すぐ見つかる!就活の軸の決め方と回答ポイント【一覧例あり】

就活準備, インターンシップ, 企業研究
2021.11.12
1062

投稿したユーザー : agentgate

就活の軸は企業を選ぶ基準であり、企業を比較する際に必要となる他、面接などでも聞かれることがあります。

今後就活を進める上で重要となる就活の軸ですが、具体例を知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は就活の軸とその決め方を中心にまとめていきます。

就活の軸が決まらずに悩んでいる方の参考になる情報が多くあるので、役立ててみると良いでしょう。

就活 軸

面接で就活の軸を聞かれる!?

就職活動を始めた際、馴染みのない用語の1つが就活の軸だという方も多いかもしれません。

就活の軸とは、企業や職種を選ぶために自分が重視している基準のことを指します。

「自分がどうなりたいか」「どういう働き方がしたいのか」などを言語化し、基準を決めることで、企業と自分がマッチしているかを判断することができます。

また、面接などで企業側からも就活の軸を聞かれることがあります。

数多くの企業と出会う学生にとって、自分と合う企業を見失わないためにも就活の軸を決めておくことが大切です。

就活の軸を聞かれる理由

実は選考の中で就活の軸を問う企業は多く、準備しておくことで面接対策にも繋がります。

しかし、自分の判断基準であるはずの就活の軸が、なぜ面接でも聞かれるのか疑問に思う方もいることでしょう。

面接官が就活の軸を聞く理由は、「企業と学生のミスマッチを減らすため」です。

就活の軸には就活生の価値観や考え方などが反映されているため、これらを踏まえて自社と相性が良いかを見極めています。

就活の軸は企業選びの要であり、疎かにすると今後の就活全てが台無しになります。

就活の軸が一貫性のないものであったら、無いものと同じであり、質問を深堀された際に回答できないということも起こります。

どこからか引用してきたような、急ごしらえのものでは通用しないので、しっかりと準備する必要があります。

「就活 いつから」についてもっと詳しい記事はこちら

業種別の就活の軸[例一覧]

就活の軸は、なぜ企業を選ぶのか、業界を選ぶのかという質問の根底にあるものです。

就活の軸は様々な決め方がありますが、業種によって多少の傾向が見られるので、確認してみましょう。

業種別に見る就活の軸の具体例

就活の軸は自分で決める必要がありますが、上手く言語化できないという方もいるでしょう。

業種別の就活の軸の具体例を羅列するので役立ててみましょう。

IT業界

  • 最新の技術に携わりたい
  • 情報を常にキャッチアップしていきたい
  • 人々の生活を豊かにしていきたい
  • メーカー

  • 笑顔を引き出すものづくりをしたい
  • 魅力的な商品をマッチアップしたい
  • 日本の製品を海外に広めたい
  • 不動産

  • 人の心を動かす空間づくりをしたい
  • 生活の基盤を整え地域貢献したい
  • 人々に安寧を与えられる仕事に就きたい
  • 商社

  • 同じ志を目指す人とチームで目標を達成したい
  • 新事業や仕組みを生み出し活用する仕事がしたい
  • 途上国に関係するビジネスに携わりたい
  • 金融業界

  • 相手の要望を理解し課題解決をしていきたい
  • 個人としての成果が重視される場で力を発揮したい
  • 幅広い業界と関わり日本企業の価値を高めたい
  • 人材・コンサル業界

  • 相手の仕事や仕事選びをサポートしたい
  • 対話を通して顧客のニーズを汲み取る仕事をしたい
  • 自分の提案を商品化し価値提供をしたい
  • サービス業界

  • お客様と相対して笑顔にしたい
  • 「ありがとう」を直接受け取れる場所で働きたい
  • 接客を通じて心地よい場所を提供したい
  • 広告業界

  • 多くの人に商品の魅力を届けたい
  • 商品の価値向上に携わりたい
  • 唯一無二のコンテンツづくりに関わりたい
  • 自分のアイデア力で勝負していきたい
  • 自分の経験や将来設計を元にした、自分だけの就活の軸でなければ意味がありません。

    就活の軸の例を真似するだけの方は、自分の芯がなく底が浅い人物だとみなされます

    たかが就活の軸だと馬鹿にせず、自分や企業と向き合うことが大切です。

    就活の軸の決め方

    実際に就活の軸を決めるには、どうしたら良いか迷っている方も多いと思います。

    就活の軸の決め方を紹介していきますので、参考にすると良いでしょう。

    自己分析をして自分に向いてる仕事を探す

    就活においては、自己理解をしておかなければ自分の向いている仕事を探すことはできません。

    過去の経験を通して、自分の価値観や好きなもの、得意なことなどをしっかりと整理しておきます。

    そして、自己分析を元に将来何をしていたいか、企業で成し遂げたいことは何かなど、未来軸の事柄について考えてみましょう。

    詳しい自己分析ができたら、自分に合う企業を探す作業に移っていきます。

    「就活 自己 分析」についてもっと詳しい記事はこちら

    就職したい企業に自分の要望を挙げていく

    企業の数は400万社以上あり、その中から就職先を決めるとなると自分が思い描く業界や職種で募集している企業は多くあり、自己分析で過去を振り返るだけでは、就活の軸を決めきれません。

