって異なります。
その他には、
などの資格を持っていると有利です。
危険物取扱者は、消防法に定められた危険物を扱う際に必要な国家資格で、石油タンクなどの危険物を扱っている施設で働く際に有効です。
ボイラー技師とは、お湯や蒸気を作り出す施設や設置を行う際に必要な資格です。
それぞれの資格は仕事を始めてから資格を取得する人もいますが、仕事をしながら資格の勉強するのは難しい人、就職の際にアピールしたい人は事前に取得しておくこともおすすめです。
設備の仕事は、働く現場によって仕事内容が異なります。
自分の得意分野や働きたい環境で選択することができ、資格を取得する際には設備の仕事以外にも役に立つものばかりです。
設備管理は、未経験からでも始めることができ、その現場に必要な資格を取得することでキャリアアップも望めます。
まずは、自分のライフスタイルにあった仕事を職種研究で探してみましょう。
大変な仕事である分、周りの人から感謝されることが多く、自分自身の成長にも繋げることができます。
仕事にやりがいを感じられるとモチベーションの維持にも繋がり、さらにスキルアップも可能です。
専門知識を身につけたい人、責任感を持って仕事に取り組める人には向いている仕事ですので、ライフプランを立て、自分に合った仕事を見つけてみましょう。