投稿したユーザー : agentgate
面接は言葉遣いや受け答えの仕方で面接官に与える印象が変わります。
普段使っている言葉遣いが正しいのかわからない人もいるでしょう。
面接では敬語を正しく使い、良い印象を与えるような受け答えが大事です。
こちらの記事は敬語の正しい使い方や、受け答え方について解説するため、ぜひ参考にして面接を成功させましょう。
面接時に悩む言葉遣いは敬語だけではありません。
普段の口癖や語尾の言い回しにより与える印象は異なります。
面接のマナーとして大事な言葉の使い方や話し方で、間違えやすい内容を紹介します。
普段話すときの一人称は、女性なら「わたし」や「自分」、男性なら「俺」や「僕」と言っているかもしれません。
しかし、面接で一人称を使うときは「わたくし」を使うと仕事の場面では適切と言えます。
普段話すときの一人称で話さないように気を付けましょう。
普段の口癖で「えー」「あのー」「えーと」といった言葉を使ってしまう人は、話の内容が聞き取りづらく、面接官に与える印象も悪くなります。
話が聞き取りづらいだけでなく、発言内容に自信が無いと捉えられてしまいます。
このためにも、普段から口癖が出ないように心がけましょう。
また、語尾を伸ばして会話すると、気持ちが込められていない軽くて幼稚な印象を与えてしまいます。
語尾を伸ばして会話する癖のある人は、語尾を伸ばさないように気を付けましょう。
普段から、です・ます調の敬語を使うことに慣れている人は問題ないでしょう。
しかし、です・ます調に慣れていない人が面接でいきなり丁寧語を話そうとしてもうまくいきません。
普段、丁寧語で話すことに慣れない人は、敬語に自信がなくても語尾は「です。」「ます。」を付けて会話することを心がけましょう。
緊張すると早口で話してしまう人は多いのではないでしょうか。
面接時は普段よりもゆっくりと少し大きな声で話すように心がけましょう。
ゆっくりと大きな声で話すことで、自信がある印象を与えられ、相手が言葉を聞き逃すことがないため安心です。
面接を受ける際、企業のことを何と言えば良いか迷う人もいるかもしれません。
面接を受ける企業のことを話す際は、口頭で伝えるのは「御社」、書類に記載するのは「貴社」と書きます。
履歴書に添える文章は貴社と書いて、面接で答える際は御社というのが正当です。
社会人で仕事をする上で、必要な知識なので覚えておきましょう。
面接では抽象的な表現をすると良い印象を持たれません。
「こういうところ」、「こちら」、「あちら」といった抽象的な表現は避けて、具体的な表現で受け答えしましょう。
普段自分が使っている言葉は正しいと思い込んでいると、面接で失敗に終わるでしょう。
普段、口癖になっている言葉で間違っている言葉がないのか見直しましょう。
ここまでは面接時に悩む言葉の使い方や話し方について紹介してきました。
ここでは、面接の際に言葉遣いで気を付けるべきポイントを紹介します。
相槌をうつ際に「なるほど」や「たしかに」などを使う人は多いですが、この言葉は面接時に使うのは間違っています。
それぞれ相手が言ったことを評価した上で同意している言葉なため、自分が評価される立場のときに使うのは間違いです。
社会人でも間違える言葉遣いに「大丈夫」という言葉があります。
この言葉は肯定と否定どちらでも受け取れる言葉のため、別の言葉に言い換えましょう。
お断りする際は、「いいえ」、「結構です」といった形で答えると断りの意思が伝わります。
間違った敬語の代表でよく使われるのが、「よろしかったでしょうか」という間違った敬語です。
面接の日程を確認する際、すべて現在から未来の日程に対し質問しているため、過去形を使うのは間違いです。
正しい言葉遣いは、「よろしいでしょうか」になるため間違えないようにしましょう。
よくある間違いの表現で、「〜になります」という言葉があります。
面接だと「履歴書になります」と間違った言葉遣いをする人も多いことでしょう。
最寄り駅などを説明する際は正しい表現です。
しかし、変化しないものに対して「〜になります」と使うのは間違った表現なので使用方法には気を付けましょう。
間違って使ってしまう言葉遣いには二重敬語もあります。
