好印象を与える!就活生の証明写真の撮り方と気をつけるべきポイント

就活準備, エントリーシート, 面接対策
2021.11.12
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投稿したユーザー : agentgate

あなたは証明写真を用意するとき、「スピード写真でちゃちゃっと済ませよう」「スーツを着て真面目な顔して撮れば良いだろう」と考えていませんか?

履歴書の内容や書き方は、マナーに気をつけたり、ルールに従ったりしてしっかり書く人が多いのですが、履歴書に貼る証明写真についてはあまり深く考えない人も多いようです。

しかし、証明写真は就活において非常に重要な役割があります。

今回は、証明写真が大切な理由と、きれいに写るコツを詳しく解説します。

業界別の証明写真のポイントにも触れているので、知らずに手を抜くことで就活がうまくいかなかった・・・なんてことにならないように、しっかり内容を押さえてください。
就活 証明写真

証明写真は重要?

第一印象が決まる!

就活で提出する履歴書に貼る証明写真は、企業への応募書類の中で、唯一採用担当者にあなたのビジュアルや雰囲気を伝えられる宣材です。

履歴書の証明写真であなたの第一印象が決まるといっても過言ではありません。

証明写真は、書類選考での重要な判断材料になることはもちろん、この写真の印象が最終的な合否にもつながる可能性のある、とても大事なポイントです。

社会人としての常識があることを伝える

履歴書の証明写真は、あなたのビジュアルや雰囲気を伝えるだけではありません。

証明写真を貼るとき、

  • 適切なサイズか
  • 期限は守られているか
  • 適切な服装か
  • といった視点に立っていますか?こういったことが守られているかどうかで、採用担当者は、あなたが社会人として常識がありルールを守れる人なのか判断します。

    このように証明写真1枚から就活生の戦いは始まっています。

    たかが写真1枚と軽く考えていると、全く書類選考が通らない、なんてことになりかねません。

    気を抜かずに、履歴書に貼る証明写真をきれいに撮るポイントと、守るべきルールをしっかり押さえましょう。

    キレイに写る撮り方ポイント!

