投稿したユーザー : agentgate
Web適性検査とは、就活生の性格や適性をWeb上で測るものです。
現在、新型コロナウイルス感染症による密や対面を避けるために、従来の適性検査にとって代わりWeb適性検査を導入する企業も多くなりました。
Web適性検査は、しっかりと対策しておかないと突破するのが難しくなっています。
これからWeb適性検査の対策をしておきたい人のために、今回はWeb適性検査の概要やWeb適性検査で落ちる人の特徴、65分のWeb適性検査の内容について解説します。
自分の希望する企業への突破に、ぜひ役立ててみましょう。
適性検査とは、就活生の行動タイプ、職業への適性、企業との相性などを測るテストのことを指します。
性格検査と能力検査の2つに分かれて実施されるのが特徴です。
従来の適性検査は、就活生が応募した企業やテストセンターへ直接出向き、受験するスタイルでした。
IT技術の進歩により、オンライン上で受験できるようになったのがWeb適性検査です。
パソコンやタブレットなどの端末を使用し、Web形式で受験します。
ネット環境があればどこでも受験できるため、企業へ受験のために直接出向く必要がありません。
2020年以降はコロナウイルスの影響を受け、非対面非接触での採用選考を実施する企業も多くなりました。
従来の適性検査に代わり、Web適性検査を導入しはじめる企業も増加傾向にあります。
Web性格検査とは、就活生の性格について測るテストです。
質問を通じて就活生の職業適性や、受験する企業との相性などをチェックする目的で実施されます。
「感情のコントロールはできるか」「1人で黙々と作業を進めるか、大勢で作業をするか」「一度も嘘をついたことがないか」など、性格に直結する質問が出されるのが特徴です。
Web能力検査とは、就活生に基礎能力や一般教養が身に付いているかどうかをチェックするために実施されるテストです。
内容は、就活生の計算能力や言語能力を測るための簡単な数学や国語などのテストが中心となっています。
Web能力検査の代表的なテスト形式には、以下のものがあります。
Web適性検査は、新卒採用時はもちろん転職時の採用試験の一環としても実施されています。
転職時の適性検査は、上記の能力検査、性格検査の2種類とも実施される場合がほとんどです。
Web適性検査の特徴や種類を分かっていないとテストで落とされてしまい、面接にすら進めないケースがあるでしょう。
また、Web能力検査のテスト形式も就活生なら把握していることは当然です。
Web適性検査は性格試験、能力試験のいずれも評価されることで内定に繋がります。
また、能力検査の成績が少し悪かったとしても、性格検査で人柄面が評価される場合もあるのです。
Web適性検査突破には対策が必須であるため、しっかりと対策をしておきましょう。
対策の他、Web適性検査には落ちてしまう理由もあります。
代表的なWeb適性検査に落ちる人のパターンを解説していきます。
落ちてしまう人の特徴を知り、Web適性試験対策に活かしましょう。
社会人として働く際、柔軟性を持つことは重要です。
突発的なトラブルがあったときなど、臨機応変な対応を求められるシーンは多くあります。
また、社内外の人と円滑なコミュニケーションを取るためには、自分の意見を相手に合わせることも多くあります。
よって、Web適性試験で極端な回答が多い人は「柔軟性がないのではないか」と判断され、落ちてしまう可能性が高いでしょう。
例えば、「自分の意見はどんなときでも押し通す」「ふだんのやり方はどんなときでも変えるべきではない」などの質問に対してすべて「よくあてはまる」と答えた場合、柔軟性が低いと判断されてしまいます。
「一度も嘘をついたことがない」などに「よくあてはまる」と答えるなど、理想論に沿った考えのみで回答してしまう場合も、柔軟性は低いとされてしまうでしょう。
企業へ好印象を残すためにはできるだけ真面目に、理想的に答える就活生も多いかもしれません。
しかし、社会人として働くことは理想だけでなく、建前も必要になります。
Web適性検査では、極端すぎる回答ではなく、臨機応変に回答するのが重要です。
Web適性検査の能力検査は、計算や言語などを測るテストを行います。
ただし、基礎的な内容のため難易度はそこまで高くありません。
Web適性検査はトータルでの時間が限られているため、できるだけ多くの問題を解いて配点をかせぐのが有効です。