よく間違えて使われる二重敬語で、「させていただいております」という言葉を良く見るのではないでしょうか。
「させていただくという」言葉は相手に許可されて行った結果、恩恵を受けたり相手に良い影響を与えたりする場合に使います。
相手の許可を得る場面ではないときに使うのは間違っています。
他に間違えやすい二重敬語には、「拝見いたしました」という言葉遣いもあるため気を付けましょう。
謝罪するときに「ごめんなさい」や「すみません」という言葉を使う人は、面接時に使わないように注意しましょう。
「ごめんなさい」も「すみません」も相手が対等である際に使う言葉のため、面接時にはふさわしくありません。
謝罪する場合は、「申し訳ございません」という言葉が正しい表現です。
間違った言葉遣いをしていると面接官から社会人になるのに正しい言葉も使えないと思われ後悔することになります。
今のうちに正しい言葉使いを使えるようにしましょう。
上述している通り、敬語の使い方は難しくて二重敬語になり誤った使い方をするケースが多いです。
ここからは面接時に気を付けるべき敬語の使い方を紹介します。
敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つの種類があります。
この3種類の区別を付けることが大事です。
尊敬語は相手や相手に対する行為、持ち物や物事について敬い、相手を立てるときに使います。
謙譲語は尊敬語とは違い、自分に関する状態や物事を低めてへり下るときに使う表現です。
丁寧語は言葉遣いを丁寧にするときに使います。
例えば、言葉のはじめに「お」、「ご」を付けることや、語尾を「です・ます」にすることを指します。
尊敬語、謙譲語、丁寧語について簡単に解説してきました。
面接で使う言葉遣いの中で誤って使用してしまいがちな言葉を、いくつか紹介するため面接時の参考にしてみましょう。
尊敬語だと「ご存じ」、謙譲語だと「存じ上げる」、丁寧語だと「知ります」と変化します。
言い回しは他にも多数ありますが、面接で使用する時は、「おっしゃるように」と使いましょう。
尊敬語だと「いらっしゃる」、謙譲語だと「うかがう」、丁寧語だと「行きます」と変化します。
目上の人に対して行くという言葉を使うときは、「いらっしゃる」や「おいでになる」という言葉遣いが敬語としてスマートなため、面接で使えるようにしておきましょう。
尊敬語だと「いらっしゃる」、謙譲語だと「参る」、丁寧語だと「来ます」と変化します。
相手を敬い尊敬語で「行く」と表現するときは、「いらっしゃる」を使います。
行くときは「いらっしゃる」、来るときは「おいでになる」と覚えておくとよいでしょう。
尊敬語だと「おっしゃる」、謙譲語だと「申し上げる」、丁寧語だと「言います」と変化します。
面接官に同意するときは尊敬語を使用して「おっしゃるとおりです」と使いましょう。
自分が面接で回答するときは、「先ほど申し上げたように」と謙譲語を使いましょう。
尊敬語だと「お聞きくださる」、謙譲語だと「うかがう」、丁寧語だと「聞きます」と変化します。
面接で回答するときは謙譲語を使い、「お話を伺った際に」と使用します。
面接で受け答えをするとき敬語の使い方を間違えると、印象も悪くなり恥をかくことになるでしょう。
そうならないためにもしっかりと、間違えてしまいそうな言葉をチェックしましょう。
今回は、普段使っている口癖で注意すべきポイントを紹介してきました。
面接を成功させるためには、正しい言葉遣いで話すことが大事です。
正しいと思って使っていたけれど、間違っていたという言葉もあるのではないでしょうか。
敬語は普段、あまり使わないと面接のときにぱっと出てこなくて焦ることもあるでしょう。
普段から敬語で話す練習をして面接に臨みましょう。
面接の際に正しい敬語で話せるか不安に思っている人はヒトテクノロジーに相談してみましょう。
ヒトテクノロジーは、面接などのレクチャーにも対応可能です。
また、面接以外にも自己PRやガクチカなど添削してもらいたいというときにもぜひ活用ください。
就活の悩みなども気軽に相談に乗ることができるためぜひ相談してみましょう。