    以下のような、企業に求める条件を挙げていき、それができるだけマッチする企業を探すようにしましょう。

    また、全部を満たす企業はなかなか無いので、自分の中で優先順位をつけておくことも大切です。

    会社の規模や事業形態

    大企業・中小企業・ベンチャー企業と、会社の規模によって給料や福利厚生など、様々なものが異なります

    また、B to C や B to B など、事業形態によっても企業の特徴は変化します。

    もちろん全ての企業に当てはまるわけではありませんが、ある程度の傾向はありますので、抑えておくと良いでしょう。

    職場環境や働き方

    風通しの良さやオフィスの位置など、職場環境や働き方を重視したいという方も多いです。

    雰囲気などは分かりにくい部分もありますが、インターンシップや先輩面談、OB訪問などで感じ取れることもあります。

    給料面

    仕事を行う上で、給料面を気にする人は多いのではないでしょうか。

    月給やボーナス、平均年収などを調べ、自分自身が納得いくかどうかを検討してみましょう。

    特にこだわりのない方でも、生活費など諸々の費用が必要となりますので、最低限いくら欲しいかは決めておくのがおすすめです。

    福利厚生や制度

    単純な給料だけではなく、福利厚生や研修制度を実施している企業に、高い魅力を感じる方もいるのではないでしょうか。

    独自の福利厚生や評価制度なども確認し、自分の要望を達成できるか考えてみましょう。

    残業時間や休暇について

    ワーク・ライフ・バランスを重視したい方にとっては、残業時間や有給休暇取得率などは、気になるポイントかもしれません。

    また、離職率や勤続年数を調べることでも、会社の居心地などを間接的に知ることができます。

    アルバイト経験から決める

    就活生の中には、アルバイトの経験がある方も多いことでしょう。

    アルバイトは社会勉強の一つであり、仕事をする中で就職に繋がる大切な学びが得られることもあります。

    例えば、「接客が好きだった」、「売り上げ目標を到達した時の達成感が忘れられない」など、アルバイトでの経験を振り返ってみましょう。

    働く際に大切にしていることや成功体験などがあれば、それはご自身の将来に通じるものになるはずです。

    自分には就活の軸が不要だと考えている人ほど、蔑ろにして後悔する事態に繋がります。

    浅はかな考えは採用担当者に見抜かれるため、曖昧な就活の軸ではなく、細かな部分まで考え抜きましょう

    就活の軸は企業選びの要なので、適当にしている方は自分に返ってくることを覚悟しましょう。

    就活の軸を回答する時のポイント!

    企業は選考を通して、率直に就活の軸を質問してくることがあります。

    その際に、どうすれば好印象を与えられるのか、ポイントを説明していきます。

    ESや面接で就活の軸を答える時のポイント!

    就活の軸を回答する時は、端的に答えるだけでは不十分です。

    構成の例としては、「就活の軸」「自身のエピソード(根拠)」「仕事で達成したいこと」の順番になります。

    結論(就活の軸)は最初に述べる

    就活の軸に限らず就活で質問に回答する際には、簡潔に結論から話す必要があります。

    結論から述べることで内容が伝わりやすくなり、論理的に文章を作れる人物だと思われます。

    自身のエピソードで結論を補足する

    結論である就活の軸を述べたら、その後に根拠となるエピソードを説明し、なぜこれが就活の軸なのかを補足していきます。

    過去に経験したエピソードを元に、自分の価値観や考え方を説明していきましょう。

    就活の軸を踏まえて入社してからどうしたいのかを伝える

    最後に就活の軸を踏まえて、仕事を通して達成したいことや、どのように働きたいのか、入社後の話をしていきましょう。

    就活の軸と企業を選んだ理由が繋がっている必要があるので、「その企業でないと駄目な理由」を加えるようにしましょう。

    どんなに内容が良くても伝え方一つ間違えるだけで、全てが総崩れになります。

    厳しい言い方になりますが、伝え方が悪いと「こんなこともできない人物」だと判断されるでしょう。

    文章の構成から戦略立ててアピールしなければ、他の就活生より優位に立つことなどできません。

    就活の軸を決めるにはプロに相談してみる

    就活の軸が決められないという方は自己分析がうまくできていないかもしれません。

    的確な自己分析をして就活の軸を決めたいという方は、当社のキャリアコンサルタントに相談してみると良いでしょう。

    当社は新卒採用で日本一の実績を誇る新卒採用プロデュースの会社です。

    就活に関する悩みや、自分の志望する企業について様々なアドバイスが受けられますのでぜひ、活用してみてください。

    まとめ

    今回は就活の軸について様々な情報を伝えてきました。

    就活の軸は企業選びに必要であることに加え、面接でも聞かれることになる重要なものです。

    自己分析や企業研究を通して、自分の就活の軸を決めていきましょう。

    就活の中で軸を答える必要がある際には、結論である就活の軸を伝えエピソードを加えた後で、入社後の未来軸の話をして説得力を上げる必要があります。

    記事の中では業界別の就活の軸を一覧でご紹介していますので、考える際の参考にしてみましょう。

    この記事を友達におしえる!

    タイトルとURLをコピーする