能力検査で多くの問題を解くためには、1つの問題に時間をかけすぎないようにしましょう。
能力検査の対策でSPIや玉手箱の問題集を活用する方法がありますが、その際に解答を暗記するのは厳禁です。
解答を暗記してしまうと、他の問題への応用がききません。
解答を暗記するのではなく、解き方を身に付けるようにしましょう。
解き方を身に付けておくことで、同じ分野や範囲の問題をスムーズに解答できます。
問題集の数をこなして慣れておく、制限時間内に解答できるようにするなどの対策が重要です。
Web適性検査は、問題をすべて解けば評価が高くなるというわけでもありません。
総合的な結果が企業の求める基準を満たしていれば問題ありません。
能力検査の中で、どうしても解けない問題があればそこに時間をかけず、その問題を飛ばして次に進むようにしましょう。
特に性格検査の中で矛盾した回答がある場合、就活生の性格や人柄が掴めないため落ちてしまう可能性が高いです。
例えば、「我慢は苦ではない」に「はい」と答えたにも関わらず、「忍耐力がある方だ」に「いいえ」と答えるなどです。
どちらが就活生の性格なのかが判断できないため、落ちてしまう原因となるでしょう。
性格検査は就活生の性格や人柄を判断するために、表現や言い回しを変えた同じ内容の質問が何度も出てきます。
回答の矛盾を防ぐためには、嘘をつかず正直に質問に答えることです。
企業への印象が気になって自分を良く見せようとすると、嘘の解答をして結局矛盾が生じる、ということもあります。
回答が極端だったり時間をかけすぎている就活生はWeb適性検査に失敗してしまい後悔することになるでしょう。
また、回答が矛盾するなどは、嘘をつかない限りありえないものなので、正直に解答しましょう。
Web適性検査は時間制限があり、65分の制限時間を設けられているものはリクルート社のものです。
しかし、性格検査、能力検査それぞれで65分ずつ使えるのではなく、2つのテストを65分間の中で実施することになります。
65分のWeb適性検査の制限時間を有効に使うためには、65分の内訳を知っておくことが攻略法です。
性格検査、能力検査それぞれを制限時間内で解答するために、どの程度の解答スピードが求められているかを把握しておきましょう。
Web適性検査における、65分間の制限時間の具体的な内訳について解説します。
Web適性検査の能力検査は、約35分で設定されています。
能力検査は言語、非言語の2分野で構成されており、それぞれでスピーディな解答が求められます。
また、企業の業種や職種によっては、英語の問題が出題される場合もあります。
業務で英語が必要な場合、英語の問題もスピーディに答えられるように対策をしておきましょう。
なお、能力検査のみで65分が設定されている場合、問題の難易度は低いものの問題数が多くなっています。
このため、能力検査では解答スピードを身に着けることが攻略法です。
制限時間内に問題を解けるスピード感はもちろん、解答の正確性も必要です。
問題集を繰り返し解く、問題に慣れておくなど対策をしっかりとしておきましょう。
Web適性検の性格検査は、約30分の時間配分です。
性格検査は、直観的に素早く回答をするようにしましょう。
能力検査と同様出題数が多く、1問あたりに時間をかけていられません。
性格検査は全問回答ができないと、自分の性格や人柄を正確に企業側に伝えらないだけでなく、「意思決定が遅い」と判断されるリスクもあります。
性格検査は能力検査のように問題に対する対策は不要です。
考えすぎてしまうことで、正直な回答ができなくなる可能性もあります。
直感的に、深く考えずに回答することで全問回答も達成できるでしょう。
能力検査に時間をかけすぎている就活生は落ちるでしょう。
性格検査では全問回答することは当たり前です。
性格検査で時間をかけすぎるのはありえないです。
Web適性検査の概要や落ちる人の特徴、65分の時間配分への対策方法について解説してきました。
Web適性検査は問題を解くスピードを身に付ける、問題に慣れるなどの対策が必要です。
採用を勝ち取るためにも、Web適性検査への対策をしっかり行っておきましょう。
Web適性検査をはじめ、就活で悩みがある場合はプロに相談するのも有効な方法です。
ヒトテクノロジーでは就活を成功に導くためのサポートを行っています。
Web適性検査以外にも就活に関する悩みがあればぜひご相談ください。