投稿したユーザー : agentgate
就職活動を始めると、「テストセンター」という言葉を耳にすることが増えます。
「テストセンターとは一体何のこと?」と疑問を持つ就活生も少なくないでしょう。
テストセンターは、選考の採用試験を受けるための会場を指します。
本記事では、テストセンターの基本概要から試験を受ける流れやポイントまでを徹底的に解説します。
この記事を読むことで試験当日までに準備するべきことや、本番で注意するべきことが理解できるようになるため、ぜひ参考にしてみましょう。
テストセンターとは、適性検査の「SPI」を受ける方法の1つです。
SPIを採用試験の1つに取り入れている企業は、テストセンターのシステムを利用することが多いです。
テストセンターは全国にあるため、就活生に会社まで来てもらう必要がなく、各地の就活生に試験を受けてもらえます。
テストセンターで受けられるテストにはいくつか種類があります。
テストの種類は以下の通りです。
企業によって指定しているテストは異なるため、企業から送られてくるメールをしっかり確認しましょう。
また、以前受けたことのあるテストであれば、そのテスト結果を他の企業でも使い回すことができます。
自分の志望している企業が指定しているテストをしっかりと確認しなければ、間違えて他のテストを受けてしまい全てが無駄になります。
テストセンターで試験を受ける流れを紹介していきます。
企業からテストに関するメールが送信されるため、メールの詳細を確認しましょう。
テストセンター予約サイトのURLが記載されているため、アクセスして同メールに書いてある企業別受検IDとメールアドレスを入力し、ログイン作業を行います。
また、テストの実施期間も同時に確認しておきましょう。
期間内に受験できるようにテストセンターの予約を行います。
テストセンター予約サイトのURLから無事ログインできたら、次は受験会場を予約しましょう。
テストセンターの受験会場は各地方に設置されています。
自宅からアクセスしやすい場所を選択して、受験する時間を決めましょう。
人気の受験会場はすぐに予約が埋まってしまう可能性があるため、メールが届いた時点で予約を完了させてしまうことをおすすめします。
テストセンター会場の予約が完了したら、性格検査を受けましょう。
性格検査は、就活生の性格や特性を判断するために設けられている検査です。
受検期限までに性格検査を受けることで、テストセンターの予約が完了します。
受験期限をすぎてしまうと、テストセンターを予約しても無効になってしまうため注意が必要です。
ただし、テストセンターで能力検査を受けるのが2回目である場合は、性格検査の結果を使い回すことができます。
予約を後回しにしていると自宅から近い受験会場が埋まってしまい遠くまで行くことになり、後悔することになります。
テストセンター以外にはどのような種類のテストがあるのでしょうか。
ここでは、テストセンター以外の受験方法を解説します。
Webテストは、テストセンターと同様にパソコンから試験を受ける方法です。
ただし、テストセンターに赴く必要はなく、自宅のパソコンから受験することができます。
テストセンターの試験結果は他の企業でも使い回せますが、Webテストの結果を使い回すことはできません。
自宅でテストを受ける場合は、インターネット環境に問題がないか確認して、使用しているブラウザでWebテストを受験できるか事前に調べておきましょう。
テストセンターとWebテスト以外には、企業が用意した会場で受験する方法があります。
企業が独自に用意したテストは、筆記試験であることがあり、学校でテストを受けるような感覚と言えるでしょう。
また、企業によってテスト内容や形式が大きく異なります。
指定された時間や必要な持ち物を事前に確認しておきましょう。
Webテストはテストの結果を使いまわすことができないため、Webテストとテストセンターが同じだと考えていると痛い目を見るでしょう。
テストセンターの受験時に注意するべきポイントがいくつかあります。
ここでは、就活生がテストセンターで受験する際のポイントを確認しましょう。
エントリー後、もしくは書類審査等に合格したら、企業からテストセンターの案内メールが届きます。
メールが届いたら内容を確認し、速やかに予約を済ませましょう。
先述した通り、会場や時間帯によってはテストセンターが混み合うことがあります。
また、テストセンターで受験できる期間が指定されているため、期限内に受験を完了できるようにスケジュール管理を徹底することも大切です。
テストセンターの予約が完了したら、メールやホームページに記載されている持ち物をチェックしましょう。
基本的にテストセンターで受験するには、受験票や身分証が必要です。
テストセンターが用意した筆記用具やメモ用紙を利用できるため、必要な人は受け取るのを忘れないようにしましょう。
テストセンターの問題には制限時間が設けられています。
ゆっくり問題を解いていると、解答できる量が少なくなってしまうため注意しましょう。
可能であれば事前に練習を行い、制限時間内に答えられるように準備しておくことをおすすめします。
パソコン画面には残りの時間や残っている問題の量が表示されます。
時間を気にしながら、スピーディーに解いていきましょう。
何らかの理由でテストセンターの受験時間に間に合わない場合は、テストセンターに直接連絡しましょう。
受験開始時間の1時間前までであれば、スマートフォンやパソコンから受験日を変更できます。
もし、受験開始時間まで1時間を切ってしまった場合は、テストセンターの会場に電話して予約日時を変更してもらいましょう。
応募している企業ではなく、予約したテストセンターの会場に連絡を入れるようにします。
テストセンターで出題される問題は事前に確認しておきましょう。
いきなり受験すると、十分な力を発揮できないままテスト時間が終了してしまいます。
参考書やインターネットでも練習問題を確認することが可能です。
テストセンターの試験の割合が大きい企業を志望している人や、テストセンターでスムーズに解答できるか不安な人は、事前に練習しておきましょう。
テストセンターでは以前受験したテスト結果を使い回すことができます。
ただし、テスト結果は自分で確認することはできません。
このため、他の企業で受験したテスト結果を使い回す人も多く見受けられます。
企業によってテスト結果の判断基準は異なりますが、他の企業の選考に残ったものは、上手く解答できている可能性があります。
状況に応じて、テスト結果を使い回すか、再度受験するかを決めるようにしましょう。
テストを受ける前に問題を確認することや練習をすることは当たり前です。
練習もしないままテストを受けても良い結果になるはずがありません。
今回の記事では、テストセンターで試験を受けたことがない就活生に向けて、テストセンターの概要について解説しました。
テストセンターとは、選考過程で設けられている試験を受験する方法の1つです。
企業からメールが届いたら受験会場を予約し、速やかに性格検査を受けましょう。
テストセンターで受ける試験に不安があるという場合はヒトテクノロジーに相談しましょう。
ヒトテクノロジーはテストの問題傾向や制限時間内に間に合う解き方をアドバイスします。
また、テストのこと以外にも自己PRやガクチカの書き方など就活に関することで悩みがある場合でもヒトテクノロジーに相談してみましょう。