    ポイント1 目線

    目線は、あごを引いてまっすぐ前を向きます。

    ポイントは、カメラの方向にしっかりと視線を合わせることです。

    レンズの真ん中を見つめるようにして撮影すると、証明写真を見る第三者に視線を送っているような写真に仕上げることができます。

    スピード写真を使う場合は、視線が真っ直ぐになるよう、椅子の高さやカメラの位置を調整してから撮影に臨むようにしてください。

    視線をレンズに合わせたら、瞬きをしないことも大切です。

    シャッターを切る瞬間は一瞬です。

    レンズを見つめ、瞬きしないように気持ちを引き締めましょう。

    ポイント2 姿勢

    写真を撮るときは、正しい姿勢で写るようにしましょう。

    通常、証明写真で写るのは、胸より上の部分ですが、きれいに写るためには、体全体の姿勢に気を遣ってください。

    ポイントは、横から見て耳と肩の位置がまっすぐ揃うように背筋を伸ばすことです。

    そして座ったときにお尻をぐっと後ろに引いて、下腹とお尻を引き締めるよう意識します。

    体が不自然に反り返ることなく、良い姿勢をキープできます。

    次に、手のひらを太ももの上で組むようにします。

    肘が後ろに下がり、腕周りをすっきり見せることができます。

    ポイント3 表情

    証明写真で、表情が見る人に与える印象は絶大です。

    緊張して無表情やむすっとした顔になってしまった・・・ということがないよう、表情の作り方も押さえておきましょう。

  • 普段よりも、少し意識してまぶたを持ち上げましょう

    力を入れすぎると怖い印象になってしまいます。

    まぶたを持ち上げることでしっかり自分の意志を持っている印象を与えることができます。

  • 表情は口角の上下で変わります。

    歯が見えない程度に意識して口角を上げてみてください。

    女性は少し微笑むイメージで、男性は少し力を入れキリっとさせても良いでしょう。

    いきなりカメラを向けられても、上述したポイントを押さえながら自然な表情をつくるのは難しいかもしれません。

    日頃から鏡で練習するのがおすすめです。

    自分の納得できる表情をつくれるようになれば、証明写真の表情の印象も大きく変わります。

    ポイント4 髪型

    髪の乱れや寝ぐせがあると、証明写真での印象が悪くなるだけでなく、社会人としても常識がないと思われてしまいます。

    清潔な髪型は、身だしなみの基本です。

    あなたの好みは関係ありません。

    奇抜な髪型は避け、髪の色は地毛の色に近い自然な色だと好感をもたれやすいでしょう。

    男性

    証明写真を撮るときは、長髪は避けましょう。

    全体に短くすっきりさせ、前髪は眉毛が見えるくらいの長さで、もみあげも短めにします。

    爽やかな印象になるよう心がけてみましょう。

    女性

    顔の横に髪があると、顔に影ができてしまいます。

    耳を出して顔まわりをすっきりさせましょう。

    ロングヘアの人は後ろで一つに束ねます。

    ミディアムヘアやショートヘアの人は、髪を耳にかけるなどしましょう。

    女性は、おでこや眉毛を出すと目の表情が伝わりやすくなります。

    前髪が長い人は左右どちらかに流す、短めの人はおでこが見えるようにバランスを見ながら分けて整えましょう。

    「就活 髪型」についてもっと詳しい記事はこちら

    撮影する時の注意点

    就活用の証明写真は写真館やスタジオで撮る!

    証明写真を撮るなら、写真館での撮影が断然おすすめです。

    なぜなら、写真館ではプロのカメラマンが、あなたが最もきれいに写るように工夫を凝らしながら撮影してくれるからです。

    写真機やスピード写真では、光の加減などの微調整ができないので、全体的に暗くなりがちです。

    また、身だしなみの乱れがあっても写真を撮るまで気づかなかったり、取り直し回数が限られていたりして、「最良の1枚」を撮ることは難しいです。

    写真館なら、プロのカメラマンが経験と知識を活かして、写真を見る人に「より好印象を与える写真」を撮ってくれるでしょう。

    また、多くの人の写真を撮ってきたプロのカメラマンなら、自分では気づかない服装や髪の乱れ、美しく見える姿勢の作り方や表情のコツなどのアドバイスももらえます。

    あなたの人生を左右する就職活動で使う写真です。

    「スピード写真の方が楽だから」安易な考えは捨ててください。

    プロの力を使って最良の1枚を用意しましょう。

    撮影してから3ヶ月以内のものを使う

    履歴書に貼る証明写真の使用期限は、撮影してから概ね3カ月~6カ月以内とされています。

    これは、「写真を撮って半年以内なら、写真の人物と実物の見た目が大きく変わることはないだろう」という考えに立っています。

    もしかしたら、「本人の見た目が変わっていないなら、3カ月以上経った証明写真でもいいのではないか?」と思うかもしれませんが、その考えは甘いです。

    就活するのはあなただけではありません。

    採用担当者の元には、全国から多くの就活生の履歴書が届きます

    その中で、一定の期間が過ぎた写真を使ったら、他の就活生の写真と比べたときに、実物とギャップがあったり、写真の古さが目立ったりするかもしれません。

    自分では「見た目は変わっていない」と思っても、他の人から見るとそうではないことはよくあります。

    採用担当者に、「他の就活生の写真と比べて古さを感じる」「面接で見る本人と写真の雰囲気が違う」と思われたら、内定は勝ち取れません。

    就活でこのようなリスクを避けるためにも、3カ月以内に撮った証明写真を使うことが無難と言えるでしょう。

    証明写真は現像したものと撮影データを受け取る

    「就活でたくさんの企業に履歴書を送ったら、手持ちの証明写真がなくなってしまった」
    そういった状況に備えて、証明写真を撮ったら現像してもらった写真と併せて、データも必ずもらいましょう

    データがあれば、写真が足りなくなってしまったときも焼き増ししてもらえます。

    焼き増しは、写真を撮ってもらった写真館にお願いするのがベストです。

    「データがあれば、コンビニや自宅で焼き増しできるのでは?」と思うかもしれません。

    しかし、コンビニや自宅で焼き増しすると、プリントした際に色が不自然だったり、写真をカットするときに見栄えが悪くなったりするのでおすすめできません。

    写真館での焼き増しは、焼き増しできる期限が設けられていることもあります。

    いつまで焼き増しができるか確認しておきましょう。

    証明写真の裏面には名前・大学名を記載する

    証明写真を履歴書に貼る際には、写真の裏面に必ず自分の名前と大学名を書きます。

    これは、万が一写真が履歴書から剥がれてしまっても、写真の裏に名前と大学名を書いておけば誰の写真か分かるからです。

    写真の裏面に何も書かず履歴書に貼って提出し、万が一写真が剥がれてしまったら、「写真が貼られていない履歴書」として規定に合わず書類選考で不合格になってしまう可能性もあります。

    最近では、シールタイプの証明写真もありますが、シールタイプなら履歴書から剥がれる心配がなく、そもそも粘着面に字を書くのが難しいので、省略しても大丈夫です。

    業界別!証明写真のポイントと注意点

    最近の就活用の証明写真では、全て同じ写真を使うよりも、業界別に印象を変えて撮った写真が求められます。

    志望する業界に求められる雰囲気や見た目の印象を押さえ、採用担当者に「この人は自社に合いそうだ」と思ってもらえる写真を用意しましょう。

    ここでは、業界別に証明写真のポイントと注意点を紹介します。

    金融・商社志望なら真面目で誠実さをアピール

    毎年多くの応募がある金融、商社系。

    金融は銀行や証券会社が当てはまり、これらの業界は「信用・信頼」が第一の世界です。

    このため、証明写真では「信用・信頼」感がでることを意識して写真を撮りましょう。

    ポイントは

  • 真面目
  • 素直で誠実
  • な印象を与えられることです。

    女性なら、髪は後ろで束ね、顔まわりをすっきりさせましょう。

    服装も、スーツの下に着るシャツは、襟が出ないタイプで控えめな印象を与えるものがおすすめです。

    男性なら髪は短く、前髪はきっちり分け目を作って爽やかな好青年をイメージさせると良いでしょう。

    スーツは黒無地で、ネクタイも青や紺など落ち着いた色にしましょう。

    マスコミ・コンサル・広告業界なら「好印象重視」

    コンサルタントや広告業界への就職を希望しているなら、証明写真を撮るときは「好印象を持たれる」ことを意識しましょう。

    これらの業界は、対法人ビジネスです。

    専門家として相手企業から信頼されることと、社交性と親しみやすさを感じさせるようなバランスが大切です。

    女性なら、髪型は後ろの低い位置で一つに束ねるか、ハーフアップで顔まわりをすっきりさせましょう。

    メイクは責任感や意思の強さを感じさせるよう目力を意識させます。

    マスカラやアイラインで目力を強調し、その分リップメイクは控えめにするのがおすすめです。

    男性は、前髪を短くしておでこを出すと大人っぽく見せることができます。

    目を見開いて口角を上げ、歯を見せない笑顔が正解です。

    観光・ホテル業界なら明るく健康的なイメージで

    観光業界、ホテル業界のお仕事は、常にお客様と接するため、明るさや親しみやすさが大切になります。

    また、体力勝負の仕事でもあるので、健康的なイメージを与えられるよう意識しましょう。

    堅すぎず柔らかすぎないバランスの見た目を意識してみましょう。

    髪型は表情が見えるよう顔まわりを隠さないヘアスタイルがおすすめです。

    さらに、清潔感と健康的なイメージが大切なので、整髪剤などで髪にツヤを出すなど、髪そのものの印象にも気を使えるとベターです。

    女性ならメイクは、健康的なイメージを与えられるよう、血色を意識しましょう。

    チークやリップカラーはオレンジ系がおすすめです。

    男女ともに、スキンケアにも気を遣いましょう。

    ニキビや肌荒れがあると肌がくすんで見えたり、清潔感のない印象を与えてしまったりする可能性があります。

    「就活 履歴書」についてもっと詳しい記事はこちら

    就活相談はぜひ「お宝会社探し」

    就活は人生に一度キリです。

    証明写真をはじめ、就活生にとってははじめての経験となることがきっとたくさんあるでしょう。

    そういった際は、経験ある人に頼ることが非常に大切です。

    例えば、当社では、就活生の方の企業選びをお手伝いしています。

    世の中に企業は星の数ほどあります。

    その中で、就活生の方が自分に合った企業を見つけるのはなかなか難しいです。

    実際に、新卒で入社し3年以内に3人に1人は退職や転職をしていると言います。

    自分にベストマッチした会社を見つけるためには、経験ある人に頼ることこそが重要です。

    就活に少しでも不安がある方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

    当社のお宝ハンターが企業探しを手伝います。

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